知人の20代女性の車や持ち物にGPS機器取り付けて無断で位置情報取得 容疑で岡山南署、改正ストーカー規制法で県内初逮捕

知人女性の車に衛星利用測位システム(GPS)機器を無断で取り付けて位置情報を取得するなどしたとして、岡山南署は30日、ストーカー規制法違反の疑いで、岡山市北区、自称会社員 内田忠彦容疑者(35)を逮捕した。

同署によると、相手の承諾なく車や持ち物にGPS機器を取り付けることなどを禁じた改正ストーカー規制法施行(昨年8月)以降、県内での摘発は初めてという。

逮捕容疑は2月22日~4月18日の間、知人の20代女性=県南部=の車に無断で取り付けたGPS機器で、3回にわたって位置情報を取得したほか、同18日午後0時半ごろ、女性の職場に押し掛けた疑い。「職場に押し掛けたが位置情報は取得していない」と容疑を一部否認している。

同署によると、女性から相談を受け、車に取り付けられたGPS機器を発見。名義などから容疑者を割り出した。