れいわ離党前議員が痛烈批判 山本太郎代表、大石晃子共同代表に「物申す」「選挙の大敗の責任を」

れいわ新選組を離党した多ケ谷亮前衆院議員(57)が17日、X(旧ツイッターを更新。「『山本太郎氏』と『大石あきこ氏』に物申す」「先ず貴方や山本太郎がやるべきことは選挙の大敗の責任を取る事」として、山本太郎代表(51)と大石晃子共同代表(48)に衆院選で大敗した責任をとるよう求めた。
れいわは16日、衆院選を受け、奥田芙美代参院議員(48)が共同代表に就く新体制を発表。唯一の衆院議員となる山本譲司氏(63)が幹事長に。健康問題で参院議員を辞職した山本氏は代表に、衆院選で落選した大石氏は共同代表にとどまった。
多ケ谷氏は、大石氏が憲法審査会に復帰する国民民主党の玉木雄一郎代表(56)に“宣戦布告”したことに「大石さん…橋下徹さんに絡んで名声をあげた事に味を占めて、玉木さんに絡み名声をあげようとするのはおやめになられては?私の経営コンサルの経験から経営者やリーダーにアドバイスしてきた事は、『人は成功体験を失敗するまでやり続ける。変える勇気を持ちなさい』です」と苦言を呈した。
さらに「2022年の参院選後の全ての秘書も入った全体会議で私が申し上げた2点は、①組織化の重要性②ガバナンス強化 を必要ないと切って捨てた事が今の結果です。組織を38年間作ってきた私の意見を貴方も山本太郎も無視しましたね?」と追及した。
多ケ谷氏は「それは良いとしても全ては山本太郎に権力(人モノ金)の全てを集中させ、独裁的に党運営をしてきた事は全ての議員や秘書、職員、一部のボラさん達は周知の事実。貴方や奧田さんには党から100万以上の歳費が流れ込み、他の議員には半分程度か以下。党の規定や規約に則らず全て密室で決めて気分次第で差配。不公平不透明極まり無い党運営でした。とにかくお金大好き(献金命)な印象しかありません。政治は金儲けではありません。支援者を騙すのはやめて下さい」と猛批判した。
1月に超党派議員団の一員としてイスラエルを訪問したことが問題視され、衆院選で非公認となった多ケ谷氏は「公認を出さないという除名に等しい決定がされたと認識しています」として離党届を提出し、受理された。衆院選は中道改革連合から千葉11区で立候補するも敗北。比例復活もならず、落選した。
多ケ谷氏は「また、イスラエルの件では貴方は昨夜の全体会議で私を大嘘つき呼ばわりをしたと伺っていますが、真実は一つです。いずれ全てが明らかになるでしょう。最後に、あなた方から部品のように切り捨てられた職員や候補者が多数私に救いを求めて来ています。皆さん苦しんでいますよ。身近な人達を救えない組織に民は救えない。あなた方こそ茶番そのものです。『生きててくれよ!死にたくなる社会を変えよう』は何ですか?言行不一致は安定のれいわ仕草ですね」と斬り捨てた。
奥田氏は自身のXで、多ケ谷氏のポストを引用し「事実無根のデマを垂れ流しするのはお辞めください」などと反応。大石氏は、多ケ谷氏の投稿には触れなかったが「私は無給でやりますよ。事実でないことを言い連ねるのはいいかげんにしてほしい」とつづった。
(よろず~ニュース編集部)

「中道は明らかな失策」の声止まぬ、新代表就任もイメチェンできず“支持者の半数が70歳以上”

2月8日投開票の衆院選で、惨敗を喫した中道改革連合。責任を取る形で野田佳彦・斉藤鉄夫両共同代表が辞任し、13日には小川淳也氏が新たな代表となることになった。
産経新聞とFNNの合同世論調査では、新たなスタートを切った中道改革連合の支持率は前回調査から0.8ポイント増の7.6%。野党の中では最も支持率を集める結果となった。
「しかし、中道を支持すると答えた人の内訳を見てみると52.5%が70歳以上です。続いて50代が20.8%、60代が11.8%。10代から40代では、それぞれ一桁代です。高齢者からの支持は厚いものの、若年層や現役世代からはあまり支持されていないことがわかりますね。
さらに興味深いのは、13日に小川新代表が誕生したことで“党へのイメージが変わったか”という質問に、約8割の人が“変わらない”と答えたということ。新体制早々、厳しい現実を突きつけられましたね」(政治評論家)
野田佳彦前代表は同党の惨敗について、自身の公式サイトで《(解散は)不意を突かれました》《ガチンコ勝負で負けたという実感はありません》《高市総理への期待感だけの「推し活」のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまったように思います》などと投稿。
さらに《中道のかたまりを作るという方向性は決して間違っていなかった》と自身の判断が正しかったことを強調し、巨大与党に立ち向かう意気込みを綴った。
これに対して、日本保守党の北村晴男参議院議員はXで《他者のせいで負けたと考える者は、永久に勝てない》とバッサリ。また、厳しい風当たりは中道内部からも…。
「中道は明らかな失策」
「立憲民主党から中道へ合流し、衆院選で落選した福田昭夫氏と藤岡隆雄氏が離党を表明しました。福田氏は新党結成時に十分な議論がなかった点や、比例で公明候補が優遇された点を離党の理由に挙げています。他にも、藤原規真氏はXで元立憲の上層部を痛烈に批判。安住淳氏や馬淵澄夫氏がその槍玉に上がっていました。
さらに新代表の小川氏が憲法改正について“自衛隊の明記はあり得る”と発言したことにも、《9条改憲を党として容認するなら、私はおいとませざるを得ない》と真っ向から反対しています」(前出・政治評論家)
民衆の支持も、党内部の統制も前途多難な中道改革連合。ネット上でも、
《中道は明らかな失策でしょ。結束力がなさすぎる》
《高齢者からの支持だけを頼りにしてたら衰退の一方。いい加減現実を受け止めた方がいい》
《惨敗した現実と向き合わないと党の再生は無理だね》
《選挙で負ける度に“今度こそ変わらないと”と言いながら何も変わらなかったツケが回ってきたんだよ》
といった声が多く見られる。
国際弁護士の清原博氏は13日、『ゴゴスマ~GOGO!smile~』(TBS系)で「20代からの支持がほとんどないという現状を変えないといけない」「立憲側の論破スタイル、これが若者にウケない」と分析しているが、果たして新体制の中道はこれまでのスタイルを変えていけるのか。これからが正念場だ。

《なぜ高市早苗首相はここまで支持されたのか》背景にある「リベラルの自滅」と“おじさん首相”とは異なる期待感 “動画大量投下”による人気継続には懐疑的な声も

「日本列島を強く、豊かに。重い、重い、責任の始まりです」──こう選挙戦のキャッチフレーズを繰り返し、国民からの負託に責任感をにじませた高市早苗首相(64才)。いま彼女の心の内を占めるのは、安心か、それとも孤独か。歴史的な勝利の背景と待ち受ける展望を追った。【前後編の前編】
「党一丸となって、歯を食いしばって、国民の皆様とのお約束を実現していく。私はその先頭に立って、やり抜いてまいります。(中略)勝利の余韻に浸っている余裕は、私たちにはございません」
戦後最多の議席を獲得した激戦から一夜明けた2月9日、会見に臨んだ高市首相は、尊敬する故・サッチャー元英首相が好んだロイヤルブルーのジャケットに身を包み、そう言って表情を引き締めたのだった──。16日間の短期決戦は、自民党の歴史的圧勝で幕を閉じた。
「党内にも根回ししない唐突な解散劇には当初、『大義なき解散』という批判もありましたが、ふたを開けてみれば、連立を組む日本維新の会とあわせて352議席。自民党だけでも衆議院の3分の2を超える316議席と、結党以来最多の議席数を獲得しました。しかも、想定外の勝利で、得票数に対し比例名簿に掲載した候補者の数が足りず、議席を他党に譲り渡した上での数字というおまけ付きです。
これで高市首相の力は飛躍的に強くなります。開票時から一貫して表情を引き締めていますが、内心はホクホクで笑いが止まらないといったところでしょう」(全国紙政治部記者)
高市旋風の名にふさわしい大勝利。しかし、関係者も”この風”の要因を明確に言葉にできない現実があるようだ。
「高市さんの毅然とした雰囲気と、時にお茶目で人懐っこい人柄が、女性や若者の有権者の心をとらえたのは間違いない。彼女なら日本社会に漂う閉塞感を打破し、『何かをやってくれそう』という期待が膨らんだことは伝わってきます。
ただ、選挙戦を通じて、彼女が『何をやるのか』の議論が盛んに行われたとは言いがたい。中には途中から『高市さんを支えさせてください』とだけ訴えて、中身のない推し活ならぬ”サナ活”の流れに乗った当選者もいる」(自民党関係者)
高市首相への期待感が醸成され、圧倒的な支持につながった背景を識者たちはどう分析しているのか。元衆議院議員で弁護士の山尾志桜里氏は、出演した配信番組でこう語っている。
「熱狂なき旋風。消極的な選択も含めて高市さんや自民党に投票した有権者も多いのではないか。その裏にはリベラルの自滅もありました。加速度的に変化する時代の中で、必死に食らいついて変化していくという高市さんの執念が評価された一方で、中道(改革連合)はノスタルジーに走ったが、この違いは大きかった」

《なぜ中道は総選挙で大敗したのか》中北浩爾・中央大学法学部教授が分析 変貌する世界に対応することなく現状維持に走った結果ではないか

自民、参政、チームみらいが躍進した先の総選挙では、中道改革連合、れいわ、共産、社民が大敗し、いわゆるリベラル勢力が壊滅的な打撃を受けた。どうしてこのような結果となったのか。そして、日本のリベラルに未来はあるのか。中央大学法学部教授の中北浩爾氏が分析する。
* * * 中道改革連合の大敗には衝撃を受けた。立憲民主党の支持層が溶けたのではないかという分析があるが、振り返ればもっと以前からすでに溶けていたと見るべきだ。
政治家は運動家や理想主義者と異なり、現実のなかでいかにベターな選択ができるか探る存在だ。
議席が半減する――そんな予測もあるなか、野田佳彦氏と斉藤鉄夫氏は政治家としてリスクを取って1月の中道結成に踏み出したが、その基本政策に安保法制の合憲と原発の再稼働容認が含まれていた。立憲にとっては安保法制に反対して2015年に始めた野党共闘路線との完全な訣別だった。
保守中道を自任する野田氏なら当然のリアリティだが、野田体制下でも最後まで修正できずにきた政策をようやく変えた。
148人の衆議院議員のうち新党に合流しなかったのは2人。野党共闘に熱心だった議員も抵抗なく加わっており、立憲がすでに政党の活力を失っていたことを改めて痛感する出来事でもあった。
分水嶺はどこだったか。2017年の総選挙の際には、小池百合子・東京都知事の「排除」発言もあり、枝野幸男氏の下で結党した旧立憲民主党は野党共闘路線で固まった。19年の参院選では1人区の獲得議席10(非自民)を「勝った」と総括したが、すでに限界は見えていた。
国民民主党の一部と合流して新立憲民主党を結党した2020年にも有権者が安保法制を受け入れる現実から目を逸らし、草の根政党として組織に手を入れるわけでもなかった。
その間に世界は変貌した。2016年にはトランプ大統領が当選するなど自国第一主義の潮流が強まった。2022年にはウクライナ戦争を機にスウェーデンとフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟。伝統的な中立国でも共同防衛の枠組みに入る大きな変化で、安保法制の重要性は決定的になった。原発をめぐっても、AIの普及でデータセンター向け電力需要の急増が見えてきた。
だが、なまじ組織が大きい立憲はこうした現実の変化に合わせて足掻き、力ずくでも合意を取り付けて前進する貪欲さに欠けた。組織が崩れるのを恐れ、現状維持に汲々としていたのではないか。

知床沖・遊覧船沈没事故裁判 元海上保安官らが証言 「ハッチ閉まっていても危険度高かった」

知床沖の遊覧船沈没事故について運航会社社長・桂田精一被告の裁判が開かれ元海上保安官が、死亡した船長の技術や浅い経験では船のハッチが閉まっていても危険度が高かったと証言しました。
業務上過失致死の罪に問われている「知床遊覧船」の社長・桂田精一被告は2022年4月、業務上の注意義務を怠り、知床沖で遊覧船「KAZU Ⅰ」を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させたとされています。
きのう(2026年2月17日)証人として出廷した元海上保安官は遊覧船のハッチが閉じていれば自分なら9割帰港できたが死亡した船長の技術や経験であれば危険度が大きく上がると証言しました。
また、事故のあった日の午前に操業していた漁船の船長は風が強く波も高かったため「午前10時10分ごろにいつもより早く漁を終え全速力で港に戻った」と証言しました。
証人尋問はきょう(18日)も行われます。

線路内で「四つん這いのような状況」 JR小倉駅で転落か 70代男性死亡

17日夕方、JR小倉駅で70代の男性が列車にはねられ死亡しました。
この事故の影響でJR日豊線は小倉駅から新田原駅までの上り普通列車でおよそ30分にわたり運転を見合わせ、普通列車18本が運休。

特急列車にも遅れが出て、およそ3000人に影響が出ました。
線路に70代男性 普通列車にはねられる
17日午後5時ごろ、JR小倉駅で線路に立ち入った70代の男性が普通列車にはねられました。
男性は近くの病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
列車の乗客や乗員にけがはありませんでした。
運転士「四つん這いのような状態だった」
警察によりますと男性について列車の運転士は「四つん這いのような状況だった」と話しているということです。
この事故の影響でJR日豊線は小倉駅から新田原駅までの上り普通列車でおよそ30分にわたり運転を見合わせ、普通列車18本が運休。特急列車にも遅れが出て、およそ3000人に影響が出ました。
防犯カメラの映像などから男性が転落した可能性が高いとみて捜査
警察は防犯カメラの映像などから男性が転落した可能性が高いとみて当時の状況を詳しく調べています。

生活保護受給者の書類が流出 新たに7万円以上未支給発覚 再発防止と職員の処分を検討 旭川市

旭川市で生活保護受給者に関する未処理の書類が流出し一部の生活保護費が未支給だったことが判明した件について、さらに7万円以上が支払われていなかったことが判明しました。
( 旭川市福祉保険部 川辺仁部長)「今後二度と繰り返さないように徹底を図ってまいります。このたびは大変申し訳ありませんでした」
旭川市は先月、20代の市の男性職員が自宅近くのごみ置き場に、担当する生活保護受給者の未処理の書類を廃棄し3人分・4万2912円の生活保護費が未支給だったと発表していました。
市のその後の調査で、これらに加えてタクシー代や医療機関の検診料など7人分・合わせて7万6313円の未払いが新たに発覚したということです。
市は再発防止に努めるとともに男性職員の処分内容を検討する方針です。

農業高校の牛舎から逃げた500kgの牛、1km離れた交差点で軽自動車と衝突…車は激しく損傷

宮崎県教育委員会は17日、県立都城農業高(都城市)が管理する三股町の牛舎で飼育中の黒牛3頭が逃げ、うち1頭が道路上で軽自動車と衝突したと発表した。車は激しく損傷し、運転手が背中の痛みを訴えるなどした。牛にけがはない。
発表によると、事故は13日午後10時半頃、牛舎から約1キロ離れた都城市神之山町の交差点で発生。2人が乗った軽自動車と、体重約500キロの1頭が衝突した。3頭は繁殖用の牛で、14日午前3時頃までに同交差点や牛舎周辺で発見、収容された。牛舎の扉のフックのかかり方が不十分だった可能性があるという。

「道を断つ責任を負えるのか」自民圧勝で「愛子天皇論」に暗雲、皇室専門家が主張する“国民投票”

2月8日に行われた衆議院選挙の投開票。自民党が単独で316議席を獲得し、歴史的な勝利を飾った。
「高市首相は解散を発表した1月19日の会見で皇室典範の改正に言及。皇族数の減少を受け、これまで主に“女性皇族の身分を結婚後も保持する”と“旧宮家の男系男子を養子に迎え入れる”という2案について議論がされてきました」(全国紙記者、以下同)
男系男子の継承を優先か
自民党の圧勝は、皇室典範をめぐる長年の議論に終止符を打つ可能性を秘めている。
「皇室典範は法律の一種です。自民党は定数の3分の2を超える議席を獲得したため、仮に参議院で否決された場合でも、衆議院での再可決が可能に。皇室というセンシティブな問題を強行採決するとは思えませんが、数の上ではその力を持ったということです」
『週刊女性』は投開票前に自民党にアンケートを実施。回答を基に、皇室典範の改正の行方、女系天皇の是非について専門家に予測してもらった。 近現代の皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、こう解説する。
「今回の選挙で、女性・女系天皇を支持していた勢力が後退したことで、男系男子の継承を優先する与党の動きが強まる可能性はあります。
とはいえ政府には、消費税や憲法改正、山積する経済・外交など優先すべき課題が多々あります。それらを差し置いて、皇室典範改正を急ぐのは得策とはいえないでしょう。
そもそも高市氏ご自身も女性天皇を完全に否定しているわけではありません。支持基盤である保守層が重視する“男系男子”という建前を強調している面もあります。今後の状況次第でスタンスが変化する余地は残されています」
“愛子さまの天皇への道”
しかし、皇族減少問題への対策については、早急に取りかかる必要がある。
「愛子さまがどのような道を選ばれるのかは未知数ですが、女性・女系天皇への道が閉ざされれば、愛子さまや佳子さまは、ご成婚を機に皇室を離脱される可能性は十分あります。その場合、皇族数の確保はさらに困難を極めるでしょう。
一方で多くの政党が支持する“旧宮家の皇籍復帰案”が具体的にどこまで実現可能なのかは不透明なままです」(小田部名誉教授、以下同)
世論は「愛子天皇」を望む声が根強く、国会の議論との間には大きな乖離がある。
「現在、多くの国民が期待を寄せる“愛子さまの天皇への道”を断つという歴史的な責任を負える政治家は、はたしているのでしょうか。議論が尽くされない状況では、国民の目には数の力を背景にした強引な手法と映るはずです」
この深い溝を、今後どう埋めていくべきなのか。
「自民党や維新の会の方向性を修正させることは容易ではありません。ただ、皇室典範の改正を誰がどこで決定するのかというプロセスと、それに対する国民の合意形成をどのように図っていくかが、極めて重要になります。
これほどまでに国会議員の意見と国民の意見が隔たり、かつ国家の根幹に関わる重要な問題であれば、署名運動だけでなく、皇室典範の改正の是非を問う“国民投票”のような働きかけも検討に値するでしょう。その際、女性・女系天皇の是非を選択肢に含めることは、議論の前提として必須だといえます」
小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代皇室史を専門とし、『皇室と学問 昭和天皇の粘菌学から秋篠宮の鳥学まで』など著書多数

「なにするんや。社会に戻るんやろう」制止を無視し斧で切りつけ殺害か 大津保護司殺害事件 裁判で明らかになった犯行当時の状況 被告は起訴内容認めるも「守護神の声に支配されて…」

滋賀県大津市で保護司の男性を殺害したとされる男の裁判員裁判が始まり、事件当時、被害男性の制止を振り切り犯行に及んでいた状況が明らかになりました。

起訴状などによりますと、飯塚紘平被告(36)は保護観察中のおととし5月、自身の保護司だった新庄博志さん(60)をナイフと斧で襲い、殺害した罪などに問われています。

17日に始まった裁判員裁判で、飯塚被告は起訴内容を認め「守護神様の声に支配されてやりました」と述べました。弁護側は「責任能力がなかったか心神耗弱状態にあった」などと主張しました。

また、裁判の中で事件当日の状況も明らかになりました。面談のために新庄さんの自宅を訪れた飯塚被告はトイレを済ませたあと、右手に持ったナイフでイスに座っていた新庄さんを背後から刺したということです。その際、新庄さんから「なにするんや。社会に戻るんやろう」などと言われましたが飯塚被告は無視し、斧で新庄さんを切りつけました。

飯塚被告は犯行後、凶器をキッチンで洗い、川などに捨てたことから検察側は犯行の計画性や執拗性があったと指摘しました。

裁判は18日も行われ、被告人質問などが予定されています。