息子の遺体を遺棄した疑い…安達優季容疑者の人物像は
息子である安達結希(あだち・ゆき)さん(11)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された安達優季(あだち・ゆうき)容疑者(37)。
17日、逮捕前の任意聴取で「首を絞めつけて殺した」という趣旨の供述をしていたことが分かりました。
また、結希さんが行方不明となった後、自ら情報提供を呼びかけていたとみられ、「慌てる様子もなく、すごく落ち着いていた」(チラシを受け取った人)と印象を話す人も。
安達容疑者とは一体どのような人物なのか?亡くなった結希さんとの関係性は?元京都府警・捜査一課長の樋口文和氏の見解を交えて解説します。
【目次】
知人らが語る安達容疑者の人柄
チラシを持参し自ら“情報提供求める” なぜ?元京都府警捜査一課長の見立て
容疑者には朝のルーティンがあった可能性
「家庭内トラブル」などの相談はなし…安達容疑者めぐる家族関係は?
知人らが語る安達容疑者「優しい」「上から可愛がられる」
安達容疑者の人物像について、少年時代を知る人は「引っ込み思案」「優しい」などの印象を語ります。
(安達容疑者の少年時代を知る人の話)
「親は見たことがない」
「ほとんどおばあちゃんと2人」
「性格は引っ込み思案」
「良く言えば優しい。悪く言えばひきこもっている感じ」
「上から見ても可愛がられるタイプ」
「下からも懐かれる人柄だった」
中学校時代は生徒会長 高校時代はサッカー部
中学・高校は京都市内の公立校に通っていて、「中学校時代は生徒会長をしていた」(実家近くの住人)、「高校時代はサッカー部に所属していた」(同級生による)ようです。
一方で「詰められると突然キレた」の声も
一方、実家近くの住人は「けんかするタイプではなかったけど、詰められると突然キレたことも」「1回だけだけれど、机を投げたのは怖かった」と話します。
白い紙を持ちケーキ店へ…自ら“情報提供”求めた安達容疑者
情報提供を求めるチラシを自ら持参した安達容疑者。チラシを受け取った人は、印象をこう語ります。
(チラシを受け取った人)
「(安達容疑者の様子は)普通ならもっと、わが子がいなくなったら、もっと慌てて『お願いします、知りませんか』『うちの子なんですけど』みたいなのがあるんやけど、すごく落ち着いていたように思います。慌てる様子もなく」
また、結希さんが行方不明となって8日後(3月31日)には、同じ南丹市内にあるケーキ店に設置された防犯カメラに、安達容疑者が「白い紙」を手に車から降り、店へ向かう様子が映っていました。
ケーキ店の人によると、「男性は情報提供を呼びかけるチラシを店に貼ってほしいと依頼し、名前は名乗らなかった」ということです。
元京都府警捜査一課長の見立て「自分に捜査が及ばないように…」
この動きについて、元京都府警・捜査一課長の樋口文和氏は…
(元京都府警・捜査一課長 樋口文和氏)
「情報提供を求める活動をしなければ、父親としてやるべきことをやっていないということで、自分が疑われると」
「自分は犯人ではないと示すために、捜査が及ばないように」
安達容疑者は、こうした“情報提供”を求めていた同じ時期に、結希さんの靴や遺体を移動させていた可能性があるということです。
「車の運転が荒い」“おとなしい”見た目とのギャップを語る人も
安達容疑者には“朝のルーティン”があった可能性があります。
南丹市内の会社の人によると、「毎朝7時45分~50分ごろに、黒のカローラが自販機に飲み物を買いに立ち寄っていた」ということです。
その際、「急発進・急加速など車の運転が荒い」「見た目はおとなしそうで、運転とギャップがあった」という印象を抱いたと言います。
「結希さんの母親とは最近再婚したと聞いた」安達容疑者めぐる家族関係は?
去年3月まで、南丹市内のアパートで暮らしていたという結希さんと母親。安達容疑者との関係性について、周辺の人は次のように話します。
(同じアパートに住んでいた人)
「安達容疑者は週3~4回来ていたと思う」
「気づいたら車が止まっていた」
(一家を知る人)
「結希さんの母親とは最近再婚したと聞いた」
また、事件当時は「結希さんと安達容疑者は同居」していたということです
「家庭内トラブル」などの相談はなかった
知人などによると、「結希さん」「結希さんの母親」「祖母ら」と同居していたという安達容疑者。
警察によると、結希さんは母親の実子で、安達容疑者は結希さんの「養父」にあたり、家庭内トラブルなどの相談は特になかったそうです。
(元京都府警・捜査一課長 樋口文和氏)
「家族一同に対して事情聴取をしている。ということは、父親と子どもの関係など家庭内の状況を知りたいわけです」
(2026年4月17日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)