鈴木湧万(29) 福島県教委 県立高校の男性教諭を懲戒免職処分

福島県県教育委員会は県立清陵情報高校の鈴木湧万(29)教諭を14日付けで懲戒免職処分としました。 鈴木教諭は2025年7月、郡山市内の商業施設の女性用トイレに盗撮しようと侵入した疑いで警察に逮捕され、その後、罰金10万円の略式命令を受けています。

女性殺害事件から10年 捜査員約8万人投入も逮捕に至らず…情報提供呼びかけ 北海道・函館市

函館市で起きた女性殺害事件から31日で10年となるのに合わせ、警察がチラシなどを配り情報提供を呼びかけました。
2016年10月31日、函館市西旭岡町の住宅で、当時68歳だった岸田友子さんが首などを切られて殺害されました。
警察はこれまで、延べおよそ8万人の捜査員を投入し、捜査を続けていますが、容疑者の逮捕には至っていません。
情報提供も年々減少し、この1年ではわずか3件となっていて、警察は些細なことでも情報を寄せてほしいとしています。

週間天気予報 週中頃から寒気流入で気温急降下 初雪の便りや木枯らしも

【 この先のポイント 】

・北海道や東北は荒天や雪に警戒

・寒気流入で気温急降下 暖かい服装を

・冬型強まり「木枯らし1号」が吹く可能性も

この先一週間は天気が周期的に変わりやすくなります。週の中頃にかけて強い寒気が流れ込み、北日本や北陸では荒れた天気のおそれがあります。気温の上がり下がりも大きくなるため、体調管理にもお気をつけください。
北海道や東北は荒天や雪に警戒
実況・予想天気図
27日(火)は日本海で発生する低気圧が急速に発達しながら北日本へ進む見込みです。低気圧や前線の影響で北日本や北陸では風雨が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。

沿岸を中心に風が強まり、海上では波が高くなる見込みです。北海道では内陸や山沿いを中心に湿った大雪となるおそれがあり、平地でも雪の降る可能性があります。

28日(水)は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込みます。北海道は日本海側の山沿いを中心に雪が強まる見込みです。東北の山沿いでも雪が予想されるため、峠道の積雪や路面の凍結に備え、冬用タイヤの装着など冬への準備を進めてください。

週末の31日(土)から11月1日(日)にかけても低気圧の発達に伴い、北日本を中心に荒れた天気となるおそれがあります。
寒気流入で気温急降下 暖かい服装を
27日(火)は暖かい空気が流れ込み、東日本や西日本を中心に気温が高くなる見込みです。名古屋や大阪、高知などでは最高気温が25℃以上の夏日となり、季節外れの暖かさとなる所があります。

ただ、28日(水)以降は強い寒気が南下するため、全国的に気温が急降下する見込みです。北日本を中心に平年より低くなり、冷え込みが強まります。東日本や西日本でも20℃を下回る所が多くなります。

気温のアップダウンが大きくなるため、服装選びや体調管理にお気をつけください。
冬型強まり「木枯らし1号」が吹く可能性も
28日(水)から29日(木)にかけては、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、冷たい北寄りの風が強く吹く見込みです。この風の影響で、東京地方や近畿地方では今シーズン初めての「木枯らし1号」の発表基準を満たす可能性があります。

強い風により、飛来物や看板の落下などに注意が必要です。また、空気が急に乾燥して体感温度も下がるため、防寒対策や火の始末にも気をつけてください。

29日(木)は本州付近を移動性の高気圧が進み、冬型はいったん緩む見込みです。30日(金)になると前線や湿った空気の影響で東日本や西日本を中心に雲が広がり、太平洋側でも雨の降る所があります。沿岸部を中心に雨の強まるおそれがあるため、最新の気象情報をこまめに確認してください。

不正アクセス受けたGMOに高まる不信感 エンジニア界隈では真逆の評価だった

GMOインターネットグループが不正アクセスを受けた件は、過去最大級の情報漏えい事件に発展する可能性が出てきた。GMOはハッカー側の身代金要求には応じず、政府に「能動的サイバー防御」の適用を緊急要請したが、顧客からは「身代金を払ってくれ」と悲鳴が上がっている。
主にFX(外国為替証拠金取引)の自動売買に利用されるGMOの「お名前.comデスクトップクラウド」が不正アクセスを受け、顧客情報が外部に流出した。既に一部の顧客では不正な取引が行われ、数百万円の損失が出ている。
「『お名前.com』を利用していた顧客のPCをハッカーが使える状況となって、保存してあるパスワードやデータ、ネットの閲覧履歴までが丸見えとなっていた。ハッカーは給与明細書や勤怠表など抜き取った情報の一部を公開したうえで、日本時間27日正午までに100万ドル(約1億5600万円)を支払わなければ、顧客のPCへの攻撃や登録されていたメールの連絡先に閲覧履歴や機密データの送信を予告しています」(IT関係者)
GMOはサービス利用の全顧客に5000円の見舞金支払いと不正取引による損失の補償、サービスの抜本的改修を発表したが、ハッカー側の要求には応じないという。「取得された情報の削除や不正利用の防止が保証されるものではない。警察等の関係機関に相談している」としたうえで、政府に能動的サイバー防御の適用を要請した。
能動的サイバー防御は今月1日から本格施行され、サイバー攻撃を受けた際に警察や自衛隊が攻撃元のサーバーに侵入し、無害化できる措置だ。ただ、個別企業からの要請は想定されておらず、政府は適用に慎重な姿勢を見せている。
ハッカー側の金銭要求期限が迫る中、顧客からは「情報が表に出される方が問題。1億5000万円なら安い」「閲覧履歴が全部抜かれて、5000円の見舞金って、バカにしてるの?」と攻撃したハッカーよりもGMOへの不信の声が高まる事態になっている。
「今、世を騒がしているPHPの脆弱性や企業に不正アクセスが相次いでいる問題と今回のGMOの件はちょっと別と考えたほうがいい。かねてGMOのサービスはセキュリティーの高さを売りにしていたが、エンジニア界隈では評価が全く逆で、今回の不正アクセスも『やっぱり』という話。ハッカーはGMOのシステムがいかに脆弱だったかを指摘していて、会社側に恨みを持った内部犯行説まで出ている。政府に助けを求める前に『まずは自社責任だろ』との声がもっぱらです」(前出のIT関係者)
影響を受けたサーバー数は約2万6700件、ハッカー側は約14万口座分の認証情報を得ているとしており、今後の交渉次第では、情報流出や不正操作される可能性があり、深刻な事態に陥りかねない。

女子小中高生の自殺、男子の1.2倍に 今年1~9月 令和6年から続く〝逆転現象〟

今年1~9月の小中高生の自殺者のうち、女子の数が男子の1.2倍に上ったことが厚生労働省への取材で分かった。自殺は世界共通で男性に多く、日本でも全体でみれば男性の自殺者数が女性の2倍を超える。しかし、ここ数年国内では小中高生に〝逆転現象〟が起きている。明確な要因は不明だが、SNS利用の影響が一因だと示唆する最新の研究も発表されており、詳細な分析と対策が急務だ。
厚労省によると、9月までの小中高生の自殺者数(発見日基準の暫定値)は計375人で、そのうち女子が205人、男子が170人。内訳は女子が高校生143人▽中学生60人▽小学生2人、男子が高校生129人▽中学生36人▽小学生5人-だった。
小中高生の合計は統計がある昭和55年以降で最多だった昨年(538人)を下回るペースだが、長期的には増加傾向が続いている。深刻なのは、令和に入ってからの女子中高生の急増だ。
もともと男子の自殺者数は女子の2倍前後で推移していた。しかし、6年には男子239人に対し、女子290人と初めて逆転。7年も女子(280人)が男子(258人)を上回り、今年も同様の状況が続く。女子が上回る国は世界的にも少ないとみられる。
こうした中、政府は子供の自殺防止に本腰を入れ始めている。4月施行の改正自殺対策基本法は、自殺防止のために必要な個人情報を関係機関や民間団体で共有する「協議会」を自治体が設置できると定めた。特に女子は自殺の前に自傷や自殺未遂歴があることが多く、協議会を活用し未遂段階で自殺を食い止めることも期待される。
一方、日本全体の自殺者数は減少傾向にあり、令和7年に初めて2万人を下回った。今年1~9月は計1万2366人で、女性が3991人、男性が8375人だった。(西山瑞穂)

温帯低気圧でも油断できず 雨雲が発達し激しい雨のおそれ

台風30号(チャンパー)は25日(日)21時に東シナ海で温帯低気圧に変わりました。温帯低気圧に変わっても熱帯の空気を持ち込むため周辺では雨雲が発達します。局地的な激しい雨に警戒してください。
低気圧の周辺には大量の水蒸気
今日26日(月)は前線が太平洋まで南下するため、活発な雨雲は海上を中心に広がります。前線に近い伊豆諸島や太平洋沿岸の一部では、局地的に激しい雨の降る所がある見込みです。

また、台風30号から変わった温帯低気圧が九州に近づく予想です。温帯低気圧に変わっても、熱帯から運んできた非常に湿った空気を伴っていて、周辺では雨雲が発達します。

九州北部や四国などを中心に活発な雨雲が通過するタイミングでは1時間に30~50mmの激しい雨が降るおそれがあります。

前線の影響ですでに大雨となっている地域もあり、今後の雨による土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水などに警戒をしてください。

暴言を浴びせ暴行をする「お仕置き部屋」に過大請求…障害者グループホーム「恵」 調査報道で明らかになった闇

障害者福祉の世界では利益優先の事業者が多く出現し、利用者・家族・スタッフの人生が狂わされるケースが増えている。背景には「施設から地域社会へ」という国の政策があるが、参入ハードルは低く、不正のチェックは追いついていないという。
【写真】強度行動障害を持つ入居者にずさんな対応をしていたという「恵」が運営する「ふわふわ春日井」
そんな中でもことさら悪質な事案が、2024年に事業所の指定取消処分を受けた障害者グループホーム「恵」である。書籍『障害者福祉ビジネス 食い物にされる税金と利用者』より一部を抜粋・再構成し、その杜撰な所業を明らかにする。
「最後まで面倒見ます!」
2023年4月3日。東京はよく晴れ、桜はほぼ散っていた。 北関東在住の黒川信介さん(仮名)は、JR山手線の田町駅からしばらく歩いた慶應義塾大学近くにある8階建てビルの前にいた。自動ドアを入り、エレベーターで6階へ向かう。午前9時の開始時間には、会議室に約30人が集まっていた。
障害者のグループホームを各地で運営する株式会社「恵」の社員研修。ホームの管理者(施設長)向けに開かれたものだ。福祉の仕事に十数年携わり30代半ばを迎えた黒川さんは、求人サイトでこの会社を見つけ、4月1日に入社したばかり。北関東のホームで管理者を任されることになり、研修にやってきたのだった。
会議室の前列に会社の幹部2人が座り、研修が始まった。管理者の業務や会社のルールを説明していく。だが、黒川さんは話を聞いていくうちに、違和感がどんどん強くなっていった。
「稼働率100%にこだわってください。稼働率を上げるのが最優先です。それには営業しかありません」 「とにかく満床にすることです。満床にすることでスタッフの給料も払えるし、自分たちの給料も高くなるんです」
幹部の2人のそんな話を、周りの出席者たちは一生懸命メモしている。「え? 株式会社ってこういうものなの?」。これまで社会福祉法人などで働いてきた黒川さんは戸惑った。 幹部2人が「営業ではこの言葉を必ず言うように」と指示したのが、次のセリフだった。
「最後まで面倒見ます!」 「営業の練習」もさせられた。隣の席の人と「黒川と申します。よろしくお願いします!」「最後まで面倒見ます!」などと互いにあいさつし合う。
「なんだか、雰囲気がマルチ商法みたいだな……」。黒川さんは「この会社はちょっとヤバいんじゃないか」と不安になった。 だが、黒川さんが本当に「ヤバい」と思うのは、この後。北関東のホームで実際に働いてからのことだった。
2年にわたる取材の始まり
黒川さんが研修に出てから3カ月後の2023年7月。私が会社で仕事をしていると、後輩の記者から電話があり、「こんな情報をキャッチしたんですけど」と相談された。 「愛知県を中心に各地で障害者のグループホームを運営する会社があって、厚生労働省が調査している」
会社の名前は恵。グループホームの名前は「ふわふわ」だという。 「ふわふわ……?」。どこかで聞いたことがある名前だ。記憶をたどると、2カ月ほど前、別の取材で愛知県の福祉関係者から名前を聞いていた。2022年に群馬県内のグループホームでスタッフが入居者に暴力を振るい、死亡させた事件が起きていた。それがふわふわという名前のグループホームだった。愛知県の関係者は運営に懸念を示していた。
後輩からもたらされた情報は、具体的にはこんな内容だった。 「会社がグループホームの入居者から食費を過大に徴収していて、厚労省が所在地の各自治体に調査をかけている」
死亡事件と食費の過大徴収。ただ、これだけでは何とも言えない。「何はともあれ、手分けして取材してみよう」。後輩の記者と分担のしかたを相談し、取材に取りかかった。このときは「ちょっと問題がありそうな事業者だな」。その程度の認識だった。約2年にわたる取材はそんなふうにして始まった。
4年で売り上げが10倍超に
まずは恵の基本的な情報を集めるところからだ。ホームページを見たり、法人登記簿を取ったりして調べた結果、次のようなことが分かった。 会社は2012年に名古屋市で設立されていた。代表取締役社長は中出了輔氏という33歳(2023年時点)の男性。2018年に名古屋市内に最初のグループホームを開設し、数年で事業を拡大。東海や関東を中心に12都県で障害者グループホームを約100カ所運営していた。
障害福祉の事業者は中小・零細がほとんどだ。100カ所はかなり多い。「大手」と言っていい規模だ。2018年に3億円弱だった年間売上高は、2022年には約38億円と、わずか4年で10倍超になっていた。急激なスピードで数を増やしていることが分かる。 なお、障害福祉の事業者の場合、「売り上げ」といってもそのほとんどは、事業者に支払われる公的な給付金(報酬)。つまり、税金だ。グループホームの場合は、入居者が負担する家賃や食費などがそれに加わる。
基礎的な情報を集める一方で、私は愛知県を中心に知り合いの障害福祉関係者にかたっぱしからメールを送った。「ふわふわというグループホームを運営している恵という会社のことを取材しています。何か情報を聞いていたり、入居者のご家族やスタッフを知っていたりしませんか?」。そんな具合だ。 役所の発表を記事にするのではなく、自分たちで調べて、隠れた不正や問題を明らかにする「調査報道」という手法は、時にこんなふうにして始まる。関係者に当たり、知っている人を紹介してもらい、またその人に誰かを紹介してもらう。そうやって、核心的なことを知っている人物に近づいていく。
情報は徐々に集まってきた。 「複数の虐待通報が行政に寄せられている」 「職員の入れ替わりが激しい」 「入居契約のときの対応がずさんだった」 そんな話が聞こえてきた。ただ、間接的な情報だったり、抽象的な内容だったりして、記事にするには弱い。
一方で、こんな話も聞いた。 「障害が重度の人を受け入れてくれている」 「よいホームとは言えないかもしれないが、『ここならすぐ入ることができる』ということで、親が年を取って面倒を見きれなくなったケースではありがたい存在になっている」
何とも判断が難しい。実態を見極めるには、内部のスタッフや入居者の家族に直接見聞きしたことを話してもらう必要がある。 もちろん、入居者本人に話を聞ければ一番いいが、ふわふわの入居者は重い知的・精神障害がある人が大半のようだ。会社側の協力なしに本人にアクセスするのはほぼ不可能だし、具体的なことを証言してもらうのも難しい。
人づてに「スタッフや入居者家族をご存じないですか」と聞いていくと、愛知県内の福祉関係者が「恵にひどい対応をされた家族がいる。話してもいいと言っている」と、ある親御さんを紹介してくれた。
「強度行動障害」という状態
いろいろな問題を取材していると、その後の取材への取り組み方を決定づけるような人に出会うことがある。恵の取材では、この親御さんがそれに当たった。 愛知県春日井市に住む母親の西角歩さん。2023年8月、後輩の記者と一緒に自宅へ伺うと、夫婦で取材に応じてくれた。
西角さんには、重い知的障害と自閉症のある双子の息子がいる。長男は昇真さん、次男は朋晃さんという名前だ(2023年取材当時、23歳)。 20年近く障害福祉の取材をしてきて、親仲間を通じても、知的障害や自閉症のある人は多く知っているが、双子で重い自閉症があるというケースには初めて出会った。きょうだいとも発達障害や知的障害があるというケースは時々ある。でも、双子は珍しい。双子というだけでも育児は相当大変なのに、2人とも重い知的障害と自閉症があったら、大変さは想像を絶する。私はまず、そのことに驚いた。
自閉症の場合、独特のこだわりや感覚過敏があることが多く、重い知的障害を伴うと自分でそれを話すことができない。本人も苦しく、いら立ちやストレスから「自分の頭をたたき続ける」「人に殴りかかる」「ものを繰り返し壊す」といった自傷・他害行為や破壊行動をしてしまうことがある。「強度行動障害」と呼ばれる状態だ。 例えば、過去にあった嫌なことを何かのきっかけで思い出し、パニックになって暴れるということもある。周囲からすると、なぜ突然暴れ出したのか分からない。大声で叱ったり、体を押さえつけたりすると、本人は怖がって一層ストレスがたまる。すると、さらに行動障害が激しくなって、虐待や身体拘束をしてしまう悪循環に陥る恐れがある。
行動障害は生まれつきのものではない。本人が不快に感じないよう生活環境を整えたり、周囲がうまく対応したりすれば、和らぐ場合が多いが、専門的なスキルや経験が必要となる。障害福祉の分野でも、ことさら支援が難しいといわれる。
「大丈夫」の言葉、信じた
西角さんの2人の息子、昇真さんと朋晃さんも子どもの頃からこだわりが強く、さまざまな行動が頻繁にあったという。家中のコンセントを抜いたり、物を2階の窓から外に落としたり。西角さんはこう振り返る。
「生活はめちゃくちゃでした。2人を手にかけようと思ったことが何度もありました」 それでも、西角さん夫婦は2人を周囲から隠すことはしなかった。小学校はほかの子と同じように近くの公立小学校の普通学級に入れた。2人の発語は一言、二言程度で、意味のある会話はなかなか成立しない。いろいろなトラブルがあったが、地域社会の中でぶつかったり謝ったりしながら育ててきた。「自分やほかの人を傷つけることだけはしないように言い聞かせてきました」と西角さんは話す。
中学と高校は特別支援学校に進んだ。2人が高校を卒業した頃、ちょうど恵が愛知県内でグループホームを作り始めていた。西角さんは恵の短期入所(ショートステイ)を何度か利用し、その頃は特に対応に問題はなかったため、地元の春日井市にふわふわがオープンすると、2人の入居を決めた。2019年のことだ。
「2人のことは分かっていますから、大丈夫ですよ」。スタッフのそんな言葉を信頼した。重度の障害者を受け入れてくれる恵を応援したいような気持ちもあった。 2人の歯磨きがほとんどされていないなど、気になることはあったが、スタッフとやりとりしながら2年ほどはいい関係で過ごした。だが、2020年に新型コロナの感染が拡大。2人との面会はなかなかできなくなった。2021年になると、長男の昇真さんが一日に何度もパニックを起こして暴れるように。部屋の壁紙をはがし続けたり、面会に行った西角さんにつかみかかったりして、行動障害が激しくなった。朋晃さんも不安定になっていた。
「ひどく傷つけられた」
当時、2人を含め入居者たちは日中、グループホームの隣にある恵の通所施設を利用。後に取材で分かったことだが、元社員らによると、この通所施設では「お仕置き部屋」と呼ぶスペースがあり、女性の所長がそこで利用者に暴行を加えたり、暴言を吐いたりすることが頻繁にあったという。
昇真さんと朋晃さんはそうした環境に置かれていた。でも、発語がほとんどない2人はそれをほかの人に伝えることができない。スタッフは2人の行動障害が激しくなったことについて「原因は分からない」と話していた。
西角さんはこう憤る。「そういうことが行われていたとは知らされなかった。2人ともつらい思いをしても分かってもらえず、悲しく、苦しかったと思う」 ホーム側は昇真さんを落ち着かせようと、抗精神病薬の服薬を増やしていった。相談がないまま、ほかの薬を含め10種類近くに増加。行動障害の悪化を理由に4カ月間、面会を見合わせ、久しぶりに会うと、昇真さんはうつろな表情でよだれを垂らすようになっていた。西角さんは自宅へ戻すことを再三申し出たが、止められたという。
昇真さんはこの頃、風呂や洗面所で水を大量に飲む行動も現れるように。水の飲み過ぎによる低ナトリウム血症でけいれん発作を起こして倒れ、2回救急搬送された。「命が危うい」。西角さん夫婦はそう感じ、2022年以降、2人を順次退去させた。
驚くことはまだあった。昇真さんが壁紙をはがすなどして壊した部屋の修繕費の請求書が届き、金額を見ると約160万円。自分たちで見積もりを取り、恵と交渉した結果、約58万円になったが、3倍近い金額を請求されたことになる。
昇真さんはその後、別の事業者が運営する県外のグループホームに移り、朋晃さんは自宅の近くでヘルパーの訪問サービスを利用しながら一人暮らしをしている。西角さんは涙をこらえながら話した。「昇真も朋晃もひどく傷つけられた。こんな被害はもう最後にしてほしい」
取材・文/市川亨
障害者福祉ビジネス 食いものにされる税金と利用者

河口湖で謎の“白い液体”散布の外国人インフルエンサーに「捕まらないの?」と批判殺到、やりたい放題の蛮行

山梨県・河口湖の観光名所で、外国人とみられる男性が液体を噴霧する動画がSNSで拡散し、ネット上で批判の声が上がっている。
「日本人が怠けているから雑草が伸び放題」
現場となったのは、河口湖の北岸に続く道路沿いにある観光名所「留守ヶ岩」。湖越しに富士山を望めることから、写真撮影のスポットとしても知られている。
「動画には、カメラに向かってハイテンションで話す若い男性が映っていました。男性は中国人インフルエンサーとみられ、背後の富士山を指さし、山頂にまだ雪がないことに触れたうえで、“日本人が怠けているから雑草が伸び放題”などと指摘。その後、背負っていた噴霧器で雑草に白く見える液体をまき始め、散布しながら大笑いするところで動画は終わっています」(地方紙記者)
この件を報じた『J-CASTニュース』の取材に対し、山梨県の河川砂防管理課の担当者は、《動画を把握して今後事実関係を調べる》と説明。河口湖は農業用水としても利用されているが、仮に除草剤などが使われていた場合、周辺環境への影響も懸念される。
なお、富士河口湖町も、今回の行為について「地域が大切にしている場所で、誤解を招くような行為はつつしんでほしい」との考えを示している。
拡散された蛮行に対し、ネット上では「さすがに一線超えてない?捕まらないの?」「何がおもろいねん」「もうなんでこんなにやりたい放題されてるのでしょうか」「河口湖周辺の観光地には外人しかいない マジで日本人探す方が大変」「自国で同じことができるのか?」など、批判の声が相次いでいる。
観光地での迷惑行為が問題視されたのは、今回が初めてではない。
「9月には山梨県の山中湖で、中国人観光客とみられる女性が白鳥をつかんで記念撮影をする画像がSNSで拡散し、大炎上する事態に。画像には、白鳥の首を両手でつかんでぶら下げる女性と、その隣で白鳥を抱えているもう1人の女性が写っていました。さらに、2人が白鳥に近づき、手を伸ばして追いかける様子を捉えた動画も拡散されています」(前出・地方紙記者)
2018年には、スイスの観光地でも中国人観光客が白鳥の首をつかむ動画が拡散され、現地の新聞に取り上げられたことがある。
美しい自然や景観を楽しめる観光地だからこそ、訪れる側にはルールやマナーを守る姿勢が欠かせない。一部の人の身勝手な行為で、その魅力が損なわれることのないよう、節度ある振る舞いをしてほしい。
週刊女性PRIME

捕獲後 山に放したクマ 再び公園に

神奈川県秦野市の公園で、一度、捕獲され山へ放されていたクマが公園の周辺まで戻ってきていたことが確認されました。
【映像】再び公園に戻ってきたクマの様子(実際の映像)
秦野市の弘法山公園近くにある善波峠に設置されたセンサーカメラの映像です。23日午後8時半過ぎ、クマが歩く様子が映っていました。
市などが調べたところ、クマは20日、弘法山公園で捕獲され山に放されていたオスのツキノワグマでした。
当時、放す際に付けた発信器により、追跡用の機器に反応があったことからわかったということです。クマは、20日の時点で体長およそ1メートル40センチ、体重101.3キログラムでした。
市は、弘法山公園を一時閉鎖するとともに登山道を封鎖していて、カメラによる監視やパトロールを実施するとしています。(ANNニュース)

通過駅と勘違い、電車が140m過ぎて停車…戻らず次の駅まで運転

25日午後0時30分頃、JR横浜線十日市場駅(横浜市緑区)で、桜木町行きの上り普通電車(8両)がホームの端から約140メートル過ぎて停車するミスがあった。
JR東日本によると、運転士が停車駅の同駅を通過駅と勘違いしてブレーキが遅れたという。電車は十日市場駅に戻らず、次の中山駅(同区)まで運転。十日市場駅で降車予定だった乗客約20人は中山駅で下り電車に乗り換え、十日市場駅で乗車予定だった乗客約100人は後続の上り電車に乗車したという。