山形県米沢市で20日昼すぎ、30代の男性が背後からカッターナイフのようなもので首などを切りつけられる事件がありました。切りつけた人物は現在も逃走中です。
付近の住民
「こんな事件はこの辺ではこれまでなかった。今聞いてびっくりしている」
20日午後0時45分ごろ、米沢市本町で30代の男性が帰宅し車を降りたところ、突然背後からカッターナイフのようなもので首などを切りつけられました。男性が振り返ったところ、切りつけた人物は南の方向に走って逃げていたということです。警察によりますと、男性は軽傷だということです。
切りつけた人物は身長170センチぐらいの小太りの体型で、黒色系のコートやフード、ズボンを身に着け、白色のマスクを着用していたということです。
犯人は現在も見つかっておらず、警察は傷害事件として周辺のパトロールや聞き込み、防犯カメラの解析などを行い、行方を追っています。また、近隣の小学校と中学校では事件の発生を受けて保護者に下校の送迎を依頼したということです。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
自民の公約原案、食品の消費税2年限定ゼロ「検討加速」…投資のための新たな予算枠も設定
自民党が「27日公示―2月8日投開票」の日程で行われる衆院選で示す政権公約の原案が20日、判明した。食料品を2年間限定で消費税の対象外とする減税策の検討を加速すると明記した。国による投資を拡大するための新たな予算枠の設定など、高市首相(自民党総裁)が重視する「責任ある積極財政」を推進するための方策も並ぶ。
公約原案では「大胆かつ戦略的な『危機管理投資』と『成長投資』を進め、『強い経済』を実現する」など、積極財政を前面に打ち出した。投資のための新たな予算枠を通じ、予想される税収増を見込んだ複数年度の財政出動を可能にすると主張した。
消費税減税を巡っては、今後設置を目指す与野党による「国民会議」で「財源やスケジュールなど実現に向けた検討を加速する」と説明した。自民は昨年7月の参院選公約では、消費税減税を掲げなかったが、日本維新の会との連立政権合意書には、食料品対象の消費税減税策を「視野に検討」と記していた。
連立合意に沿うものとしては、維新が求める副首都構想の実現法案や、1割を目標に衆院議員定数を削減する法案の成立を掲げた。
外交・安全保障では、日米同盟を基軸に「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想を強力に推進すると表明。緊張が続く中国との関係に関しては「建設的かつ安定的な関係構築を目指す」とした上で、「挑発的な行為には冷静かつ毅然(きぜん)と対応する」と訴えた。
防衛装備移転3原則の運用指針が定める輸出可能な装備品の「5類型」の撤廃も盛り込んだ。制約を緩和し、防衛装備品の輸出促進を図る。
他国からの経済的な威圧に屈しない体制を築くために、レアアース(希土類)などの重要鉱物の安定供給確保も挙げた。鉱山開発支援などを進める。インテリジェンス(情報収集、分析)関連では、外国の情報収集を担う「対外情報機関」を設置するとした。首相が持論とする旧姓の通称使用の法制化にも触れた。
自民は21日に公約を正式決定し、公表予定だ。
首相は20日の党役員会で、「責任ある積極財政による大きな財政政策の転換に信任をいただけるよう全力を尽くしたい」と語った。
訪日客の「目玉」、火口付近の遊覧飛行で「まさか」 熊本ヘリ墜落
遊覧ヘリコプターの事故が起きた阿蘇山中岳火口周辺(熊本県阿蘇市)は、訪日観光客(インバウンド)にとって全国有数の人気観光地だ。中でも火口の様子を間近で見られる遊覧ヘリは、阿蘇山観光の「目玉」コンテンツだった。
環境省によると、2024年に阿蘇山を含む阿蘇くじゅう国立公園に訪れた訪日客は約118万人。全国の国立公園では、富士山を含む富士箱根伊豆国立公園に次いで2番目に多い。
中国や台湾の旅行客を案内する業者によると、阿蘇山の火口周辺は「大自然の迫力を体感できる」と訪日客の評判が高い。特に、遊覧ヘリは「火口を間近で見られる」と珍しがられ、搭乗を待つ列ができるほどの人気ぶりという。業者は「まさか事故が起きるとは……」と戸惑いを隠さない。
雄大な自然を堪能できるとはいえ、阿蘇山の中岳は活火山でもある。
福岡管区気象台によると、阿蘇山の噴火警戒レベルは1で、火山活動は低下した状態が続く。地上は火山ガスの状況次第で立ち入り規制がかかるが、上空の飛行は気象条件さえクリアしていれば、特段の危険があるわけではないという。
ただ、中岳火口の周辺1キロ圏内は、ドローンや無線操縦機など無人飛行機の飛行が原則禁止されている。墜落した場合に回収が困難なためだ。一方、有人飛行は禁止の対象外で、日常的に遊覧ヘリが飛んでいる。
今回、ヘリの機体は中岳第1火口の北側斜面で見つかっており、火山ガスの濃度を確認しながらの救出活動となる見通しだ。阿蘇市の災害担当者は「火口周辺の飛行自体が危険という認識はなかった。今回の事故を受け、どう対応するかはまだ分からない」と話す。【山口響、平川昌範】
円より子氏、中道から出馬へ 国民現職の合流は初
国民民主党の円より子衆院議員(78)が、次期衆院選で立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」から東京17区で立候補する方針を固めたことが20日、分かった。21日に記者会見し、正式表明する。立民によると、国民所属の議員による中道合流が明らかになるのは初めて。
円氏の事務所によると、既に国民に離党届を提出し、中道に入党届を出した。
円氏は1993年の参院選で初当選し、3期務めた。2024年の衆院選は東京17区から立候補し、比例復活した。
「中道改革連合」に立民の衆院議員144人参加発表、不参加2人…国民民主から円より子氏が初の参加表明
立憲民主党は20日、党所属の衆院議員144人が、立民と公明党が結成した新党「中道改革連合」に参加したと発表した。立民衆院議員は148人で、既に引退表明している2人を除き、不参加は2人にとどまった。公明は21日までに入党手続きを終え、中道改革は22日にも正式発足する。
立民の安住幹事長は20日、党本部で記者団に「200人を超える候補者の見通しが立ちつつある」と語った。安住氏によると、立民で衆院選への立候補を予定していた元議員や新人計36人全員の中道改革への参加も決まった。公明側からは20人台後半が中道改革公認で出馬するという。
一方、立民の衆院議員で新党への不参加の意向を固めたのは、原口一博(佐賀1区)と青山大人(茨城6区)の両氏。原口氏は20日、国会内で記者会見し、自身が代表を務める政治団体から衆院選に出馬する意向を明らかにした。青山氏は無所属で立候補する。
国民民主党の円より子衆院議員(比例東京)は自身のX(旧ツイッター)に、21日に「中道改革からの出馬について記者会見を行います」と投稿した。国民民主からの参加表明は初めて。
中道と衆院選協力せず=共産「安保法合憲」を批判【26衆院選】
共産党の小池晃書記局長は20日の記者会見で、立憲民主、公明両党が結成した新党「中道改革連合」との次期衆院選での選挙協力について「行わない」と明言した。共産候補のいない選挙区に中道が候補を擁立した場合は自主投票にすると説明した。
共産はこれまでの国政選で立民と一定の協力関係を保ってきた。小池氏は安全保障関連法を巡り、中道の基本政策に「合憲」と明記されたことに触れ、「集団的自衛権行使を可能とした安保法制の廃止が大事な一致点だった。協力の土台が壊された」と批判。社民党との協力を深め「憲法を守り抜く立場で議席を増やす」と強調した。 [時事通信社]
大規模な太陽フレアが発生 GPSや通信に影響恐れ
情報通信研究機構(NICT)は20日、大規模な太陽表面の爆発現象「太陽フレア」が19日に発生したと発表した。気象庁の柿岡地磁気観測所は地磁気嵐が20日未明に発生したと報告。NICTは「宇宙天気の乱れは今後も継続する見込み」として、GPSの誤差増大や通信障害、人工衛星の運用に影響が生じる恐れがあると注意を呼びかけた。
太陽フレアが起きると、強い紫外線やエックス線、電波などが放出される。エックス線の強度によって5段階に分けられており、今回の太陽フレアは最大の「X」クラスに該当するという。
NICTによると、太陽フレアは19日午前3時9分に発生した。
立民・原口元総務相、中道合流せず=「有権者への裏切り」
立憲民主党の原口一博元総務相=衆院佐賀1区=は20日、国会内で記者会見し、公明党との新党「中道改革連合」に関し、野田佳彦代表ら執行部の説明が足りず「民主主義の手続きを無視している」として、合流しないと表明した。既に離党届を提出しており、衆院選には自身が代表を務める政治団体「ゆうこく連合」から出馬するという。
原口氏は会見で、立民が安全保障関連法の「違憲部分の廃止」を訴えながら、中道の基本政策では容認したことを念頭に「自爆であり、有権者への裏切りだ」と批判。国会議員5人の政党要件を満たすため、同僚議員に参加を呼び掛ける考えを示した。
また、立民の青山大人衆院議員=茨城6区=はX(旧ツイッター)に、新党に参加せず無所属で出馬すると投稿した。 [時事通信社]
熊本でヘリ墜落 阿蘇山斜面に大破の機体 現場付近では異音も
20日午前11時過ぎ、熊本県阿蘇市の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」を飛び立った観光遊覧用のヘリコプター1機が消息を絶った。消防や警察などが周辺を捜索したところ、約5時間後に阿蘇山の中岳第1火口の北側斜面で、ヘリの機体が大破しているのが見つかった。現場付近で「『ドーン』という音を聞いた」との情報もあることから、墜落したとみられる。
警察などによると、ヘリには60代の男性パイロットと、台湾からの旅行客とみられる男性(41)と女性(36)の計3人が搭乗していたが、安否は分かっていない。20日の捜索は夜で打ち切り、21日朝に再開する。
ヘリの機種は「ロビンソンR44」で「匠(たくみ)航空」(岡山市)が運航。午前10時50分過ぎに同施設を離陸し、観光名所の「草千里」や阿蘇山上空を巡った後、同施設に戻る約10分のフライトを予定していた。
離陸後の午前11時過ぎ、ヘリ内にあったスマートフォンが衝撃を受けて自動通報するシステムが作動し、消防が異変を覚知。消防や警察、国土交通省の要請を受けた航空自衛隊が捜索を続けていた。
匠航空によると、操縦士の男性は総飛行時間約4000時間のベテランで、約40年のキャリアがあった。ヘリは数日前に定期検査を受けたが、異常は確認されなかったという。
関係者によると、ヘリはこの日、3本目のフライトだった。火口周辺は風は少し強かったが、中岳には雲がかからず、付近からもよく見えたという。火口付近にいた男性警備員(66)は「11時過ぎに『ドーン』という音は聞いた。遊覧飛行のヘリは、いつも火口の方にも飛んでいくから『もしかしたら』と思ったが……」と心配そうに語った。
同施設の遊覧ヘリを巡っては2024年5月、阿蘇市内の空き地にヘリが不時着。男性パイロットと乗客の男女2人の計3人が重傷を負う事故が起きており、国の運輸安全委員会が調査を続けている。当時も匠航空が運航しており、不時着したヘリと今回のヘリは同型機だった。
同施設はヘリの運用を当面の間、中止する。【野呂賢治、中村敦茂、山口桂子】
【解説】“最長”寒波 日本海側中心に大雪続く恐れ 今後の見通しは
日本付近に居座る強烈な寒波の影響で、25日(日)頃にかけて日本海側を中心に大雪が続くおそれがあります。この“最長”寒波の見通しについて、気象予報士の木原実さんに聞きました。
今回の寒波、長い期間居座る原因はズバリ、「シベリア高気圧の強さ」です。20日(火)夜以降、しばらく日本海側では雪や強い雪が予想され、短時間で積雪が急激に増えるおそれのある危険な雪雲「JPCZ」を思わせるような強い雪雲の流れ込みも予想されます。また、普段雪の少ない太平洋側でも大雪となる所がありそうで、注意が必要です。
気圧配置も“西高東低”冬型が続きますが、冬の高気圧というのは冷たい空気で出来ています。冷たい空気は重いため、地面を強く押します。これが「気圧」です。今回のシベリア高気圧の中心気圧は「1060hPa」以上で冷たい空気「寒気」がたっぷり。それが今回の寒波が「数年に一度レベルの長さ」と呼ばれる所以です。
北陸や東北など日本海側を中心に、大雪のエリアが予想されます。21日(水)朝から22日(木)朝までの降雪量は、北陸で100センチ、東北で70センチ、近畿で50センチの予想です。さらにその後、23日(金)朝までの24時間で、北陸で100センチ、東北70センチ、近畿で50センチなど、強い雪は収まる気配がありません。そのため、気象庁や国土交通省も警戒感を強めて呼びかけている状況です。
大雪への対策として、まずは不要不急の外出を控えること。テレワークの活用など含め検討をお願いします。そしてどうしても車を運転する必要のある方は、必ず冬用タイヤの装着、チェーンの携行も忘れずにお願いします。そして急な立ち往生に備えて、毛布や食料、モバイルバッテリーなどもしっかり持っておくと安心です。そして何よりも最新の気象情報、交通情報をこまめにチェックするようにしてください。