自民パンフは“高市氏一色” 与野党、続々と公約発表 “超短期決戦”候補者の擁立に奔走

“超短期決戦”の衆院選に向けた動きが活発になっています。21日は、与野党が続々と公約を発表し、候補者の擁立にも奔走しています。

公務に追われる高市首相。21日に口にしたのは、“冬の味覚”あんぽ柿です。
高市首相
「すごくトロ~ッとして濃厚な甘み」
そして戦後最短の“濃厚な冬の戦い”へ…。
高市首相
「新たな政策もしっかりと訴えながら、みんなで戦って参りたい」
間もなく正式発表される自民党の公約パンフレット。日本テレビが取材で入手しました。
来る衆院選、自民党のキャッチコピーは「日本列島を、強く豊かに。」最優先課題としたのは、「物価高対策」です。
“飲食料品の消費税2年限定ゼロ”の検討を加速することも明記しました。他にも「外国人政策」など、随所に見える“高市カラー”は“あいさつ”でも…。
「高市早苗の挑戦に、あなたの力を託してください。一緒に、日本の底力を、もっともっと引き出していきましょう! 自由民主党総裁 高市早苗」
こうしたビックリマークも、“高市カラー”でしょうか。
そして、何より多いのが顔写真。ほとんどのページに、その顔が並ぶパンフレットになっています。
石破政権の時と比べてみると、党のパンフレットに石破氏の顔写真は少ない印象でしたが、今回は“高市カラー”満載です。
自民党 小林鷹之政調会長
「非常に短期間で党の職員の皆さんがほぼ寝ずに…働いて働いて。まさに短期決戦となりますけれども、気を引き締めて臨んでいこうではありませんか」
21日は、自民党と連立を組んだ与党・日本維新の会も。
日本維新の会 藤田共同代表
「スローガンは『動かすぞ、維新が。』ということで、高市政権が取り組むべき政策の多くは維新の会の政策。維新の会がアクセル役となり、維新が動かしていく」
対する野党も…。
共産党 田村委員長
「私たちが総選挙を戦うキャッチフレーズが『くらし・平和・人権。国民のためにブレずにはたらく』」
共産党は、「物価高を上回る大幅な賃上げ」を掲げ、最低賃金を全国で速やかに時給1500円に引き上げたうえで、1700円を目指すと発表しました。
参政党は追加の公認候補者を発表し、160人擁立のメドがたったと自信を見せました。
参政党 神谷代表
「旧来の自民党政治が続いていきそうだと感じている。今回の選挙は自民党と正面からガチンコで戦う。2年間だけ食品消費税ゼロパーセントに関しては、我が党は正面から反対していきたい。下げるなら一律下げるか、もしくは廃止する」
れいわ新選組の山本太郎代表は、健康上の理由で参議院議員の辞職を表明。「多発性骨髄腫の一歩手前」で、今後は代表の役職を続けながら治療に専念するということです。
れいわ新選組 山本代表
「いったん辞職する。その上でしっかりと健康を取り戻して戻ることを目指す。代表として残って、様々なことにポイントポイントで関わっていく」
衆院選は今月27日公示、来月8日投開票です。

田久保真紀・前伊東市長に静岡県警が事情聴取を要請…「行かないことはあり得ない」と応じる意向

学歴を偽ったと指摘され、公職選挙法違反の疑いなどで刑事告発を受けている静岡県伊東市、田久保真紀前市長(55)に対し、県警が任意の事情聴取を要請していたことが21日、本人への取材で分かった。
田久保氏や代理人弁護士によると、昨年12月の市長選後に県警から任意の事情聴取を打診され、今月20日、正式に事情聴取を要請する書面が届いたという。田久保氏は読売新聞の取材に、「刑事告発を受けている身のため、驚きはなかった。行かないことはあり得ない」と応じる意向を示した。日程は調整中だという。
田久保氏は昨年5月の市長選で初当選した後、「東洋大卒」との最終学歴が虚偽だとの指摘を受け、「卒業ではなく除籍だった」と説明。その後、市議会から2度の不信任決議を受けて、昨年失職した。
田久保氏は、市議会や市民などから刑事告発されていた。

「私は彼らの指示に従いませんでした」新党に加入しなかった原口一博・衆院議員 佐賀1区の有権者は

2月8日投開票の衆院選を巡り、佐賀1区選出で衆院議員の原口一博氏が立憲・公明両党が結成した新党には加わらず自身が立ち上げた政治団体から立候補する意向を示しています。
地元・佐賀では様々な声が聞かれました。
「ゆうこく連合」から出馬の意向
佐賀1区 原口一博 衆院議員

「高市内閣から突きつけられた、まさに解散というカードに怯えて、禁じ手をとったんではないかと。結論から言うと、私は彼らの指示に従いませんでした」
20日、東京都内で会見を行った佐賀1区選出で衆院議員の原口一博氏。
立憲民主党と公明党が結成した新党・「中道改革連合」には加わらないと明言しました。
その上で原口氏は・・・・・・
佐賀1区 原口一博 衆院議員

「『ゆうこく連合』という政党をここで立ち上げることを決意をいたしました」
自ら立ち上げた政治団体「ゆうこく連合」を政党化し、立候補を目指すと決意を表明しました。
原口氏の判断に地元・佐賀の有権者の反応は様々です。
地元・佐賀の有権者は
佐賀県の有権者

「理解しがたい感じがするんですよね。気持ちは分かるんですけれど」
佐賀県の有権者

「(新党は)唐突で理念なき野合だと思う」
佐賀県の有権者

「理解は難しいけれどできないこともないんじゃないかな。今まで敵味方分かれていたのが短期間で1つの政党を起こされるというのは非常にびっくりしていますよね」
立憲民主党佐賀県連「原口代議士を当選させたい」
これまで原口氏の選挙戦を支えてきた立憲民主党佐賀県連は・・・・
立憲民主党佐賀県連 山田誠一郎 幹事長

「自民党に対峙したい。その後のことは分からないけれど今回の解散総選挙については1区では原口代議士を当選させたい」
県連としては、あくまで高市政権と対峙することが最優先として佐賀1区では原口氏を支援する方針です。
ただ、本音の部分では・・・
立憲民主党佐賀県連 山田誠一郎 幹事長

「非常に困惑はしています。少なくとも無所属で出ていただきたかったなというのが私の本音です」
自民党候補者は
一方、過去の衆院選で4回連続、原口氏に敗れてきた自民党の岩田和親氏。
公明党の支援を受けながら苦杯をなめてきました。
佐賀1区 自民・比例九州 岩田和親 衆院議員

「私政治家・岩田和親に対して佐賀の皆さんが厳しい判断をされているということは常に重たく受け止めているところでございます。まさに政治家としてのすべてをぶつけるような思いで選挙に臨んでいきたい」
公明票の行方は
新党の候補者を支援するとしている公明党。
しかし、原口氏が新党の合流を拒否したことで公明票の行方は不透明となっています。
佐賀1区 自民・比例九州 岩田和親 衆院議員

「地元で行われた様々な選挙では自民党系の皆様の応援に加えて公明党の議員さんの事務所の激励にも行ってきたところでもあります。(中央と)地元の佐賀との温度感の違いはあるんじゃないかなと」
参政党も候補者擁立へ
このほか、佐賀1区には参政党の重松貴美氏も立候補の意向を示しています。
新党の合流を拒否した原口氏の決断が票の行方にどのような影響を与えるのか?
衆議院選挙は、1月27日公示、2月8日投開票です。

航空自衛隊、韓国軍機に初の給油支援へ 那覇基地で受け入れ

航空自衛隊は21日、韓国空軍機を那覇基地(沖縄県)に受け入れ、給油支援を実施すると発表した。空自による韓国空軍機への給油支援は初となる。停滞気味だった日韓の防衛交流・協力の弾みとなりそうだ。
空自によると、給油支援を受けるのは、韓国空軍のアクロバット飛行隊「ブラックイーグルス」。28日にT50B練習機9機とC130J輸送機1機が計約50人を乗せて那覇空港に飛来する。サウジアラビアで開催される国際装備品展示会「ワールド・ディフェンス・ショー」(2月8~12日)への参加を予定し、沖縄経由で現地に向かう。帰国時も同様に給油支援を受ける。
自衛隊と他国軍が燃料や食料を円滑に融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を日韓は結んでいないため、日本政府は自衛隊法116条の燃料の無償貸し付け規定を適用する方向で調整を進めていた。同規定は2024年、硫黄島で海上自衛隊が韓国軍機に給油した際も適用された。
今回の給油支援に伴い、アクロバット飛行隊同士の初交流も検討されている。空自の「ブルーインパルス」の隊員が意見交換や記念撮影などに臨むという。
ブラックイーグルスへの給油支援は25年11月にも那覇基地で予定されていたが、竹島(島根県)周辺を飛行していたことが判明し、日本側が受け入れを中止した。一方、韓国側は同月、東京都で開催された「自衛隊音楽まつり」への韓国軍楽隊の派遣を見送った。【松浦吉剛】

華ゆりさん死去=漫才師、女優

華 ゆりさん(はな・ゆり、本名吉岡百合子=よしおか・ゆりこ=漫才師、女優)18日午前4時29分、悪性リンパ腫のため大阪市内の病院で死去、78歳。岡山県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は次女吉岡智枝(ちえ)さん。
浪曲漫才トリオ「フラワーショウ」のメンバーで、93年から放送された「サカイ引越センター」のテレビCMに俳優の徳井優さんと共に出演。徳井さんの「勉強しまっせ 引っ越しのサカイ」に、「ほんまかいな そうかいな」と踊りながら合わせるリズミカルな掛け合いが話題を呼んだ。 [時事通信社]

今季“最強&最長寒波”ピーク 積雪4m超も 箱根は銀世界

ピークを迎えている今シーズン最強・最長寒波の影響により、各地で積雪量が増加しています。一面「銀世界」となった箱根では観光客から驚きの声が上がりました。
【画像】海外旅行客の間でSNSにアップするのが人気の「雪ヒヨコ」
酸ケ湯で積雪4m超も
雪は、東北だけでなく、全国各地で。関西、そして横浜でも…。午後になり、関東でも強まってきました。
“今季最強寒波”が、列島で猛威を振るっています。
新潟県十日町市で取材中、高齢ドライバーが除雪された雪に突っ込む事故現場に遭遇しました。
雪で動けなくなった運転手

「車で走ってきたら(雪で)前が見えなかった。バックも前進もできない」
雪に突っ込んでしまった乗用車をトラックで引っ張り出そうとしています。到着した除雪車と乗用車をロープでつなげています。ゆっくりと動き出し、雪の中から乗用車が無事に出てきました。
救出に来た人

「(雪で)道幅が分からない。(こういう事故は)結構ある」
青森駅の駐輪場では、およそ20台ほどが雪に埋もれています。こちらの自転車はハンドルとサドルだけが顔を出している状況です。
人々は吹雪のなか、目指す場所へ向かいます。
青森市では、積雪が急増。今季一の積雪に。線路では懸命の除雪を行うも、運休が相次ぎ、交通網は混乱します。
観光客

「びっくりした。来週にしておけばよかった」
先月、地面が見えていた酸ケ湯も、全国で初めて4メートルを超え、建物の一階部分が見えなくなるほどに。21日、全国一の積雪量となりました。
各地で雪が猛威
しらじら見えていた札幌の街。10分ほどで、一気にホワイトアウトしていきます。
除雪された雪は、人の背丈を超えるほど。“今季最長”と言われるだけに、その終わりは見えません。
男性

「ちょっと続いているので雪かき大変。また夕方くらいにやることになる」
雪は北日本だけではなく、山陰や近畿地方でも。日本海側では、次々と雪雲が流れ込む“JPCZ”がかかり続けました。
夜明けごろの島根の出雲空港。雪はちらつく程度ですが、午前中、雪が強まり一気に白く染まります。
鳥取市内。県庁と駅を結ぶ大通りも、大粒の雪で遠くの景色がかすむほど。道行く人も、ストックを持ち、慎重に歩きます。
男性

「窓の外を見たら、一面、白かった。仕事に行きたくない」
寒波の影響は、関西にも。兵庫の城崎温泉にも雪が舞い落ち、観光客でしょうか、傘も差さず、裸足で雪景色を写真に収めます。
銀世界の箱根
関東にも、寒波の影響が。神奈川県の上空にも、雪が舞いました。
横浜や、平塚などの平地でもこの降り方、山の上となれば、なおさらです。
正月、ランナーが駆け抜ける箱根路にも朝から雪が降っています。
観光スポット「大涌谷」は、谷から噴き出す「白煙」以上に、地面に積もる「雪」が目につく光景です。
アメリカから来た人

「(Q.景色はどうですか?)何も見えない。何も見えない、きょうは。でも大丈夫、雪は好きだから」
21日の箱根付近は、今季一番の寒さ。人々は自然と湯気に引き寄せられます。
横浜から来た人

「ちょうどいいです。湯加減も最高です」
ケーブルカーとロープウェイの中継地点、早雲山駅にあるテラスでは、足湯で気軽に「雪見温泉」気分を味わえます。
大阪から来た人

「ケーブルカーでのぼっていくうちにどんどん景色が白くなっていったので、こんな真っ白になるとは思っていなかったですので、よかった」
そんな観光客の目の前には、白い「ヒヨコ」の行列が。実は今、海外からの旅行客の間で、「雪ヒヨコ」をSNSにアップするのが人気だといいます。
時間が経ち、風も伴い始めた雪…。
台湾から来た人

「めっちゃ寒いです」
22日にかけては、近畿や東海の平地でも大雪となる恐れがあります。
(2026年1月21日放送分より)

東京電力、柏崎刈羽原発を再稼働 政府は「重要課題、最大限活用」

東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発6号機の原子炉を起動し、再稼働させた。東電の原発再稼働は2011年3月に福島第1原発事故を起こした後初めてで、運転自体は柏崎刈羽6号機が定期検査入りした12年3月以来、約13年10カ月ぶり。政府は今回の再稼働を重要課題と位置付けており、原発の「最大限活用」を推し進める考えだ。一方で政府と東電は、福島第1原発の廃炉と柏崎刈羽原発の安全な稼働を両立させる責任を負う。
実質国有化されている東電は6号機1基で年間1千億円程度の収支改善を見込む。
6号機の再稼働は、原発事故を教訓とした新規制基準の下で国内15基目。
柏崎刈羽6号機では午後7時2分、中央制御室の運転員がボタンを押して、原子炉から制御棒を引き抜き再稼働させた。同8時28分、核分裂反応が連鎖的に続く「臨界」に達した。再稼働は当初20日を予定したが、制御棒の警報不具合で1日遅れた。徐々に出力を上げて、27日に首都圏などへ試験的に送電する予定。営業運転開始は2月26日を計画する。

被告に「罪を償って」 昭恵さん、裁判員に感謝も

安倍晋三元首相銃撃事件で、山上徹也被告(45)に無期懲役を言い渡した奈良地裁判決を受け、安倍氏の妻昭恵さんが21日、代理人を通じコメントを発表した。山上被告に対し「自分のしたことをきちんと正面から見つめ、私のかけがえのない家族である夫の命を奪い去った罪を償っていただきたい」と述べた。
昭恵さんは「判決により、突然の夫の死から長かった日々に、一つの区切りがついた」と思いを吐露。昨年10月から続いた一連の公判を振り返り「仕事や家事を抱えながら、この裁判のために日々を費やしていただいた裁判員のみなさまには深く感謝申し上げます」とした。

今夜から明日が寒波1度目のピーク 週末まで大雪に厳重警戒

この冬最長になるとみられる寒波が襲来し、今夜からは1回目のピークとなります。2回目のピークとなる週末にかけて広い範囲で大雪となるおそれがあるため厳重に警戒をしてください。
強い寒気が南下し雪雲が発達
日本付近は冬型の気圧配置が強まり、日本海側の広い範囲で断続的に雪が降っています。上空5500m付近で-42℃以下の非常に強い寒気の中心が北日本付近を通過する今夜は、寒波の1回目のピークです。

特に日本海で北寄りと西寄りの風がぶつかることによって形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の周辺で雪が強まってきました。17時までの6時間の降雪量は新潟県十日町市で24cm、石川県珠洲市で15cm、兵庫県香美町・香住で6cmを観測しています。

また、北日本にも活発な雪雲の帯が何本ものび、6時間で10cm以上の雪が降っています。18時05分の時点で、新潟県、富山県、石川県、鳥取県には大雪警報が発表中です。
今夜は最初のピークで強雪警戒
特に近畿北部や北陸では今夜遅くから明日22日(木)の早朝に雪が強まるとみられ、局地的には1時間に5~10cmの降雪が予想されます。

発達した雪雲の動向によっては数時間で一気に積雪が増えることが考えられ、車での走行が困難になるおそれがあります。スタックや事故などを起因として、大規模な車両滞留につながる危険性がありますので、雪のピーク時の走行は避けるようにしてください。

やむを得ず走行する場合は冬用タイヤに加えチェーンを装備し、スタックした場合の脱出用具などを備えるなど、最大限の対策が必要です。

明日の日中もJPCZの周辺では強い雪が続き、雪雲は濃尾平野まで拡大するとみられます。東海道新幹線や名神高速が通る交通の要所、岐阜県関ヶ原付近でも10cm前後の雪が積もる見通しです。影響の出る可能性があるため移動を予定している方は雪の情報に加え、運行情報や道路情報もご確認ください。

また、京都市など京都府南部や、いなべ市、四日市市などの三重県北部でも積雪のおそれがあるため、注意が必要です。
24日(土)に2回目のピーク
明後日23日(金)は一旦、雪が小康状態になる所があるものの、24日(土)が次のピークになる見通しです。

上空5500m付近で-36℃以下の、大雪の目安となる寒気が北陸から山陰付近まで南下する予想となっています。1回目のピークに比べると、寒気の中心部分の強さは劣る一方で、西日本方面への寒気の南下が強まる予想です。

九州や四国でも雪が降りやすくなり、内陸部や山沿いでは積雪の可能性があります。
週末までに積雪150cm増のおそれ
25日(日)朝までの積雪増加量は東北南部から北陸の山沿いで100cm以上、局地的には150cm前後に達する予想となっています。

北海道や東北北部、近畿北部でも50cm以上の所がある見込みです。近畿中南部や四国、九州の内陸部でも雪が積もる所が多く、週末は車の移動が困難になることが考えられますので、予定がある方は最新の情報を踏まえ変更なども検討してください。

積雪が多い地域では交通障害に加え、雪崩や落雪、除雪中の事故などの危険性が高まるため、厳重な警戒が必要です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

山上被告、落ち着いた表情=微動だにせず聞き入る―安倍氏銃撃判決

安倍晋三元首相銃撃事件の判決で、無期懲役が言い渡された瞬間、山上徹也被告(45)は微動だにせず、うつむき気味に聞き入った。弁護団によると、被告は落ち着いた表情を見せていたという。
午後1時25分ごろ、法廷に現れた山上被告は長袖の黒いスエットに、緑色の長ズボン姿。これまでの公判と同様に眼鏡を掛け、白髪交じりの伸びた髪を、後ろで一つに結んでいた。傍聴席の方に目を向けることはなく、ゆっくりと弁護人の隣の席に座り、机に置かれた資料を見ながら時折、弁護人と言葉を交わしていた。
開廷が告げられた後、証言台の前に移動し、一礼して着席。裁判長が「山上被告ですか」と聞くと、「はい」と小さな声で応じ、うつむきながら主文の言い渡しを待った。
「被告人を無期懲役に処する」。裁判長の宣告に山上被告は姿勢を変えることなく聞き入った。その後、弁護人の隣の席に戻り、机の上で両手を組みながら、判決理由を読み上げる裁判長の声に耳を傾けていた。
言い渡し終了後、山上被告は眼鏡を外して目元の辺りを押さえるしぐさを見せた。裁判長が閉廷を告げると、背中を少し丸めて歩き、法廷を後にした。
記者会見した弁護団は「検察側の主張を全面的に採用するような結果。力が及ばず、(山上被告に)申し訳ない」と話した。 [時事通信社]