きのう、茨城県土浦市の常磐自動車道で乗用車など5台がからむ事故があり、5歳の女の子を含む男女6人が死傷しました。
警察によりますと、きのう午後3時前、土浦市の常磐自動車道で、ライトバン1台と乗用車4台がからむ事故がありました。
当時、常磐道は渋滞していて、追い越し車線を走行していたライトバンが前方に止まっていた乗用車に追突し、近くの乗用車3台も巻き込まれたということです。
男女6人が病院に運ばれていて、このうち5歳の女の子を含む3人が重傷とみられ、男性1人の死亡が確認されました。
警察は、ライトバンを運転していた会社員の足立和夫容疑者(57)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて事故の原因を調べる方針です。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
待ち伏せ、靴カバー 防犯カメラ「リレー捜査」で浮かんだ東京・赤坂女性刺傷事件の計画性
発生から7日目で、急展開を見せた東京・赤坂の女性刺傷事件。容疑者を浮上させたのは、防犯カメラの映像を解析し、つなぎ合わせる警視庁の「リレー捜査」だった。殺人未遂容疑で逮捕された大津陽一郎容疑者(43)は犯行後、自転車で約20キロもの距離を逃走。捜査で明らかになった足取りや行動からは、計画性の高さも伺えた。
事件は16日午前10時半ごろ、東京・赤坂のビル地下1階にあるライブハウス近くで発生。女性は趣味で音楽活動をしており、ライブハウスのイベントに10年ほど前から年1~2回ほど出演していたという。この日も午後のライブに出演予定で、店が開くのを1人で待っていた際に襲われた。
警視庁が防犯カメラの映像を解析した結果、容疑者とみられる人物は、事件当日の午前6時半ごろに朝霞駐屯地(練馬区)を自転車で出発。午前8時ごろには現場周辺に到着し、女性を待ち伏せしていたとみられる。事件の約50分前の映像では、この人物が持参した靴に履き替え、女性が出演予定だったライブのポスターに黒色スプレーのようなものでバツ印を書く様子も確認された。
事件直前には、靴にポリ袋のようなカバーをかぶせた上で、現れた
女性を追いかけてビルの地下へ。再び出てくるまで約30秒で、この間に犯行に及んだとみられる。その後は途中で服や靴を替えつつ、自転車で新宿区や練馬区、埼玉県和光市などを約20キロ走り、正午ごろ駐屯地に戻っていた。
「点」と「点」をつなぐリレー捜査で容疑者の勤務先を特定した警視庁は、21日夕方から大津容疑者に任意で事情を聴き、自宅の家宅捜索を実施。自転車や刃物などを押収し、22日未明、殺人未遂容疑での逮捕に踏み切った。22日は朝霞駐屯地でも家宅捜索を行い、動機など詳細の解明を急いでいる。(前島沙紀)
国民・榛葉氏「尖閣国有化は野田総理」当時猛烈な反日デモ 高市首相への「失言取り」にムッ「損をするのは国民]
国民民主党の榛葉賀津也幹事長が21日、国会内での定例会見で、高市早苗首相に対する「失言取り」に不満を示し「結局、損をするのは日本国民」と指摘した。
立憲民主党の野田佳彦代表が21日の会見で、高市早苗首相が台湾有事が集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」になり得ると発言した国会答弁について、繰り返し質問した立民・岡田克也氏に批判があることに「質問者が批判される筋合いではない」となどと語っていた。
「存立危機事態」問題について榛葉氏は「これただ単にですね、外交で与野党がぶつかり合って失言取りをしてれば済むかっていうと、結局、国益を損ねて損をするのは日本国民や民間企業ですよ」と“本当の被害者”がいることを指摘。「お互いにここは極めて発言には慎重になるべきです」とくぎを刺した。
続けて「そもそも日中関係、尖閣含めて最悪な状況になったのは国有化からですよ」と2012年の尖閣諸島国有化に言及。党の幹事長として「国有化の是非を論じることは今日は避けます」と前置きした上で「あれをやったのは野田総理(当時)ですね」と語気を強めた。「あそこからです。台湾海峡と尖閣がリンクして雲霞のごとく(非常に多く集まる様子の表現)、漁船なのか海警(中国海警局)なのか、軍艦なのかわけのわからないのが浮遊してるのは」と中国の艦船がまるで日常のように尖閣周辺に姿を見せるようになったとした。
野田氏は元総理であり、高市氏は現役の総理。榛葉氏は「そういった意味ではお互いに表に出せない苦労を分かり合ってる方々でしょう。もう少し大人の対応があったんじゃないかなという声に理解ができないわけでもないです」と野田氏の「質問者が批判される筋合いではない」を疑問視した。
2012年の尖閣国有化の際には、中国は政府やメディアで猛烈な対日批判が繰り返された。反日感情が盛り上がり、抗議デモなども行われた。日本の商品がボイコットされるだけでなく、暴徒化したデモ隊が日系企業や商店を襲撃するなどの事件も発生した。
(よろず~ニュース編集部)
愛子さまがラオスから帰国…初の外国公式訪問、文書で「充実した心に残る訪問となりました」
天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは22日、外交関係樹立70周年を迎えたラオスへの公式訪問を終え、帰国された。帰国後に感想を公表し、「両国の国民の相互理解や関心が更に深まり、日本とラオスの友好親善と協力の関係がより一層進展することを心から願っています」とつづられた。
17日からの滞在でトンルン国家主席を表敬訪問し、不発弾被害を紹介する展示施設を視察。「不発弾が今も社会・経済発展の大きな妨げになっている現状について理解を深めることができました」と記された。金色の仏塔「タートルアン大塔」や寺院を見学したことにも触れ、「厳かな雰囲気や優美な建築が深く心に残りました」と振り返られた。
最後に、初の外国公式訪問について「充実した心に残る訪問となりました」とした上で、「皇室の方々の歩みを受け継いでいく思いを新たにしました」と結ばれた。
国会議員歳費「月5万円増」当面見送りへ 維新が「国民の理解が得られない」と反対
国会議員の給与に当たる「歳費」を決める歳費法の改正案をめぐり、与野党は、月額歳費の5万円引き上げを当面見送る方針であることがわかりました。
関係者によると、自民党と立憲民主党は、国家公務員の特別職の給与を上げる法改正にあわせ、国会議員の歳費を5万円引き上げることで調整していましたが、自民と連立を組む日本維新の会が、「物価高で苦しむ国民の理解が得られない」などとして反対したということです。これにより、国会議員の月額歳費の5万円引き上げは当面の間見送り、増額するかどうかは次の国政選挙後に判断するということです。
国会議員の現在の歳費は月額で129万4000円ですが、1999年以来、引き上げは行われていません。
〈赤坂ライブハウス×印襲撃〉「被害女性に9年間家庭があることを伏せていました」逮捕された“ゲス不倫・自衛官”は大家族…でも家では“ぼっち飯”「宿直と言って家を空けることも多かった」
〈〈赤坂ライブハウス×印襲撃〉「大家族として有名なお宅」逮捕された現役陸上自衛官(43)は妻帯者…近隣住民は「家はあけがち」親族は「真面目な人」“変装”張り込みの計画性〉から続く
東京・赤坂のライブハウスで16日、出演予定だった40代女性が左腹部などを刺された事件をめぐって、警視庁捜査1課は22日未明、現役の陸上自衛隊員・大津陽一郎容疑者(43)を殺人未遂の容疑で逮捕した。大津容疑者は被害女性と9年間交際していたが自身に家族がいたことを隠しており、男女関係のもつれの線で捜査が行われているという。
〈画像〉不倫していた大津容疑者のマイホームと、事件後に変装して自転車で逃走する大津容疑者とみられる防犯カメラの画像
9年間家族がいることを隠して交際、3日間家を不在にする日も…
大津容疑者は警視庁捜査1課の調べに対して、「9年前に被害女性と知り合い、交際に至った。自分に家族がいると伏せて付き合っていた」と話しているという。また、「今年6月ごろ、女性側が別れを切り出し、円満に別れた」と供述したことが明らかになった。
知人によると大津容疑者は茨城県出身で、県内の高校を卒業後、2000年3月に陸上自衛隊へ入隊した。初任地で朝霞駐屯地に配属され、2018年ごろ青森県にある八戸駐屯地へ配属を命じられたという。八戸駐屯地では6年ほど勤務し、2024年ごろに再び朝霞駐屯地へ戻ってきた。
陸自は「昨年3月から朝霞駐屯地の第1施設大隊に所属し、重機や機材の管理を担当していました」としている。
大津容疑者が青森県八戸駐屯地に配属されたときにはすでに被害女性とは別の女性と結婚しており、子どももいて単身赴任だったという。
登記簿謄本によると、大津容疑者は八戸駐屯地にいた2019年に約4700万円のローンを組み、東京都練馬区の一軒家を購入した。
「陽一郎さんも当時は喜んでいたそうで、青森からわざわざ東京へ車を出して『契約をしに行く』『印鑑を押してくる』と周囲に話していたそうです。家族思いだなあという印象でした」(大津家と親しい知人)
2024年に朝霞駐屯地へ戻ってきたときは、家庭円満だと周囲は感じていたという。
「陽一郎さんはいつも家を午前7時半に出ていて、約4キロの道のりを10分かけて自転車で出勤されていました。どんなに遅くても家には8時半までに帰っている印象です。ただ、家族には月に何度か宿直があると話していたそうで、2日間帰らない日もあれば、3日間も家を不在にする日もあったといいます」(前出)
また、10月下旬から11月上旬にかけて家族に「富士山へ演習に行く。食事係としてご飯を作る。2週間ほど家を空ける」とも話していたという。
「大津容疑者は家族にバレないよう9年間交際を続け、仕事と称して被害女性と逢瀬を重ねていた可能性が高く、いわゆる“ゲス不倫”です。円満に別れたと供述しているが、どこかで痴情のもつれがあったと思われる」(社会部記者)
子どもたちから「ご飯を一緒に食べたくない」とも言われていた
事件当日、大津容疑者は休日で、東京都・赤坂のライブハウスから約20キロ離れた朝霞駐屯地まで自転車で行き来していた。親族によると趣味は体力づくりのランニングで、自宅ではスマホのクロスワードゲームにハマっていたという。
事件現場はライブハウスの前で、被害女性は午後のライブに出演予定だった。ところが、前出の親しい知人は「大津さんは音楽が趣味ということは一切ない」と言い切る。
「大津さんの階級は2等陸曹の中堅隊員でした。勤務態度に問題はないと聞いています。出世欲がない人ですから、誰かを蹴り飛ばして上に進んでやろうという野望とか持った人ではありません。ただ、音楽が好きなんて聞いたこともありません」(前出・知人)
また、食事係をしていたものの、家庭的な面も特になかったようだ。
「自ら家事に参加することはなかったそうです。言われればやっていたという感じ。自転車のタイヤのパンクを直してと言われれば直すし、電球の交換をしてと言われれば、交換をすると聞いています」
近隣住民は「地域の絆が深い所ですが、陽一郎さんが特段地域のイベントや祭りなどに参加をすることはありませんでした。本人も仕事がお忙しいのでしょう。仕方ないですね」と語る。
「正月に親族と思われる子どもたちが来たら、面倒見の良い印象でした。『うるさいやつが来た』と冗談半分で言っていたり、怒る時はちゃんと『うるせーぞ』と怒ったりする印象です。小さい子どもたちからはなつかれていた様子です」(近隣住人)
ただ、前出の知人は大津容疑者の家庭での顔をこう証言する。
「自分の子どもとはあまり関係性が深くはなく、一緒にご飯は食べていなかったそうです。どうやら昔、箸や茶わんの持ち方で厳しく怒ったそうで、子どもたちから『ご飯を一緒に食べたくない』とも言われていたそうです。それ以降、食卓を囲むことなく、仕事の日は奥さんが作った料理を一人で食べて、休みの日は自ら料理を作り一人で食べていた」
家庭がいることを隠し、妻と元恋人を裏切った大津容疑者は、警視庁の調べに対して「私はやっていない」「事件当時は朝霞駐屯地にいた」と容疑を否認しているという。ゲス不倫オトコへの捜査は続くーー。
※「集英社オンライン」では今回の事件についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。 メールアドレス: [email protected] X(旧Twitter) @shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
宮崎県日向市の養鶏場で鳥インフルエンザの感染確認…九州で今季初、4万8000羽を殺処分
宮崎県は22日、同県日向市の養鶏場で見つかった高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏について、遺伝子検査の結果、高病原性の「H5亜型」が検出されたと発表した。国内の養鶏場で感染が確認されたのは今季5例目で、九州では初。県は同日、周辺の主要道路など4か所に車両を消毒する消毒ポイントを設置した。
県は同日朝に、この養鶏場で飼育されていたブロイラー約4万8000羽の殺処分を開始。養鶏場から半径3キロ圏内の養鶏場9か所(計約59万2000羽)について鶏や卵の移動制限区域に、同3~10キロ圏内の養鶏場49か所(計約174万3000羽)を域外への持ち出しを禁じる搬出制限区域に、それぞれ指定した。
小泉・高市政権に共通点=「閉塞感」「期待」自民幹事長が指摘
自民党の鈴木俊一幹事長は22日、新潟市内で講演し、発足直後に高い支持率を記録した小泉純一郎政権と高市早苗政権について「共通点がある」と語った。社会の「閉塞(へいそく)感」の広がりが似通うとした上で、「新たな政治を行ってくれるのではないかという期待感が小泉さんの時もあったし、高市さんにもある」と指摘。年末にかけて予定される2025年度補正予算案と26年度予算案の編成に関し、「高市カラー」の発揮を促した。 [時事通信社]
「跡形もなく」「気持ち沈んだ」=火災避難者が自宅確認―大分
大分市佐賀関で約170棟が焼けた大規模火災で、避難を続ける住民が22日、発生後初めて立ち入り規制区域の中に入り、自宅の被害状況を確認した。様変わりした自宅を目の当たりにした住民からは「跡形もなかった」「気持ちが沈んだ」といった悲痛の声が聞かれた。
午前8時半、第1陣の約10人が避難所からバスに乗り込み、自宅近くまで移動。市職員らと一緒にバスを降り、30分ほどそれぞれの自宅を確認した。
息子と2人暮らしという姫野政彦さん(85)は、「跡形もなかった。しょうがない、諦めるしかない」とうつむいた。かつて住んでいた家は残っていたといい、改築して住むか検討するという。
60年以上暮らす自宅が焼けずに残っていた女性(87)は「ほっとした」と胸をなで下ろす一方、「弟の家は全焼で、周りは更地。喜んではいられない」とつぶやいた。 [時事通信社]
男が「姉に恨みを持っていた」と供述 札幌市北区で家族3人殺害 数十か所にのぼる刺し傷
札幌市北区で両親と姉を殺害したとして逮捕された男が「姉に恨みを持っていた」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
札幌市北区の無職中村純一容疑者は先月31日午前11時ごろ札幌市北区新琴似の住宅で父・道紀さんと母・美枝子さん姉の川村千恵子さんの3人を刃物で刺し殺害した疑いが持たれています。
捜査関係者への取材で中村容疑者が「姉に恨みを持っていた」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
川村さんの遺体には数十か所にのぼる刺し傷があり死亡した3人の中で最も多かったということです。
警察は中村容疑者が強い殺意を持っていたとみて動機を慎重に調べています。