伊勢原市と厚木市にまたがる日向山(404メートル)で9日に発生した山林火災について、伊勢原市は16日、鎮火したと発表した。これに伴い、日向方面の登山道の通行止めは17日以降、順次解除するという。
火災は9日午後2時50分ごろ、同市日向の浄発願寺奥ノ院から西北西の斜面で発生し、周辺の約1.3ヘクタール(速報値)を焼いた。応援要請を受けた横浜市や東京消防庁、千葉市、自衛隊の消防ヘリが計110回を超える空中消火を行い、12日には伊勢原市が延焼の恐れがない鎮圧を宣言した。
13日からは近隣自治体の協力を得て地上部隊が熱源を探る鎮火作業にあたっていた。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
上野の双子パンダ来月返還 “4時間待ち”の熱烈ファン涙「大きくなる過程見てきた」
来月返還されることが発表された上野動物園の双子パンダ。ひと目見ようと開園前から大行列ができました。およそ1分の観覧制限の中、一時4時間待ちとなりましたが、パンダを見たファンからは涙を浮かべている姿も見られました。
開園から2時間たっても長蛇の列ができていて、最後尾が見えないほど並んでいます。双子パンダの来月下旬の返還発表後、初の開園日を迎えた東京「上野動物園」。動物園の中も外も大行列。パンダ舎までの待ち時間は一時180分待ちとなりました。
ぬいぐるみのパンダしか見たことがない子どもに“本物”を見せてあげようと、急きょ仙台から駆けつけた人も。
仙台からのファン「かわいかった」「さみしさも…もう見られないんだと。(子どもが)『何で見られないの?』と」
その後、待ち時間は最大240分に…
園のスタッフ「きょうはパンダの列を(午後)1時で締め切ります。そのため見られない可能性もあります」
せっかく関西から来たのに、午後1時の締め切りを知らず、パンダを見られず帰っていく人も。
パンダを見られなかった関西からのファン「私たち午後1時4分に着いたので。トイレ行っちゃったんですよね。(締め切りが)1時って知らなくて。ショック。今年一番のショックかも。二度と会うことないもんな。生きている限り」
早くも広がる“パンダロス”。
2021年6月23日、上野動物園ではじめて誕生した双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイ。双子で仲良く転がったり、じゃれあったり…
双子の名前を決める応募は19万件以上。以来、パンダ人気を支えてきたシャオシャオとレイレイ。来月、中国へ返還されると、日本国内にいるパンダはおよそ50年ぶりに「ゼロ」になります。
園は双子の姿を少しでも多くの人に見てほしいと…
園のスタッフ「はい、時間となります」
16日からは、2頭ともに観覧時間を「1分程度」に変更。パンダを見られる時間は短くなっても…
パンダを見た人「うれしかったです」「バイバイって」
しっかりパンダと“お別れ”。“4時間待ち”でパンダを見たという人は…
“4時間待ち”パンダを見た人「赤ちゃんで小さかったのにひとり立ちもちゃんとして、ずっと見てきたので。大きくなる過程を見てきているので、ちょっと思うところあります」
一方で、今回の返還をきっかけに…
「ホッキョクグマとかペンギンが好きなので、それは見たい。(パンダのレンタル代が)1億円なら、ほかのことに使う方がいいのでは」
“パンダ頼み”から脱却すべきだという声もあがり始めています。
東京・板橋で小5男児がトラックにはねられ死亡 下校中か
16日午後3時40分ごろ、東京都板橋区志村1の都道交差点(信号機なし)で、横断歩道を歩いて渡っていた近くの小学5年生、松原千明さん(10)がトラックにはねられた。松原さんは意識不明で搬送され、病院で死亡が確認された。
警視庁志村署によると、松原さんは左側から都道を直進してきたトラックにはねられた。1人で下校中だったとみられる。
署は、トラックを運転していた板橋区新河岸3の会社員、横山浩二容疑者(65)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて事故の経緯を調べている。
横山容疑者は「焦っていて、もっと遠くを見ていた」と話し、容疑を認めているという。【菅野蘭】
政府、国光外務副大臣を厳重注意=立民議員巡り誤認発言
尾崎正直官房副長官は16日の記者会見で、国光文乃外務副大臣が立憲民主党議員について事実誤認の内容をインターネット番組で発信したとして、木原稔官房長官が国光氏を同日厳重注意したと明らかにした。国光氏は11月にもSNSへの事実誤認の投稿で木原氏から注意を受けている。
立民の斎藤嘉隆参院国対委員長によると、国光氏は番組で、立民の小西洋之参院議員の国会質問の対応に追われ「辞めた女性官僚もたくさんいた」などと発言したという。尾崎氏は国光氏が発言を撤回し、小西氏に謝罪文を手交したと説明した。
国光氏は11月、「野党の質問通告が遅い」などとX(旧ツイッター)に投稿。野党から抗議を受け、事実誤認を認めて陳謝している。斎藤氏は記者団に、国光氏について「(副大臣に)不適任ではないか」と語った。 [時事通信社]
政府、ガザ支援機関に人員派遣へ=復旧・復興に積極関与
日本政府はパレスチナ自治区ガザで停戦監視や人道支援の調整を担う「民間軍事調整センター(CMCC)」に早ければ年内に人員を派遣する方針を固めた。関係者が16日明らかにした。国際協力機構(JICA)やNGOの職員ら1~2人の派遣を検討しており、ガザの復旧・復興に積極的に関与する姿勢を示す。
茂木敏充外相は同日の記者会見で「2国家解決の実現、中東地域の平和と安定に貢献すべく、ガザの復旧・復興に積極的な役割を果たす考えだ」と述べた。
CMCCはイスラエルとイスラム組織ハマスによる10月の停戦発効後、米政府主導でイスラエルに設置された。20カ国超の軍・民間関係者が活動する。 [時事通信社]
容疑者、襲撃前日も現場うろつく=メンバー待ち伏せか、福岡2人刺傷―県警
福岡市中央区の「みずほペイペイドーム福岡」付近で男女2人が刺された事件で、逮捕された無職山口直也容疑者(30)が襲撃前日、事件が起きたエレベーターホール付近をうろついていたことが16日、捜査関係者の話で分かった。
アイドルグループ「HKT48」のメンバーがSNSに投稿する写真などを頻繁に撮影する関係者用駐車場が、襲撃現場近くにあることも判明。福岡県警は、同容疑者がHKTメンバーが現れるのを待ち伏せしていた可能性もあるとみて調べる。
捜査関係者などによると、同グループ関係者は13日、ドーム駐車場のエレベーターホール付近をうろつく山口容疑者を確認。行動が不審だったため、警戒を強めていた。同容疑者はHKTのイベントの常連客だった。
山口容疑者は翌14日にも同じ場所に姿を見せた。同日午後5時前、HKT48の男性スタッフ(44)が「関係者以外立ち入り禁止だ」などと注意したところ、突然、刃物で刺された。
山口容疑者は調べに対し、「(スタッフに)なんでそこにいるんですかと言われたので、刺し殺そうと思った」と供述している。
県警は16日、殺人未遂容疑などで同容疑者を送検。動機の解明などを急いでいる。 [時事通信社]
定数削減、来年結論へ協力 自維党首、選挙制度と併せ議論
高市早苗首相と日本維新の会の吉村洋文代表は16日、国会内で会談し、自民、維新両党が国会に共同提出した衆院議員定数削減法案について、来年に結論を得るよう協力することで一致した。野党が反発する中、今国会での成立は断念し、衆院議長の下で選挙制度の在り方を検討する与野党協議会で議論する。企業・団体献金の扱いに関する政治資金規正法改正案を含め、政治改革関連法案を巡る議論は来年に持ち越される。臨時国会は延長せず17日に閉幕する。
会談後の共同記者会見で、首相は「衆議院選挙制度に関する協議会で、国勢調査の結果を踏まえ、自民、維新が協力し確実に成案を得ることを目指すと合意した」と述べた。吉村氏は「来年の通常国会で定数削減法案を可決させるべく申し合わせた」と語った。
両氏は定数削減法案が衆院政治改革特別委員会に付託されず、審議入りしなかった状況を「残念だ」と強調。来年、国家情報局や、対日投資を審査する協議体「対日外国投資委員会(日本版CFIUS)」の創設などの政策を進めることも確認した。
福岡男女刺傷事件 殺人未遂容疑で送検の男「HKT48のメンバーを狙っていた」
福岡市中央区の「みずほPayPayドーム福岡」周辺で14日、アイドルグループ「HKT48」のスタッフら男女2人が刺された事件で逮捕された男が「HKT48のメンバーを狙っていた」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。
男性に対する殺人未遂などの疑いで、16日に送検された福岡県糸島市の無職・山口直也容疑者(30)は、「HKT48」のイベントの常連客だったといいます。
山口容疑者とみられる男は、男性が刺されたドーム1階のエレベーターホール付近に、事件当日だけでなく前日にも現われていました。
実は、この場所では。
■平山翼記者
「こちらの施設には 『HKT48』の劇場が入っていて 裏手のエレベーターホール付近は メンバーがSNSの撮影によく利用していた場所だった」
山口容疑者は、「HKT48」のメンバーのSNSに頻繁に登場していたエレベーターホールなら、メンバーと遭遇できると考えたのでしょうか。
事件当日、メンバーは施設内の劇場の事務所で「オンライン握手会」を開いていて、スタッフは「出待ちをしている男がいる」と共有して警戒にあたっていたといいます。
男は、声をかけた男性の顔面に無言で催涙スプレーを吹きかけ、バッグから刃物を取り出して胸を刺したということです。
警察によりますと、その約1分後には80メートルほど離れた場所で女性の背中を刺したとみられます。
その後、男は逃走しました。
山口容疑者は15日、現場から約10キロ離れた福岡県春日市で警察に身柄を確保された際、刃渡り21センチあまりの包丁を2本と、殺虫剤を含むスプレー缶3本を所持していたといいます。
このうち包丁1本には血痕が付着していました。
警察の調べに対し山口容疑者は「男性スタッフに なぜそこにいるという趣旨のことを言われたので 刺し殺そうと思い包丁で刺した」と話しているということです。
警察は計画的な犯行だった疑いもあるとみて、女性への殺人未遂の疑いも視野に、事件の経緯などを詳しく調べています。
「入会金と授業料あわせて30万円支払った」のに 「SS義塾」が突如消えた?「こんな時期に、こんなことが」
受験本番を目前にした子どもが受けている受験塾と突然連絡がとれなくなったら――。想像もしたくないような悪夢が実際に起きている。2025年12月16日の情報番組「サン!シャイン」(フジテレビ系)は面接や小論文など「総合型選抜・推薦入試」に特化した大学受験塾「SS義塾」と突然連絡が取れなくなっているトラブルを取り上げた。
塾の運営会社社長「実務運営を委託していた中心人物が」
番組のディレクターがSS義塾の運営会社の所在地に行ってみると郵便受けには「投函禁止」の張り紙が張ってあり、関係者には取材できなかった。
インタビューした受験生の保護者によると「12月6日の授業を最後に突然連絡がとれなくなった」「入会金と授業料あわせて30万円支払った。7日に息子が『(塾から)連絡が来ない』と言い始め、7回受講しただけであとは連絡がとれなくなった」というもので、生徒や保護者に動揺が広がっている。
塾の運営会社社長に事情を聞くと、メールで「実務運営を委託していた中心人物が事業資金を全額不正出金し営業、経理、一部講師を抱き込み塾運営を機能不全におとしいれて逃亡した」と回答して来たという。
それにかみついたのがコメンテーターの鈴木おさむさんだ。「新手の詐欺、かどうかはわからないですが、友人の子どもが受験していて医者になりたいそうなんです。今風邪がはやっているので家族を大阪に行かせたりするぐらい、この時期にかけているんですよ。それを見ていると、この時期にこんなことが起きるのは許せない」と憤懣やるかたない。
「教育は投資と同じように慎重に」
予備校講師の経験もある社会構想大学院大学教授の廣政愁一さんは、
と受験生を抱える家庭に注意を促した。受験生を持つ家族の苦労を間近で見てきた鈴木さんは怒りがおさまらない。運営会社社長のコメントについても「おかしいじゃないですか。明らかに違法なことを文言(コメント)であげているのに」と話し、一方的に連絡を断ち切られた家族の心情を慮っていた。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)
【速報】「休憩中ふざけていた」部下に拳銃の銃口向ける…和歌山県警の警部を銃刀法違反疑いで書類送検・停職6か月の懲戒処分
和歌山県警は16日、訓練の休憩中に同僚に対して拳銃の銃口を向けるなどしたとして、刑事部捜査一課の警部の男を銃刀法違反の疑いで書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。
銃刀法違反の疑いで書類送検されたのは刑事部捜査一課の警部の男(40代)で、今年7月~8月にかけて、立てこもり事件を想定した訓練の休憩中、4回にわたり使用していた拳銃の銃口を同僚に向けた疑いがもたれています。
県警によりますと、警部は責任者として訓練に参加し、拳銃には訓練用の着色料が入った弾が入っていて、休憩中ふざけあっていた際に、部下職員2人に銃口を向けたということです。
訓練参加者からの申し出で事案が発覚し、県警の調べに対し、警部は「拳銃を向けた相手、組織に多大なる迷惑をかけた。反省をしてもしきれない」と話しているということです。
和歌山県警は16日、銃刀法違反の疑いで書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分とし、警部は16日付で依願退職しました。
県警は「法を遵守し、執行するべき立場にある警察官がこのような事案を起こしたことには誠に遺憾であり、県民の皆さまに深くお詫び申し上げます」とコメントしています。