トランプ氏、昭恵夫人と面会

日米首脳会談のため来日中のトランプ米大統領は、故安倍晋三元首相の夫人の昭恵さんと面会した。米政府高官が28日、自身のX(旧ツイッター)で明らかにした。昭恵さんは平和のメッセージを込めたアート作品を自ら制作し、トランプ氏に贈ったという。
トランプ氏は生前の安倍氏と良好な関係を構築。昨年12月には米国で昭恵さんと面会した。昭恵さんは自身のXに「主人を今も大切に思ってくださり、温かい言葉を掛けていただいた。ありがとうございます」と投稿した。 [時事通信社]

川崎の男性に女性装い「入院、手術費が必要」… 会わずに217万円だまし取った疑い 会社員の男を詐欺容疑で逮捕

恋愛感情に乗じて金を詐取する「SNS型ロマンス詐欺」で金をだまし取ったとして、神奈川県警中原署は28日、詐欺の疑いで、栃木県足利市、会社員の男(33)を逮捕した。
逮捕容疑は、2023年3月23日から同年5月20日までの間、交流サイト(SNS)で知り合った川崎市中原区在住の30代男性に、女性を装った上で、キャバクラの同伴違反による罰金の支払いや、入院、手術費が必要などとうそのメッセージを送り、24回にわたり、現金計約217万円を同容疑者が管理する口座に振り込ませてだまし取った、としている。
署によると、男は「私がやったことに間違いありません」と供述、容疑を認めている。
署によると、23年3月15日、男性がSNSで自己紹介を投稿。その後、男が偽名を使って女性に成り済まし、ダイレクトメッセージ(DM)を送った。連絡を重ねていく中で、男は女性の写真を自身と偽って送ったり、キャバクラの店員に成り済ましたりした。2人は直接会ったことや電話をしたことなどもなかった。
不審に思った男性が弁護士に相談。示談しようとしたが成立しなかったため、24年8月に県警に相談した。同年10月に署が被害届を受理し、捜査を進めていた。

「男性が頭から血を流していて女性はぐったりしている」トラックと軽乗用車の衝突事故 軽乗用車に乗っていた2人が搬送 鳥取県北栄町

10月28日の午前11時過ぎ、鳥取県北栄町でトラックと軽乗用車が衝突する事故がありました。
この事故により軽乗用車に乗っていた男女2人が搬送されています。
事故があったのは、鳥取県北栄町の北条道路です。
倉吉警察署や中部消防などによりますと、28日午前11時すぎ「男性が頭から血を流していて女性はぐったりしている」と消防に通報がありました。
軽乗用車とトラックが衝突したもので、軽乗用車に乗っていた70代の男性が後頭部にけがをし右胸部の痛みを訴え、80代の女性が背中と大腿部の痛みを訴えています。
この事故により、男性は倉吉市内の病院に、女性はドクターヘリで米子内の病院に搬送されました。
2人は救助時に意識があり、トラックの運転手にはけがはなかったということです。
トラック、軽乗用車共に車両の前方が損傷していて、警察が事故の原因などを調べています。

「美人局」で外国人から現金奪う=「トー横」の仲間8人逮捕―警視庁

東京都新宿区で、性的サービスを持ち掛ける「美人局(つつもたせ)」の手口で現金を奪ったなどとして、警視庁新宿署は28日までに、強盗致傷容疑で無職高橋和真(25)=江戸川区松島、無職中川太郎(34)=住所不定=両容疑者ら20~30代の男女8人を逮捕した。8人は新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一帯で知り合った仲間という。
逮捕容疑は2月24日、同区百人町で50代の外国人男性に暴行し、顎の骨を折るなどのけがをさせた上で、現金約110万円などが入ったリュックサックを奪った疑い。両容疑者を含む6人が「金は取っていない」「その場にいただけ」などと容疑を否認している。 [時事通信社]

「まさか構内に…」クマ出没で休講の岩手大、学生驚き けが人はなし

盛岡市の岩手大学に28日、クマが出没し、午後から休講となった。
大学講内を歩く学生の姿はまばらだが、帰宅する車で周辺が渋滞するなど、普段はない光景が見られた。
農学部大学院1年の男性(23)は「3年前に正門の前に現れたのは知っているが、最近は見たことがなく驚いている。ここ数日、盛岡市内ではよく出没していたのでそろそろ来るかと思っていたが、まさか構内に現れるとは」と話した。
岩手大で学生がクマを目撃したのは28日午前11時55分ごろ。通報を受けた警察官が大学西側の国際交流会館付近で体長約1メートルのクマ1頭を発見したが、その後見失った。けが人はいなかった。
盛岡市では同日午前、岩手大から南東に約2キロ離れた岩手銀行本店の地下駐車場でもクマ1頭が見つかり、捕獲された。岩手大で目撃されたクマとの関連は不明だ。【佐藤岳幸】

ベセント氏の日銀発言「一般論」=片山財務相

片山さつき財務相は28日の記者会見で、ベセント米財務長官が27日の日米財務相会談の際、日銀の金融政策に言及したことに関し、「直接的に金融調節をどうすべきかという話はなかった」と語った。その上で「一般論として、インフレ傾向や物価がどのように影響するのかということをおっしゃっただけだ」と説明した。
市場では、ベセント氏が円安是正のために日銀の追加利上げを求めたとの観測も広がった。これに対し、片山氏は「どこの国も中央銀行の独立性がある。(利上げを)促すということではなかったと思っている」と強調した。 [時事通信社]

故安倍氏のパター贈呈=高市首相、トランプ氏に

高市早苗首相は28日、来日したトランプ米大統領へのお土産として、故安倍晋三元首相のパターを贈呈した。トランプ氏と安倍氏は頻繁にゴルフを重ねて親交を深めた間柄。高市氏が安倍昭恵夫人から提供されたことを紹介すると、トランプ氏は「(安倍氏は)素晴らしい男だった」と感慨深げに語った。
2017年11月にトランプ氏が初来日した際、安倍氏とのゴルフに同伴したプロゴルファー松山英樹選手が当時使用したサイン入りゴルフバッグも進呈。金(ゴールド)好きのトランプ氏の趣味を踏まえ、金沢の金箔(きんぱく)でコーティングし、トランプ氏の名前を印字したゴルフボールとティーのセットも贈った。
米ホワイトハウスによると、トランプ氏は特注のスカーフを高市氏にプレゼントした。両首脳は、「ジャパン・イズ・バック(日本は戻って来た)」と金色の刺しゅうを施した二つの黒い帽子にそれぞれサインした。 [時事通信社]

クマ対策、自衛隊が後方支援へ=秋田県に、小泉防衛相「深刻な状況」

秋田県の鈴木健太知事は28日、小泉進次郎防衛相と省内で面会し、県内で相次ぐクマによる被害を巡り、自衛隊による箱わなの設置といった後方支援を求めた。小泉氏は「深刻な状況だ」とした上で、隊員を同日午後に県庁に派遣し、具体策を調整する方針を示した。武器による駆除は検討していないという。
鈴木氏は「問題が長期化し、現場の疲弊がピークを迎えている。自衛隊の力を借りなければ国民の命を守れない状況だ」と強調。小泉氏は「恐怖や不安は察するに余りある」とした上で、「防衛省・自衛隊としても与えられた能力と権限を最大限に生かし、県と協力して早急に対応策を練る」と応じた。
県などによると、26日までに2人が死亡するなどクマによる県内の人的被害は54人に上った。わなの設置や猟友会メンバーらが駆除したクマの輸送などの支援を求めた。
自衛隊の派遣に関し、木原稔官房長官は28日の記者会見で「本来任務の遂行に支障のない範囲で協力していく」と説明。関係省庁に対し、早急なクマ対策の見直しを指示したことも明らかにした。防衛省も加わり、30日に連絡会議を開く。 [時事通信社]

高市氏「防衛力を抜本的に強化する」 トランプ氏と原子力空母視察

【AFP=時事】高市早苗首相は28日、来日したドナルド・トランプ米大統領と共に横須賀の米海軍基地を訪れ、「防衛力を抜本的に強化する決意」を表明した。トランプ氏と共に米海軍基地に停泊している原子力空母ジョージ・ワシントンを視察した高市首相は「わが国はかつてないほど厳しい安全保障環境に直面している」とし、防衛力を抜本的に強化すると表明した。【翻訳編集】AFPBB News