東京大の本郷地区キャンパス(東京都文京区)前の路上で大学入学共通テストの受験生ら3人が刺された事件で、大学入試センターは17日、事件による精神的な動揺でテストを受けられなかった受験生1人について、29、30日に実施する追試の受験を認めたことを明らかにした。他にも同様の事例があった場合は救済するとしている。
救済対象は、同キャンパスの会場(志願者3702人)で15、16日に共通テストを受ける予定だった受験生。事件を目撃してショックを受け、予定した教科を受けることができなかった場合などが想定される。目撃者以外でも、大学入試センターに救済が必要だと判断されれば、追試が認められる。既に試験を受けた場合は救済対象にはならない。
センターは18日午後5時まで電話(03・3465・8600)で申請を受け付ける。文部科学省はこれとは別に、刺された受験生2人についても、何らかの救済策を検討している。【大久保昂】