川崎市の福田紀彦市長は20日の定例会見で、新規採用職員が不特定多数が閲覧できるLINE(ライン)のオープンチャットに研修用資料の写真を投稿し、外部に拡散する事態が起きていたことを明らかにした。情報の取り扱いについて「認識がまだ非常に甘い。意識を深めることをやっていかないといけない」と、全庁的な課題として再発防止策を講ずる必要性を指摘した。
市人材育成課によると、外部からの指摘を受けた16日夕に、写真が転載されているX(旧ツイッター)の投稿を確認。新規採用者向けの実施要領で、日程や目的のほか、外部講師の氏名や勤務先が写り込んでいた。福田市長は「こんなことまで注意喚起をしなくてはならないのか。驚きを隠せない」と苦言を呈した。
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【京都男児遺棄事件】なぜ〝臭い〟でバレなかったのか 遺体移動の謎を法医学者が徹底解説
京都府南丹市の小学生・安達結希さん(11)の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された養父・安達優季容疑者(37)が遺体を移動させていたことに衝撃が広がっている。そんなことをすれば逆にバレそうなものだが、どうやって運んでいたのか。
優季容疑者は市内の複数か所に遺体を運んで隠した疑いを持たれている。遺体の臭いによって周囲から気付かれそうだが――。
結希さんは3月23日に行方不明となり、4月13日に市内の山林で遺体で発見された。それまでに容疑者は市内の公衆トイレ周辺などにも遺体を置いたとされる。
法医学の第一人者で、連続ドラマの医療監修もしてきた千葉大学法医学教室の岩瀬博太郎教授は、遺体の臭いを周囲が気付くかどうかについて「気温によります。あとはご遺体が置かれた場所が日陰かそうでないかにもよります」と話す。
気温の目安は20度だという。南丹市の3月下旬~4月上旬のおおよその気温は最高20度ほど、最低5度ほど。
岩瀬教授は「南丹市の春の気温であれば死後3日~1週間くらいから臭いがしてくると思います」と指摘。遺体をビニール袋などに入れれば臭いを漏らしづらいという。「通常、10度ほどであればご遺体は腐敗しにくく長持ちします。といっても多少臭いはする。見た目でいうと、1か月たっても原形をそれなりにとどめたままのケースもあります」
一般的な冷蔵庫で、室温がおおよそ5度以下の冷蔵室で肉や魚を保存できることを思えば分かりやすいとした。
「20度ほどになると急激に腐敗が進みやすくなります。死後1週間くらいすれば、ご遺体は膨れ上がったり、緑色に変色したり、身元が分からなくなるくらい腐敗します。夏であれば、2日もすれば臭いがします」
京都府警は結希さんの行方不明時の捜索で情報提供を求めた際、身長134・5センチのやせ形としていた。体重には触れられなかったが、小5男児の平均体重を踏まえれば30キロ前後だったとされる。
岩瀬教授はこれまで自身が検証したケースで「犯人はご遺体をスーツケースに入れることもありました」という。結希さんのように「130センチ台であれば入ります」と指摘した。
容疑者としては過ごしやすい気候で遺体の腐敗が進みにくかったこともあり、複数か所に運べた可能性があるが、悪事が許されるはずはなく、府警が容疑者の行動履歴を丁寧に洗い出すなどして遺体の発見につなげた。
首相、靖国神社に真榊を奉納 春季例大祭、参拝は見送り
高市早苗首相は21日、東京・九段北の靖国神社で始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 高市早苗」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。関係者によると、23日までの期間中の参拝は見送る方向だ。参拝すれば、関係が冷え込む中国や、改善基調が続く韓国の反発を招くのは必至で、外交問題化するのを避ける狙いとみられる。
昨年10月の高市内閣発足後、初の例大祭を迎えた。例大祭では歴代首相が真榊を奉納しており、高市首相も踏襲した形だ。過去には閣僚在任中も終戦の日や春秋の例大祭に合わせ参拝していた。だが首相就任直前だった昨年10月の秋季例大祭では参拝せず、私費で玉串料を納めていた。
森英介衆院議長、関口昌一参院議長の他、閣僚では上野賢一郎厚生労働相、赤間二郎防災担当相、城内実経済財政担当相が真榊を奉納した。
日本維新の会の藤田文武共同代表、中司宏幹事長らは参拝した。参拝後、藤田氏は記者団に「英霊が命懸けで守ってくれた日本に私たちが生かされている。定期的に自分の胸に問うのが政治家のあるべき姿だ」と述べた。
高市一強の裏で自民党内に漂う「反高市」ムード 麻生・鈴木ラインと小林鷹之氏らの自民党執行部が「高市包囲網」 首相の“看板政策”にも次々と反旗
先の衆院選を圧勝に導いた高市早苗・首相は、自民党で「一強体制」を築いたように見えたが、ここにきて異変が起きている。党執行部や側近との対立が深まり、看板政策をめぐる反発も表面化している。そうしたなか、解体されたはずの「派閥」までもが息を吹き返し、もともと無派閥の高市首相への包囲網となりつつある。”獅子身中の虫”だらけとなった党内では、誰が、何を狙っているのか――。【全3回の第1回】
麻生・鈴木ラインが掌握する自民党執行部と火花
総選挙で延期されていた自民党大会が4月12日に開かれた。会場には早苗グッズなどが当たるカプセルトイが20台並べられ、ゲストの世良公則がヒット曲「燃えろいい女」のサビを「燃えろ、サナエ~」と歌うと首相も立ち上がってノリノリ。党をあげた「サナ活」で異様な盛り上がりとなった。
この「高市一強」を誇示する演出とは裏腹に党内は「反高市」の不穏なムードが漂っている。
党大会の前々日、高市首相は官邸で麻生太郎・副総裁、その義弟の鈴木俊一・幹事長、萩生田光一・幹事長代行と1時間ほど昼食を共にした。
「総理と党執行部の緊張関係が高まっているため、萩生田さんが『麻生さん、鈴木さんとメシを食って腹を割って話をしたほうが良い』と総理に勧めたと聞いている。しかし、話は全く弾まなかったようです」(官邸スタッフ)
総選挙での圧勝以来、高市首相と麻生・鈴木ラインが掌握する自民党執行部は水面下で激しく火花を散らしている。
「選挙後の人事で総理が麻生氏を衆院議長に”棚上げ”しようと工作して不興を買ったのをはじめ、鈴木幹事長ら執行部に『予算案の年度内成立』を命じ、国会運営を担う梶山弘志・国対委員長が強く反対すると、総理は相当、腹に据えかねた様子だった。鈴木幹事長や萩生田さんがなだめたが、梶山さんのほうが、国会運営の現実がわかっていない総理と距離を置くようになったという」(自民党ベテラン議員)
3月の訪米前にはコバホークこと小林鷹之・政調会長とも衝突した。
小林氏はNHKの『日曜討論』(3月15日)でホルムズ海峡を通る船舶の護衛に自衛隊艦船を派遣することに、「紛争が続いている状況では慎重に判断すべきだ」と反対論を展開。後日、小林氏は官邸に呼び出されたという。
「総理は自衛隊派遣の可能性を探っていたが、小林政調会長ら執行部は強硬に反対した。党執行部の賛成が得られず、総理は日米首脳会談で派遣の約束をすることを断念することとなった」(前出の自民党ベテラン議員)
新型コロナ後遺症「ブレーンフォグ」、脳に霧がかかったようにぼーっとする人が増加
新型コロナウイルス感染症の後遺症として、記憶障害や集中力低下が起こる「ブレーンフォグ」の症状を訴える人の割合が増えているとの調査結果を岡山大病院がまとめた。新型コロナの法律上の位置づけが引き下げられてから5月で3年となるが、後遺症に長く苦しむ人もおり、きめ細かなケアが必要だ。(神戸総局 行成靖司)
オミクロン株の患者に「ブレーンフォグ」多く
同病院は2021年2月、専門外来の「コロナ・アフターケア外来」を開設。大学病院として全国的にも早い取り組みで、26年3月までに20都府県の1233人を診察した。〈1〉日本で最初の感染者が見つかった20年に流行した「従来株」(120人)〈2〉21年夏から流行した「デルタ株」(140人)〈3〉22年以降に変異を重ねながら流行している「オミクロン株」(973人)――に分け、症状などを分析した。
その結果、ブレーンフォグを抱える患者は従来株では15%、デルタ株では24%だったが、オミクロン株では37%となった。従来株の約2・5倍の割合だ。一方、後遺症の特徴といわれた味覚障害や嗅覚障害は、オミクロン株では各12%で、従来株の半分ほどだった。
専門外来を担当する大塚文男教授によると、炎症が続いたり、ホルモンのバランスが乱れたりすることがブレーンフォグの原因とみられる。オミクロン株の患者にこの症状の割合が高い理由はわかっていない。
感染から時間がたつと、後遺症の症状がなくなる人も多いが、同病院の専門外来には今も368人が通院。感染から5年以上たっている人もおり、長期化が懸念される。働いていた人の半数は休職や退職などを余儀なくされていた。抑うつ症状の悪化もみられた。
新型コロナは23年5月、感染症法上の位置づけが引き下げられたが、感染の波は繰り返し、後遺症の患者も出続けているとされる。
専門外来では、時間をかけて患者から経過を聞き取る問診を重視。検査結果も踏まえて診断するといい、大塚教授は「後遺症は身体、精神などの要因が複雑に絡み合って起こると考えられる。これからも患者さんの苦悩に伴走する姿勢が求められる」と話す。
新型コロナの後遺症に対する「診療の手引き」の編集に携わった岡部信彦・川崎市健康安全研究所参与の話「後遺症には依然としてわからないことも多く、診療、研究の継続が重要で、岡山大病院の長期の取り組みは非常に貴重といえる。今後も患者一人ひとりに寄り添う診療を続けていただきたい」
◆ブレーンフォグ=医学的な用語ではなく、脳に霧がかかったように、頭がぼーっとする状態を指す。記憶障害や集中力低下のほか、頭痛などが起こることもあり、仕事や生活に支障を来す。詳細なメカニズムはわかっていない。
仕事に支障「公的支援を」…症状3年超の男性
2022年の年末に新型コロナウイルスに感染した中国地方の男性(60歳代)は3年以上たった今も、ブレーンフォグに悩んでいる。漢字が頭に浮かばなかったり、簡単な暗算ができなかったりするという。
感染から2、3週間で、せきなどの症状は改善したが、体調は戻らなかった。最初の違和感は、物忘れだった。たびたび、ロッカーに携帯電話を置きっ放しにした。認知症を疑って脳の検査を受けたものの、異常は見つからなかった。
仕事をスムーズにできなくなり、定年の延長を断念して退職した。様々なことを調べ、昨年4月、岡山大の専門外来を受診。新型コロナ後遺症と診断された。自身に起こっていることの理由がわかり、ホッとしたが、治る見通しは立たない。薬を飲みながら、毎月2回、話したり、書いたりするリハビリを受けている。
男性は再就職先を探しており、「仕事がないのは厳しい。私と同じように苦しんでいる人が他にもいると思う。公的支援があれば助かる」と話した。
口論の末にフライパンで30代女性の顔を殴打か 傷害容疑でアルバイト従業員の男(48)を現行犯逮捕 新潟・長岡市
新潟県長岡市で20日、女性の顔をフライパンで殴りけがをさせたとして、アルバイト従業員の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、長岡市蓮潟のアルバイト従業員の男(48)です。 警察によりますと、男は20日午後7時20分ころ、長岡市内の一般住宅で、30代の女性の顔面をフライパンで1回殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
女性は顔から出血し、救急搬送されましたが、命に別状はないということです。
事件の直後、被害者の女性から「暴力を振るわれた」と110番通報があり、駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。
2人は何らかのトラブルから口論になったとみられています。警察の調べに対し男は黙秘しているということです。
高市首相、党首討論“キャンセル”で「芸能人とは会えるのに…」表敬・対談連発に不満噴出
《『人の本性は言葉ではなく行動に表れる。』行動→国会に出席しない 言葉→「働いて働いて働いて働いてまいります」》と実業家のひろゆきこと西村博之氏がX(旧ツイッター)で批判したのは、高市早苗首相が4月の党首討論に応じないことに対してだ。
「ディープ・パープルやMEGUMIとは会えるけど…」
「4月16日、政府・与党は22日に予定されていた党首討論を高市早苗首相がモンテネグロのミラトビッチ大統領との会談が重なったために応じられないと野党に伝えました。昨年、与野党は4~6月に毎月1回開催することで合意していただけに、自民党は『約束を破った』形です」(全国紙記者)
与党の発表を受けて国民民主党党首である玉木雄一郎氏は、《あれ?党首討論やってもらえないのですか。4月、5月、6月はそれぞれ必ず1回ずつやることで与野党合意したと聞いていたのですが。外交日程が入ったとしてもQT(編集部注・党首討論)を夕刻にずらして出来るはず。過去に例もあります。今回は持ち時間12分で楽しみにしていたのですが残念です》とXで投稿。
昨年は時間をずらして夜間に開催することも行われていただけに、国会での追及から「逃げた」ようにみられている高市首相。
《ここは「残念です」で済まさず、実現させるべく強く申し入れするところかと思います。ディープ・パープルやMEGUMIとは会えるけど、他党の党首とは会えませんと言われているわけですから。この国難の中、野党からも建設的な意見を出して共に乗り切ろうと、強く言う場面です》と、エネルギー専門家の境野春彦氏もXで発言。
世間からも「高市総理は芸能人とは会えるのに、党首討論はできないのか…」「国会をバックレる。党首討論もバックレる。でも、MEGUMIに口紅やアイシャドウの色を相談する時間はある」と批判的な声が目立つ。
「高市首相は4月10日に、ファンであることを公言するイギリスのロックバンド『DEEP PURPLE(ディープ・パープル)』の表敬を受けました。13日には自民党本部で、タレントで実業家のMEGUMIさんと34分間の美容対談をしました。中東情勢が不安定で、ナフサ不足に国民が不安を抱えているなか、芸能人との交流には時間を割くのに国会には出ないのかと批判に火に油を注ぐ事態になっています」(全国紙記者)
女性初の首相として就任当初は高い支持率を得ていた高市首相の、メッキが剥がれつつある。
村山富市氏に首相就任を説得した河野洋平元衆院議長、「決断した時の力強いまなざし今も忘れない」…都内でお別れの会
昨年10月に101歳で死去した村山富市元首相のお別れの会が20日、東京都内のホテルで開かれ、高市首相や社民党の福島党首ら約450人が参列した。
「自社さ」による村山政権で副総理兼外相を務めた河野洋平・元衆院議長が呼びかけ人代表を務めた。式辞では「命がけで説得する私に、(首相就任を)決断した時のあなたの力強いまなざしを今も忘れることはできない」としのんだ。
「最大の功績」には、日本による「植民地支配と侵略」に「痛切な反省」と「心からのお詫(わ)び」を表明した戦後50年の村山談話を挙げた。河野氏は「平和への歩みを私たちが受け継いでいく」とも語った。
村山氏は1993年9月に社会党委員長に就任。94年6月~96年1月に首相を務めた。
防衛省でも除染土を再利用へ 石原環境相が表明 新宿区では初
石原宏高環境相は21日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故後に福島県内の除染で出た土を、新たに防衛省(東京都新宿区)と最高裁判所(千代田区)の敷地内の花壇で計6立方メートルを再利用すると明らかにした。除染土は既に千代田区永田町の首相官邸の庭や、同霞が関の中央省庁の花壇など計10カ所(計68立方メートル)で利用されているが、新宿区では初めて。
石原環境相は「一層の理解醸成が図られることを期待する」と述べた。開始時期は明らかにしなかった。
福島県大熊、双葉両町の中間貯蔵施設で一時保管されている除染土(約1400万立方メートル)は2045年3月までに県外で最終処分することが法律で定められている。政府は最終処分量を減らすため、放射能濃度が比較的低い除染土を公共事業などで利用する方針を示している。国民の理解醸成を図るため、今後は省庁の出先機関などでの再利用も実施する方針。【高橋由衣】
【速報】武器輸出を非戦闘目的に限定する「5類型」撤廃、殺傷能力のある武器の輸出が可能に
防衛装備品の輸出を救難、輸送などの非戦闘目的に限定するルール、「5類型」を撤廃することが21日正式決定し、殺傷能力のある武器の輸出が可能になりました。
21日の閣議と国家安全保障会議で、防衛装備品の輸出ルール、「装備移転三原則」と「運用指針」が改定され、防衛装備品の輸出を救難、輸送などの非戦闘目的に限定するルール、「5類型」が撤廃されました。
新たなルールでは、防衛装備品を破壊力や殺傷能力の有無に応じて、「武器」と「非武器」に分類。「非武器」については輸出先の制約は設けないとしています。
「武器」の輸出先については、日本と防衛装備品・技術移転協定を締結している国に限定し、輸出の可否は首相や閣僚などが参加する国家安全保障会議で判断します。
その上で、輸出が可能と決まった場合、国会に対して事後的に「通知」するとしています。
また、輸出先の国が紛争当事国になれば、輸出は原則不可としたものの、「特段の事情」がある場合には、例外として容認することとしました。
今回の改定で、高市政権が力を入れる装備品の輸出促進が期待される一方、野党などからは、特に殺傷能力のある武器などを輸出する際の“歯止め”が十分か、疑問視する声も上がっています。