コンピューターのプログラミング言語は、人間が与えた指示をシステムが理解できるよう翻訳する役割を担っている。
その重要な機能を持つPHPに致命的欠陥が見つかり、世界を揺るがせている。政府機関や企業などはウェブサイトを乗っ取られないよう防御策を急がねばならない。
システム開発に使われるプログラミング言語には、JAVAやパイソンなど様々なものがある。
PHPは1995年に開発され、サイト作成での使いやすさから普及した。世界のサイトの約7割で使われているというから圧倒的な存在感だ。電子商取引や会員管理にも利用しやすいという。
国民生活への影響が大きいだけに、PHPの開発チームが21日深夜、国際的な指標で最も深刻度が高い「緊急」にあたる脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったと発表すると、世界に大きな衝撃が走った。
犯罪集団が脆弱性を突いて、外部からサイトやサーバーを乗っ取ったり、システムを破壊して情報を窃取することができたりするという。非常に重大な事態だ。
三菱UFJ銀行など金融機関がネットサービスを一時停止したほか、ネット通販やチケット販売サイトで対応が相次いだ。
高市首相や財務省のサイト、海外でもオランダなど各国政府が公的サイトを停止し、米ホワイトハウスも緊急声明を出した。
PHPの開発チームは修正プログラムを配布した。政府機関や企業は、修正を急がねばならない。安全の確保を最優先に、サイトの一時停止もためらうべきではない。あらゆる利用者は情報の管理状況を点検する必要がある。
不正アクセスが連日、伝えられる中で、脅威が新しい段階に入ったと言えるのは、今回、AI(人工知能)が極めて短期間で脆弱性を発見したことである。
米グーグル傘下の企業によると、欠陥は10年以上前から存在していたが、見逃されていた。今回、安全性を調べた一人の研究者が1週間で脆弱性を発見した。
米アンソロピックの最先端AIモデル「クロード・ミュトス」は防御能力を高める機能があるが、それが犯罪集団に悪用されて脆弱性を突く危険性が指摘され、今年、提供停止の措置を取った。
最先端AIは防御と攻撃のどちらにも使われる時代になった。リスク管理は極めて難しくなろう。米国と中国、国連、日本などは連携し、新たなリスクに対応するルール作りに力を注ぐべきだ。
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週間天気予報 週末は広範囲で大雨のおそれ 来週中頃は強い寒気が流入
【 この先のポイント 】
・台風30号 沖縄は荒天続く 西日本も雨風強まる
・週明けにかけて広範囲で大雨のおそれ
・西日本は蒸し暑く 北日本は雪の可能性
台風30号や前線の影響で、週明け26日(月)にかけて東日本や西日本、南西諸島の広範囲で荒天となるおそれがあります。27日(火)以降は北日本を中心に強い寒気が流れ込む見込みです。
台風30号 沖縄は荒天続く 西日本も雨風強まる
大型で非常に強い勢力の台風30号(チャンパー)は、24日(土)にかけて沖縄付近を通過し、東シナ海を北上する見込みです。先島諸島など南西諸島ではピークを越えるものの荒れた天気が続き、海上は猛烈にしけてうねりを伴う高波となるおそれがあります。危険なため海岸には近づかないようにしてください。
その後、台風は東シナ海を北東進し、次第に衰弱して熱帯低気圧に変わりながら25日(日)から26日(月)にかけて九州方面に接近する見込みです。台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、西日本や東日本でも雨や風が強まる見込みです。台風の進路や勢力、移動速度の予想には幅があるため、最新の台風情報をこまめに確認してください。
週明けにかけて広範囲で大雨のおそれ
実況・予想天気図
24日(土)から週明けの26日(月)にかけては前線が本州付近に停滞し、東日本から西日本の広範囲で雨が降ります。暖かく湿った空気が流れ込んで前線活動が活発化するため、前線に近い日本海側を中心に大雨となるおそれがあり、道路の冠水や河川の増水、土砂災害に注意が必要です。
27日(火)になると前線は本州の南海上へ離れる見込みですが、日本海で別の低気圧が急速に発達する予想です。
28日(水)にかけて北日本や北陸では風雨が強まって荒れた天気となり、北海道の山沿いを中心に大雪となるおそれがあります。一方、東日本や西日本の太平洋側では天気が回復して日差しが届く見込みです。
西日本は蒸し暑く 北日本は雪の可能性
東日本や西日本では暖かい空気が流れ込むため、26日(月)頃にかけて気温が高くなります。西日本を中心に最高気温が25℃以上の夏日となり、30℃近くまで上がる所もある見込みです。湿度も高く季節外れの蒸し暑さとなるため、こまめな水分補給など体調管理に注意してください。
一方、27日(火)以降は北日本を中心に強い寒気が流れ込む予想です。北海道では平野部でも雪やみぞれとなる可能性があり、札幌では28日(水)の最高気温が8℃まで下がる見込みです。北日本では冬用タイヤの装着など冬への準備を進めてください。
寒暖差が非常に大きくなるため、服装選びにお気をつけください。
「うちの子の芋が小さくて不公平」「教育委員会に訴えるぞ」…田植えや芋掘り体験が中止に? 学校を破壊する“見当違いの被害者意識をもつ親”の異常な暴走
休み時間の怪我、熱中症、田植えや芋掘り体験……子どもの学校生活をめぐるトラブルの背後には、保護者たちの“見当違いの被害者意識”が潜んでいる。叱られて落ち込む子を庇い、芋の大きさの不公平さえ訴え、あげくは「教育委員会に訴えるぞ」と脅す――そんな過剰なクレームに疲弊し、心を病んでいく教員たちの実態とは。
子どもの健全な発達を阻害しかねない“被害者意識の暴走”はなぜ止まらないのか。祥伝社新書の新刊『 被害者意識が強すぎる人たち 』より一部抜粋してお届けする。
◆◆◆
モンスターペアレントが子どもの学びを妨げる
児童・生徒の保護者から学校に寄せられるクレームがあまりに常識から逸脱しているケースが増えてきたことから、モンスターペアレントという言葉さえ使われるようになっているが、そこにも被害者意識が深く絡んでいる。
まずは保護者が抱く被害者意識について見ていくことにしたい。
子どもが放課後に校庭や校舎の周りで遊んでいて怪我をするというのは、昔からよくあることである。だが最近では、子どもが怪我をすると、学校側にクレームをつける保護者が少なくない。わが子が怪我をしたことで被害者意識を抱き、先生の監督責任を問うのである。
だが、授業中ではなく放課後に子ども同士で自由に遊んでいて怪我をしたわけで、その場に先生がいたわけではない。いくら学校にいるときだといっても、いちいち見張っているわけにはいかない。
休み時間や放課後の自由遊びさえ、先生たちが校庭や校舎の内外を分担して見張らなければならないとしたら、会議や文書作りといった校務も、授業の準備や採点も、問題を起こした生徒の指導や相談に来た生徒や保護者の対応もできなくなってしまう。
そうした事情を説明されても保護者が先生を責めるとなれば、学校側としては子どもが自由に遊ぶのを禁止するしかなくなる。休み時間も放課後も校庭に出るのを禁じ、目の届く教室内に子どもたちを閉じ込めておき、放課後はすぐに帰宅させる。それ以外に、クレームを防ぐ手立てはないだろう。
子どもたちにとって、休み時間や放課後に思い切り身体を動かしたり、友だちと一緒に遊んだりすることは、心身の健全な発達にとって必要不可欠なはずなのに、冷静さを失った保護者たちの被害者意識に駆られた過剰反応が、子どもたちの健全な発達を阻害することになってしまう。
わが子に対する厳しさをもたない保護者の過剰反応
わが子が先生から叱られて傷ついて元気がない、生徒を傷つけるような叱り方をしていいのか、と先生にクレームをつける保護者もいる。叱られたと言ってしょげかえっているわが子が可哀相ということなのだろうが、叱られたのには理由があるはずである。何か悪いことをしたとか、すべきことを怠ったとか、何かあるはずだ。そこのところを棚上げして、わが子が傷ついている、どうしてくれるのだなどとクレームをつけるのは、見当違いの被害者意識と言わざるを得ない。
同じように先生から叱られても、しょげかえって元気をなくすどころか、ケロッとしている子もいる。先生に叱られたことをわざわざ親に言わない子もいる。自分が悪いと反省し、学校に文句を言おうとする親を止める子もいる。親としては、何か問題があって先生から叱られた子を慰めるより、反省を促すべきであり、落ち込んでいる子には、そんなことでいちいち落ち込まないように仕向けるべきだろう。
わが子に対する厳しさをもたない保護者の過剰反応が、学校の先生たちが生徒指導を放棄する方向に作用し、子どもたちは社会性を身につけたり心を鍛えたりすることができなくなっている。その結果、社会性の乏しい子、自己コントロールのできない衝動的な子、ストレス耐性が低くちょっとしたことですぐに落ち込む子が増えることになる。
保護者と教員の双方が抱く被害者意識
夏になると、どこの学校でも熱中症になる生徒が出てくる。そこで、基準値より気温が高いときは戸外での運動をやめるとか、水分補給を心がけるなどの対策を取るところが多い。それでも、たまに熱中症気味の生徒が出ることがある。
その生徒の保護者が冷静であれば、水分補給に気をつけるようにわが子に注意したり、家でも塩分の補給を心がけたりといったことをして、いちいち学校にクレームをつけるようなことはない。クレームをつけるとしたら、部活の先生や先輩が部活中の水分補給を許さないとか、炎天下で長時間運動させるなど、特別な事情がある場合に限られる。
ところが、そうした特別な事情もないのに、わが子が熱中症気味になったと学校にクレームをつける保護者がいる。すると学校側は、とくに落ち度があったと思えないのに、戸外での部活を制限したりする。ひとり、あるいはほんの数人が熱中症気味になったというだけで、何の問題もなくふつうに部活をしていた数百人の生徒たちの行動が制約を受けるのである。
このような学校側の対応は、まさに過剰対応と言える。保護者からのクレームを恐れるあまり、過剰な対応をしてしまうのである。
ゲームやインターネットなど人工的な空間で遊ぶことが多い今どきの子どもたちは、自然から離れた生活を送っているため、自然体験を与えるのは非常に大切なことと言える。自然体験教育の一環として、田植えを経験させたり、芋掘りを経験させたりということが、しばしば行われる。だが、そこでも保護者の見当違いの被害者意識の暴走が見られる。
田植え体験というのは、毎日食べているお米を農家の人たちがどのように作っているのか、その仕事のきつさも含めて知ることができる貴重な教育の場と言える。
ところが、「ウチの子は泥水に入るのを嫌がっているから、このような活動はやめてほしい」といったクレームや「服が汚れるからやめてほしい」というクレーム、あるいは「あんな足腰を酷使する重労働をさせる必要はないだろう、可哀相だ」といったクレームがつくことがある。芋掘りというのは、田植えよりもっと多くの子どもたちが昔から体験してきたものだろう。これも、田植え体験と同様、食生活のしくみを知る貴重な体験であると同時に、自分が掘ってきた芋を家族で食べるときに、「これ、僕が掘ったんだよ」と自慢げに説明し、子どもたちは何とも言えない充実感を味わうことができる。
家に持ち帰る芋の大きさが違って不公平だというクレーム
ところが、芋掘り体験にも保護者からのクレームがあるという。たとえば、子どもによって掘って家に持ち帰る芋の大きさが違って不公平だというクレームがあるらしい。不公平という発想はどうなのだろう。大切なのは芋掘りの経験であって、掘った芋の大きさが友だちと比べて大きいか小さいかではないはずである。
だが、困った先生から相談を受けた農家の人が、つぎからはそのような不公平が起こらないようにと、小さな芋を間引きし、できるだけ均一な大きさの芋を掘れるように配慮することさえあるようだ。
そうした見当違いのクレームにいちいち屈することはないと思うだろうが、「教育委員会に訴えるぞ」といった脅し文句を保護者だけでなく生徒までが口にする時代であり、そうしたクレームを過剰に恐れるため、貴重な体験教育をやめてしまう学校が出てくる。
モンスターペアレントと呼ばれる保護者のクレームには、さらに過激なものもあり、わが子と相性の悪い子を別のクラスにさせてほしいとか、発表会等でわが子が主役でないのはおかしいとか、運動会でわが子は足が速いのに足の速い子と一緒の組で走らされるから一番になれないのだとか、常識的に考えたらあり得ないようなクレームが寄せられる。
しかも、いくら説明してもわかってもらえず長時間拘束されたり、自宅にまで電話があり延々文句を言われたり、暴言を吐かれたり、土下座を要求されたりすることさえある。
そうした保護者の見当違いの被害者意識に基づくクレームへの対応に疲れ果てた教員たちも、被害者意識に苛まれ、心を病む者も少なくない。
〈 「先輩に意地悪された」と吹聴する新人、2点2割引きが理解できない店員…クレーマーやカスハラの現場で見落とされがちな“認知能力の壁”の問題とは 〉へ続く
(榎本 博明/Webオリジナル(外部転載))
“PHPに重大な脆弱性” 「緊急メンテナンス」身近なサービスなど次々停止 脅威となるAIの進化“攻撃リスク”も
世界中のウェブサイトのおよそ7割が利用しているというプログラミング言語、PHPに重大な脆弱性が見つかった問題です。身近なサービスなどが次々と、メンテナンスのために停止する事態となっています。
広がるPHPによる影響はいつ収束するのか。専門家は…
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「アップデート処理だけなら10分くらいで終わる作業ですが、古いシステムを使っていた場合、最新までシステムを更新しないと脆弱性の修正ができない。そのために時間がかかっているのではないかと思います。今週中にはできると思うが、エンジニアがいなかったりしますと、かなり時間を食ってしまう可能性はありますね」
一方で、いまの時点で対策を打っておかないと、さらに影響が拡大する可能性があると指摘します。
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「時間がたてばたつほど実際に攻撃がきます。攻撃されたあとどうなるかというと、そのあとに直しても、あとから入れるようなバックドアという裏口を作られる可能性が高い。それがあると直したとしても侵入されたままになる」
また、今回のPHPの修正が不十分だった場合、再度、脆弱性が発見されて攻撃される可能性もあるといいます。
人間の脅威となるAIの進化。
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「半年前はAIが補助だった。今はAIが自律的に脆弱性を見つけてデータをとってくるようになっている。AIに命令するだけで、おそらく数十倍の能力をもった攻撃者が生まれている」
zero「一般人がネットの安全性を見極めるのは難しいと思うが、見極めるすべは?」
日本ハッカー協会・杉浦隆幸代表理事「全部危険だと思ってください。すべて危険です。情報を預けるということは、漏えいする可能性があると覚悟して預ける必要があります」
(10月22日放送『news zero』より)
発生から27年…桶川ストーカー殺人事件で冤罪訴える「首謀者」が手紙につづった獄中生活の悲哀
〈お元気でしょうか? 私は元気もありません〉(2026年10月14日付手紙)今月中旬、筆者のもとに届いた便せん2枚の手紙はそんな書き出しで始まっていた。差出人は、小松武史(60)。いわゆる「桶川ストーカー殺人事件」の“首謀者”として検挙され、千葉刑務所で無期懲役刑に服している男だ。元交際相手の男らから凄絶(せいぜつ)な嫌がらせに遭っていた大学2年生の女性、猪野詩織さん(当時21)が1999年10月26日、JR桶川駅前で男の配下の者に刺殺された「桶川ストーカー殺人事件」は当時、大きく報道された。ストーカー規制法が制定されるきっかけになったことでも知られる大変有名な事件だ。だが、猪野さんの元交際相手の男の兄で、事件の「首謀者」とされる武史が冤罪(えんざい)を訴え、再審を求めている事実は意外に知られていない。そのためか、事件を取材してきた筆者が本サイトで8月19日、武史の冤罪主張の内容や再審請求の現状を伝えた記事は思いのほか、多くの方に関心を持っていただけた。その武史が事件から27年になるタイミングで送り届けてきた冒頭の手紙には、獄中生活の悲哀が率直な言葉でつづられていた。本人も公開を望んでいるので、ここで紹介させていただきたい。なお、武史の手紙はわかりにくい記述も多いが、すべて原文ママで引用した。「助けて欲しいです」切実に訴えるイジメ被害8月19日の記事でもお伝えした通り、武史は冤罪を訴え続けているものの、歳月が過ぎる中で弱気になり、「お金もないし、再審請求は今回で最後でしょう」などと手紙に書いてくるようになった。今回の手紙でも「元気もありません」などと書いているのは、以下のようなことがあったかららしい。〈私の報告は、ココの教育が、教育のスイセン本である官本(引用者注・刑務所内で受刑者が借りられる本)があるのですが、何とショックなことに、2冊、①被害者の声が聞こえますか と ②突然おそわれる…とゆう、私の名前から、事件の事、被害者の事も全て、出ている本を、本来なら、個人で差し入れても入らない本が教育がスイセンして貸し出している事が分りました…他の人達から私も訊いて知り、ショックです…〉調べたところ、手紙に書かれた2冊の本「被害者の声が聞こえますか」と「突然おそわれる…」はいずれも見つからず、2冊の正しい書名はそれぞれ「犯罪被害者の声が聞こえますか」(東大作、講談社)と「いきなり誰かが襲ってきたら?――突然の暴力犯罪から身を守る方法」(黒木昭雄、草思社)だった。
〈お元気でしょうか? 私は元気もありません〉(2026年10月14日付手紙)
今月中旬、筆者のもとに届いた便せん2枚の手紙はそんな書き出しで始まっていた。差出人は、小松武史(60)。いわゆる「桶川ストーカー殺人事件」の“首謀者”として検挙され、千葉刑務所で無期懲役刑に服している男だ。
元交際相手の男らから凄絶(せいぜつ)な嫌がらせに遭っていた大学2年生の女性、猪野詩織さん(当時21)が1999年10月26日、JR桶川駅前で男の配下の者に刺殺された「桶川ストーカー殺人事件」は当時、大きく報道された。ストーカー規制法が制定されるきっかけになったことでも知られる大変有名な事件だ。
だが、猪野さんの元交際相手の男の兄で、事件の「首謀者」とされる武史が冤罪(えんざい)を訴え、再審を求めている事実は意外に知られていない。そのためか、事件を取材してきた筆者が本サイトで8月19日、武史の冤罪主張の内容や再審請求の現状を伝えた記事は思いのほか、多くの方に関心を持っていただけた。
その武史が事件から27年になるタイミングで送り届けてきた冒頭の手紙には、獄中生活の悲哀が率直な言葉でつづられていた。本人も公開を望んでいるので、ここで紹介させていただきたい。なお、武史の手紙はわかりにくい記述も多いが、すべて原文ママで引用した。
8月19日の記事でもお伝えした通り、武史は冤罪を訴え続けているものの、歳月が過ぎる中で弱気になり、「お金もないし、再審請求は今回で最後でしょう」などと手紙に書いてくるようになった。今回の手紙でも「元気もありません」などと書いているのは、以下のようなことがあったかららしい。
〈私の報告は、ココの教育が、教育のスイセン本である官本(引用者注・刑務所内で受刑者が借りられる本)があるのですが、何とショックなことに、2冊、①被害者の声が聞こえますか と ②突然おそわれる…とゆう、私の名前から、事件の事、被害者の事も全て、出ている本を、本来なら、個人で差し入れても入らない本が教育がスイセンして貸し出している事が分りました…他の人達から私も訊いて知り、ショックです…〉
調べたところ、手紙に書かれた2冊の本「被害者の声が聞こえますか」と「突然おそわれる…」はいずれも見つからず、2冊の正しい書名はそれぞれ「犯罪被害者の声が聞こえますか」(東大作、講談社)と「いきなり誰かが襲ってきたら?――突然の暴力犯罪から身を守る方法」(黒木昭雄、草思社)だった。
柔道部顧問の教諭から10年以上性被害、体罰に加え卒業後も脅され…30代女性が賠償求め提訴
兵庫県立高校に入学後、柔道部顧問だった元教諭(退職)の男性から10年以上にわたり性被害を受けたとして、東日本に住む30歳代の女性が元教諭に慰謝料など約3700万円の損害賠償を求める訴訟を神戸地裁に起こした。19日付。女性と代理人弁護士が22日、神戸市内で記者会見し、明らかにした。
代理人弁護士によると、女性は柔道部に所属。高校1年の頃から、校内や遠征先のホテルで元教諭に性交やわいせつな行為をされた。元教諭は部員に体罰を繰り返しており、女性は身を守るために応じざるを得なかった。卒業後も脅されて関係の継続を強いられ、2022年12月、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断を受け、現在も治療中という。女性は会見で「言う通りにしないと怒られるので、笑顔を作るしかなかった。元教諭には責任を取ってほしい」と語った。
「言語道断。辞任しかない」芥川賞作家が激怒、高市首相がG7会議「酒飲んでて欠席」疑惑で“会食”判明
10月16日の参院予算委員会で、高市早苗首相が先進7か国(G7)オンライン会議を欠席した理由について説明した。そのあまりに苦しい言い訳と対応を巡り、ネット上では疑念と批判の声が噴出している。
食い違う高市首相と主催国の主張
10月2日の午後9時半から30分間にわたり開催されたG7オンライン会議。イラン情勢や米欧の燃料高について協議されたこの会議で、7か国のうち欠席したのは高市首相とバーナム英首相のみだった。日本からは遠藤和也外務審議官が代理出席したが、外務省によると2023年以降は歴代首相が出席しているという。
高市首相は欠席理由について、「開催時間が直前までわからなかった」「大きなディスプレイを使うのに事業者に頼むが間に合わなかった」「回線接続のための業者の手配が間に合わなかった」「米国と欧州の間の問題だったので、代理出席でいいという話を受けた」と釈明した。
「国際会議を欠席する理由として、IT環境の不備を挙げるのはお粗末です。また、高市首相は10月5日、自身のX(旧ツイッター)で《議長国のフランスが当日直前に急遽設定したもので、代理出席が認められていました》と投稿。しかし、主催国のフランス大統領府は“数日前に案内した”と反論しており、双方の主張は食い違っています。国際的な信用に関わる齟齬に、国民が違和感を抱くのも当然です」(全国紙政治部記者)
16日の予算委で、野党から「危機管理能力がない」と指摘されると、首相は「24時間、本当に常に公用スマホをそばに置いて、大音量にして夜も横になっている」と反論。
「総理を辞職すべきだろう」芥川賞坂が苦言
しかし、会議開始の1時間半前である午後8時ごろまで、首相は自民党の麻生太郎副総裁ら幹部と公邸で会食していたことが判明している。
「立憲民主党の辻元清美氏は“会食を優先させたのではないか”と追及。首相は“会議の出欠とは関係ない”と主張しましたが、国際的な緊急会議よりも内向きな会食を優先したと受け取られかねない振る舞いです。政権への不信感を増幅させるには、十分な出来事と言えるでしょう」(政治ジャーナリスト)
この事態に、芥川賞作家の平野啓一郎氏も苦言を呈した。自身のXで《酒飲んでて欠席した、という疑惑を晴らせないなら、総理を辞職すべきだろう》《言語道断。辞任しかない》と、厳しい言葉で首相を批判している。
高市首相の呆れた対応について、ネット上では「高市総理の他責思考がよくわかる。外務審議官はなぜ出席できていたのか」「重要なエネルギー問題を話し合う会議を欠席する理由が、事務的準備が整わないというのは余りにも見苦しい」「首脳がオンライン参加するのに回線業者の手配が間に合わないなんて、日本のITインフラの不完全度を曝け出す最悪の言い訳」「消費税のレジ業者が間に合わないに続き、今度は回線業者が間に合わないのですね?代理出席の方はスマホ出席でしょうか?」「会議のたびに業者に設定してもらうのか。疑問が尽きない」など、怒りの声が続出。
国際社会からの信頼を損ないかねない今回の対応で、高市政権はさらなる厳しい逆風に晒されそうだ……。
週刊女性PRIME
黒澤フィルムスタジオの倉庫とみられる建物で火事 「事業所内でバッテリーが燃えている」と通報 神奈川・横浜市
神奈川県横浜市の黒澤フィルムスタジオの倉庫とみられる建物で火事があり、現在も延焼中です。
警察や消防によりますと、23日午前0時半ごろ、横浜市瀬谷区で、従業員から「事業所内でバッテリーが燃えています」と119番通報がありました。
燃えているのは、黒澤フィルムスタジオ横浜機材センターとみられていて、現在、ポンプ車など40台が出動し、消火活動にあたっています。
午前5時現在、鎮火のめどはたっておらず延焼中で、これまでにケガ人や逃げ遅れた人は確認されていないということです。
また、この火事により、付近の道路が通行止めになっていて、解消の見通しはたっていないということです。
強い毒を持つ特定外来生物「アカカミアリ」新たに成虫約80匹と幼虫2匹見つかる 9月に約700匹見つかった石狩湾新港「見つけても素手で触らないで」環境省など呼びかけ
ことし9月強い毒を持つ特定外来生物「アカカミアリ」が約700匹見つかった北海道石狩市の港で、新たに働きアリ約80匹と幼虫2匹が確認されたことがわかりました。
現場は一般の人が立ち入れない区域で、これまでに人への健康被害や物流への影響などは報告されていませんが、環境省や北海道、石狩市などは防除作業を強化し、定着防止を図る方針です。
特定外来生物のアカカミアリが新たに確認されたのは、石狩湾新港の花畔ふ頭にあるコンテナヤード内です。
石狩湾新港では、9月9日に環境省の調査で、アカカミアリの働きアリ約700匹が見つかり駆除されていました。
これを受け、環境省などが周辺の調査と防除作業を継続して行っていたところ、10月18日、新たに働きアリ約80匹と幼虫2匹が見つかったということです。
北海道内でのアカカミアリの発見は、2025年6月の苫小牧港に続き2例目です。
アカカミアリは、アメリカ南部から中南米原産のアリで、刺されると激しい痛みや水疱状の腫れを引き起こすおそれがあり、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されています。
アカカミアリは、北海道で冬を越すことは困難とされていますが、環境省や自治体は、港湾からの侵入や港内での定着を防ぐため、定期的なモニタリングと薬剤散布などの対処を継続するとしています。
今回発見された区域は、立ち入りが制限されているコンテナヤード内でこれまでに人が刺されるなどの健康被害は報告されていません。
環境省などは万が一、アカカミアリと疑われるアリを見つけた場合は、素手で触らずに「ヒアリ相談ダイヤル(0570‐046‐110)」へ連絡するよう呼びかけています。
【ヒアリ相談ダイヤル】0570‐046‐110
殺人未遂の疑い ネパール国籍の専門学校生の男逮捕
警察は22日夜、殺人未遂の疑いでネパール国籍の専門学校生バム・ガネス・バハドル容疑者(30)を逮捕しました。
バハドル容疑者は、21日北九州市小倉北区でネパール国籍の男子大学生(24)を刃物のような物で切りつけ、殺害しようとした疑いです。
男子大学生は右腕に全治およそ2週間のケガをしました。
調べに対しバハドル容疑者は、容疑を否認する一方、「お金のことで彼と意見や言い分がぶつかりました」と話しているということです。