高市首相とインドのモディ首相が2日の会談で合意する「バイオガス戦略イニシアチブ」の全容がわかった。インド農村部に存在する牛のふんなどの資源を活用したバイオガスを大量生産して地域振興を後押しするとともに、同ガスを燃料とする自動車250万台分の新規需要を創出することで日本の自動車産業の成長にもつなげる。
高市首相にとって就任後初の訪印に合わせ、ウィンウィンの日印関係を象徴する目玉事業にする考えだ。
両政府はイニシアチブに基づき、バイオガスの生産施設1000基をインド全土に新たに導入する。まずは500基を対象に約4000億円の円借款を投じる計画で、原料には牛ふんやサトウキビ、稲わらなど未活用の農村資源を充てる。
バイオガスは、環境負荷が小さくインド政府が普及に力を入れるCNG(圧縮天然ガス)車の燃料となる。大量生産が実現すれば、インド国内でのCNG車市場が350万台に拡大し、その約7割にあたる250万台分を日本企業が獲得可能だと見込まれている。
日本としては、インドを足がかりに新興・途上国のCNG車市場に本格参入し、電気自動車(EV)で先行する中国に対抗したい考えだ。インドにとっても、エネルギー自給率向上が期待できるメリットがある。
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神戸・福原で客が風俗嬢と〝無理心中〟か 3年前には東京・吉原でも…徹底急務となる手荷物検査
また悲劇が起きた。兵庫県神戸市にある風俗店で6月28日、女性従業員と客とみられる男性が倒れているのが発見される事件が発生。その後、病院で2人の死亡が確認された。客が一方的に思いを募らせていた可能性がある。
2人ともに刺し傷がある状態で、男性の胸に刃物が刺さっていたという。男性が女性を刺した後、自らを刺したと思われる。男性は数年前から同店を利用していた。
場所は風俗店が集まる福原。事件のあった店舗は30日に公式サイトを更新し「このたび店内で発生した出来事により多くのお客様、並びに関係者の皆様ひいては業界各位にご心配とご迷惑をお掛けしておりますこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪。営業再開も発表したが「ご来店時に金属探知機での手荷物検査をはじめ厳重なセキュリティーチェックをさせていただきます」とした。手荷物検査だけでなく、客の荷物をロッカーに入れるようにし、さらに差し入れも禁止にするという。
関東地方の風俗店でも事件後に手荷物検査の実施を呼びかけるなど、影響が広がっている。
同じことが過去にもあった。2023年に東京・吉原の風俗店で、客の男が女性従業員を刺殺。サバイバルナイフが使用されていた。この一件を受けて、手荷物検査を実施する店舗が増えていた。
しかし、また事件が起きてしまった。業界関係者は「手荷物検査を始めた店もありましたが、徹底されていなかったのかもしれません。これからは全国で検査必須が当たり前になると、女性が安心して働けるようになるでしょう」と指摘した。
警察は事件の経緯を捜査中。男性の動機が焦点となる。手荷物検査で二度と事件が起きないことが望まれる。
勾留8か月の立花孝志被告が出廷へ 別件刑事裁判で被害者参加制度を利用か
元兵庫県議への名誉毀損容疑で起訴され、勾留中の政治団体「NHKから国民を守る党」(休眠中)代表の立花孝志被告が10月に東京地裁で行われる刑事裁判に出廷する意思を示していることが30日、分かった。
立花被告を巡っては、過去に前例のない死者への名誉毀損事件で、公判前整理手続きが難航しているとみられ、初公判を含めた刑事裁判の日程は全く見通せていない。保釈申請も起訴後に却下されて以降は手続きを取っていないこともあり、昨年11月の逮捕から8か月がたとうとしているが、いまだに神戸拘置所に勾留されている。
その中で、別件を理由に〝シャバ〟に出る可能性が出てきた。東京地裁で開かれる刑事裁判への出廷が検討されているのだ。同被告は昨年3月に東京・霞が関の路上で、宮西詩音被告にナタで切り付けられ、側頭部や耳に全治1か月の重傷を負った殺人未遂事件の被害者となった。宮西被告の裁判員裁判が10月に開かれる予定で、立花被告は被害者参加制度を利用したい意向を伝えているという。
刑事事件で、被害者参加制度が利用されるのは珍しくなく、安倍晋三元首相の銃撃事件で殺人罪に問われた山上徹也被告の裁判員裁判では「自分の目と耳で確認したかった」と安倍昭恵夫人が出廷し、意見陳述したことが話題となった。
宮西被告は立花被告を襲った理由について、「ほかの議員を自殺に追い込むようなやつだから」と供述していたが、動機や背景については依然、不可解な点が多く、立花被告は公判で真相を知りたいと望んでいた。
ただ、10月までに立花被告が保釈されていなければ、どう出廷するかの問題が出てくる。オンライン参加では被害者が被告人に直接訴えることに重きを置く同制度の趣旨から外れるために神戸から東京へ移送する必要が出てくる。移動や警備面に加え、人質司法がクローズアップされることにもなり、警察、司法当局は頭を悩ますことになりそうだ。
ゆかりちゃん事件20秒動画 群馬県警、情報求め作成
群馬県警は1日、同県太田市で1996年に4歳だった横山ゆかりちゃんが行方不明になった誘拐事件から7日で30年となるのを前に、情報提供を求める約20秒のショート動画を公開した。事件について伝える約4分の動画はこれまでもあったが、ショート動画は初めて。捜査幹部は「当時を知る人の記憶を呼び起こしたい」と期待を寄せる。
新たな動画は捜査員が編集した。重要参考人の男やゆかりちゃんの写真、身体特徴をまとめた。県警公式ユーチューブで公開するほか、7月末まではユーチューブの広告としても配信。主に茨城、栃木、群馬居住の利用者を対象に流れる。
県警は、情報提供を求めるポスターの新たなデザインも公開した。
ゆかりちゃんは96年7月7日、両親とパチンコ店を訪れた。県警は、店内でゆかりちゃんに話しかけていた不審な男を重要参考人として追っている。男は当時30~50歳ぐらい、身長約158センチでサングラスをかけていた。情報提供はフリーダイヤル(0120)889324へ。
男子小学生の陰部さわり、学校貸与のタブレットで動画撮影「小便の補助がしたかった」…容疑で小学校教諭の男逮捕
千葉県警船橋署は24日、小学校教諭の男(33)を不同意わいせつ、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で再逮捕した。
発表によると、男は2月19日、同市の施設のトイレで、男子小学生の陰部を指でさわり、学校貸与のタブレットで動画撮影するなどした疑い。「小便の補助がしたかった。その状況を残しておきたかった」と容疑を認めている。
男は5月31日、JR西船橋駅のトイレで30歳代男性の下半身をスマートフォンで動画撮影したとして逮捕・起訴された。捜査の過程で男児の動画が見つかった。同署が余罪を調べている。
維新が血道上げる「外来特例廃止」で重篤高齢者が見殺しに…医療費「原則3割」は入り口に過ぎず
安心して年を取れない「自己責任社会」がやってきそうだ。高市政権と連立を組む「日本維新の会」の吉村洋文代表(大阪府知事)は25日、自身のXに〈人口減少高齢社会に入った以上、社会保障制度改革が必要〉〈肝の一つは窓口負担のあり方〉と投稿。その実は「高齢者見殺し」に血道を上げている。
維新が主張する、高齢者医療費の窓口負担「原則3割化」に、自民党は慎重姿勢を崩していない。両党の実務者協議は不調に終わり、今後の対応は自民の田村憲久政調会長代行と維新の梅村聡税調会長に一任されたが、経済界は「原則3割」に前のめりだ。
財務相の諮問機関・財政制度等審議会が26日、政府の「骨太の方針」に向けた意見書を片山さつき財務相に提出。70歳以上の窓口負担を〈可及的速やかに現役世代と同様に原則3割とすべき〉などと明記した。
原則3割ですら年金生活者には重荷。さらにヤバいのが、70歳以上の医療負担を抑える「外来特例」の廃止だ。財政審は意見書で〈高齢者のみに適用される外来特例は廃止とすべき〉とも強調している。
「外来特例は、現役並みの所得がない70歳以上の外来診療に関し、高額療養費の上限額を抑える仕組み。現行の上限額は月額1.8万円ですが、高額療養費制度の見直しに伴い、来年8月から2.8万円へ引き上げられます。維新も『将来的な廃止を見据え、大幅に縮減』と掲げ、企業の保険料負担を減らしたい経済界の意向と軌を一にしています」(政界関係者)
■保険料軽減は1人160円程度
厚労省の資料によれば、外来特例の利用者は年間620万人。うち年1回利用が290万人(46.9%)、2回が110万人(17.1%)と計6割超に上る。全国保険医団体連合会の事務局次長・本並省吾氏が言う。
「ただでさえ上限額引き上げにより少数回利用者が外来特例に該当しづらくなると考えられるのに、廃止になれば、より重篤な患者も排除されてしまう。年6回以上の利用者(15.9%)は腎不全や糖尿病、アルツハイマー病などの患者が割合的に高い。たまたま、その月だけ医療費がかさんでしまった患者と、毎月治療が必要な重症患者を一緒くたにして廃止を訴えるのは雑すぎます」
維新の常套句「現役世代の保険料負担軽減」にもつながらない。外来特例を廃止しても年間医療費の削減額は3400億円。負担軽減効果は、1人あたりザッと月160円程度だ。
「むしろ、公的医療保険制度の縮小が受診抑制を引き起こし、寝たきりや重症患者が増えれば、医療費増にはね返ってくる恐れもあります。その分、現役世代の負担も増す。医療・介護関係者は必死に重症化予防に取り組んでいるのに、本末転倒です」(本並省吾氏)
人工透析や血友病患者の自己負担を一定に抑える「特定疾病制度」の見直しも取り沙汰されている。
維新の公認を得た元アナが「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ! 無理だと泣くならそのまま殺せ!」とブログに掲載、猛批判を浴びてから10年。維新はあの暴言に現実を近づけようとしている。
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ただでさえ長引く物価高で年金生活者は生活苦を余儀なくされているのに、高齢者イジメとも呼べる保険制度の改悪を進める維新。関連記事【もっと読む】【さらに読む】でも詳しく報じている。
「髪型がダサい、坊主にしろ」世田谷区役所で起きた凄絶パワハラ 相談窓口が被害者を”追い返し”、診断書も無視した非道対応
「髪型がダサい。坊主にしろ」「お前は公務員しか価値がなく、40代のおばさんからしか相手にされない」「俺の目が黒いうちはお前を主任にさせない」――。
【写真を見る】ハラスメントの相談・調査などを担う総務部がある世田谷区役所東棟
東京・世田谷区の元職員Aさんは、2024年春の人事異動で世田谷区のある課に新たな課長が着任して以来、課長からのこうした人格否定とも取れる暴言で苦しむことになる。
パワハラ被害の相談窓口に駆け込むと、あろうことか事実上の「追い返し」や「虚偽説明」など二次被害を受けた。この問題は、後に世田谷区議会本会議でも、議員に追及される事態に発展した。
民間の範となって防止対策に取り組むべき公務職場でなぜ、ハラスメントは繰り返されるのか。Aさんは、「相談対応が被害者に寄り添っていないうえ、調査にも問題が多い」と指摘。「表面化させないことを最優先にしているから、何度でも同じことが起きる」と警鐘を鳴らす。
Aさんが経験した被害の実態と区の対応を以下に記す。
■「加害者にバレてもいいのか」
パワハラ加害者の課長は、冒頭の対面での暴言に加えて、Aさん不在の場でも「あいつは風俗に行きまくっている」と虚偽の悪口を課員らに言い放っていた。課員の中には「あいつはアスペルガーだ」と不在の場で吹聴された職員もいた。
同じ課内ではBさんもこの課長から、役職に見合わない程度の低い仕事ばかりを命じられるパワハラ「過小な要求」によって心に支障をきたしていた。課長の了解を得てAさんとBさんが進めていた業務が納期直前、課長の一存で方針転換された際は、複数の職員がいる前で「AとBが全部悪い」と怒鳴られた。方針転換に伴って残業していたAさんに「今までさぼってきたツケが回ってきたな。自業自得だ」と罵声を浴びせた。
Aさんは25年4月初め、Bさんと共にハラスメント相談の窓口を訪れて担当幹部に被害相談をする。Aさんがパワハラについて一通りの説明を終えると、担当幹部からこう言われた。
「パワハラとして組織的な対応を望むなら、加害者に告発した人がわかってしまう。それでもなお、対応を望まれるのか」。いくつかのやり取りを経て、「あなたからこういう相談があったことを(パワハラ課長を含む)4人の部課長に説明せざるをえない」とも告げられた。
厚労省によるパワハラ防止の指針や世田谷区のハラスメントの防止に関する基本方針では、相談や苦情処理に当たっては、当事者のプライバシー保護は最優先課題となっている。
奄美大島の希少な鳥「オオトラツグミ」と「アマミヤマシギ」の保護完了、全国初…マングースの防除などで個体数回復
環境省は30日、南西諸島に生息する希少種の鳥類「オオトラツグミ」と「アマミヤマシギ」について、捕食者のマングースの防除などで個体数が回復したとして、種の保存法に基づく保護増殖事業を完了したと宣言した。絶滅の恐れがある動植物を対象にした保護増殖事業が完了するのは全国で初めて。
同省によると、オオトラツグミは鹿児島県・奄美大島にのみ生息する国の天然記念物で、アマミヤマシギは奄美大島や同県・徳之島などに分布する固有種。ともに森林伐採による生息域の減少や天敵からの捕食などで個体数が減少し、1999年から保護増殖事業の対象になっていた。
生息地を管理する取り組みに加え、マングースの防除事業などで個体数の回復が確認された。同省は今年3月に公表した「レッドリスト」の改訂版で、いずれも「絶滅危惧2類」から「準絶滅危惧」に1段階引き下げていた。生息状況の監視を続け、悪化した場合は事業の再開も検討するという。
露出度を測るバロメーター「雑所得」、高市首相が突出して多く…昨年総裁選候補では茂木外相が所得トップの8258万円
30日に公開された2025年分の国会議員の所得のうち、同年10月の自民党総裁選に出馬した5人を比較すると、茂木外相が8258万円でトップだった。テレビ出演料や講演料など露出度を測るバロメーターとなる「雑所得」では、高市首相が突出して多く、発信力の高さがうかがえた。
茂木氏の所得は、株式の売却で6080万円を得るなど24年分から急増した。高市内閣の閣僚で最も多く、議員全体でも9位に入った。首相が3641万円、林総務相が3450万円で続いた。
雑所得に限って比べると、茂木氏を除く4人が24年分より増加した。5人は同年の党総裁選にも出馬しており、国民への発信を強めたようだ。
首相の雑所得は1282万円で、全議員でトップだった。著書の印税や原稿料などが伸び、24年分の899万円から383万円増となった。
次は小林政調会長で、24年分の311万円から470万円に増やした。事務所関係者は理由について「全国各地での講演と出張が増えた」と説明した。
林氏も出演料などで約4倍に増やし、175万円で続いた。小泉防衛相は24万円増の108万円だった。一方で、茂木氏は50万円から13万円に減らした。
この日は所得等報告書のほか、新たに保有した土地や建物などに関する「資産等補充報告書」(参院議員のみ)、報酬を得て就いている役職を届け出る「関連会社等報告書」も公開された。
歩道で倒れていた男性が死亡 発見時に一度は立ち上がるも30分後に再び倒れる 目立った外傷や服の乱れなし 北九州市小倉北区
1日早朝、北九州市小倉北区の歩道上で倒れていた高齢男性が、搬送先の病院で死亡しました。男性には目立った外傷はなく、警察が死因や身元の特定を急いでいます。
1日午前5時前、北九州市小倉北区片野の歩道上で「60代から70代の男性が倒れている」と近所に住む男性から110番通報がありました。倒れていた男性は病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。通報した男性によりますと、午前4時半ごろにゴミ捨て場の近くで男性が倒れているのを発見。「大丈夫ですか?」と声をかけたところ、「大丈夫」と応答があり、一度は立ち上がったということです。しかし、約30分後に通りかかったところ、男性が再び倒れていたため、通報したということです。死亡した男性は右ひざに擦り傷があるものの、車にはねられたり殴られたりしたような目立った外傷や衣服の乱れはありませんでした。警察は、死亡したのは近くに住む66歳の男性とみて身元の確認を進めるとともに、死因を詳しく調べています。