政府は1日、ウクライナ侵略を続けるロシアに対し、近く追加制裁に踏み切る検討に入った。欧州諸国が対露制裁を強めるなか、日本も足並みをそろえる。制裁を回避して露産エネルギーを運ぶ「影の船団」のタンカーなどを標的とする見通しだ。複数の政府関係者が明らかにした。
プーチン露大統領が北方領土の択捉島を訪問した8月、高市首相は「断じて許容できない」と強く非難した。日露関係が冷え込む中での追加制裁は、ロシアの国際法違反に毅然(きぜん)とした態度を示す狙いもありそうだ。
影の船団は中国やインドに露産原油を運んでいるとされ、追加制裁はロシアの主要な収入源となっている原油取引に打撃を与える狙いがある。このほか、ロシアへの輸出規制品目の拡大や輸出規制の厳格化などの措置が検討されている。
高市首相は9月、米ニューヨークでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した際、国際社会と連携して対露制裁を継続すると伝えていた。
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「うなだれる様子もなく、あまりにも冷静」白昼のマンションで男性2人刺傷、目撃者が語った逮捕直後の異変
白昼堂々、マンションのエントランス付近で女性が刃物を振り回し、男性2人が刺される事件が起きた。いずれも命に別条はないものの、現行犯逮捕された女性は取り乱す様子もなく、目撃者には「クールだった」「あまりにも冷静」と映ったという。事件直後の現場では、いったい何が起きていたのか――。
不可解な刃物の数
「女性が刃物を持って暴れて、人が刺された」
そんな119番通報があったのは9月17日午後0時20分ごろのこと。東京都北区滝野川のマンション1階エントランス付近からだった。
近所に住む60代男性が振り返る。
「パトカーが“ウゥー”とけたたましいサイレンを鳴らしてやってきたのはその数分後のことです。ほぼ同じタイミングで消防の赤い車両が到着し、近くの交番から制服の警察官が走ってきました。さらに警察の覆面車両2台や救急車が続々と駆け付け、これはただごとではないと確信したんです」
警視庁滝野川署の警察官が傷害の現行犯で逮捕したのは、その場にとどまっていた自称30代の女性。60代の男性は左足の太ももなど複数箇所を刺され、50代の男性は左胸のあたりを刺された。
「救急隊員が、被害に遭った男性2人をストレッチャーに乗せて病院に搬送していきました。最初に運ばれたのは白髪の男性です。左足の太ももやすね付近など少なくとも3か所に大きな絆創膏のようなものを貼られ、足には血が流れた跡がありました。
顔は布で隠されて見えなかったです。続いて運ばれた男性は、首から下を白いビニールのようなもので覆われ、顔を歪めるなど苦しそうでした」(前出の60代男性)
現場には凶器とみられるものを含め刃物が3本落ちていた。なぜ3本も必要だったのか、予備とみても多すぎる。
「60代男性は女性の父親とみられます。50代男性は、犯行を止めに入って巻き込まれたようです」(全国紙社会部記者)
いずれも軽傷で命に別条はないという。マンションの女性住人は言う。
「事件は承知していますが、何も見ていないので詳細はわかりません。少なくとも被害男性のひとりは退院していますし、もう心配ないと思います。血痕なども拭き取られてきれいに元通りになりました」
事件の詳細やケガの回復具合を尋ねるため、被害者のひとりとみられる男性に取材を申し込むと、「お話しすることは何もありません」と、固く口を閉ざした。
犯行直後の犯人はいたって冷静
逮捕された女性はどのような様子だったのか。犯行直後とみられる場面を目撃した40代の男性は言う。
「マンションのエントランス付近で黙って立ち尽くしていました。暴れたり叫んだりはしていません。どこかクールだったんです」
前出の60代男性も違和感を感じたひとりだ。
「連行時、パトカーの後部座席で両脇を警察官に挟まれていました。大きめの丸縁めがねをかけていました。うなだれたりせず、真っすぐ前を見ていたのが記憶に残っています。事件を起こした割には、あまりにも冷静でした」
犯行の背景に何があったのか。
「警察は何らかの親族間トラブルがあったとみて犯行動機や経緯を慎重に調べています。女性の刑事責任能力についても調べるもようです」(前出の社会部記者)
地元の秋祭り直前に起きた、痛ましい事件。全容解明が待たれる。
週刊女性PRIME
神のお告げがあった? 中国大使館に侵入した元自衛官が法廷で繰り広げた「トンデモ主張」
犯行動機は神のお告げ? 東京・港区の中国大使館に侵入したとして建造物侵入などの罪に問われた元自衛官の村田晃大被告(24)の初公判が1日、東京地裁で開かれた。
起訴状などによると今年3月24日に陸上自衛隊えびの駐屯地所属だった村田被告は、包丁を所持して中国大使館の敷地に侵入。同大使館職員に対して「日本の国士が神々に代わって貴殿らを誅殺するだろう」と書いた紙を渡し、脅迫した疑いが持たれている。
村田被告は起訴内容のうち、建造物侵入と銃刀法違反の罪について「間違いない」と認めた。一方で脅迫罪については「弁護士に判断を任せる」と述べ、第三者(国士)による攻撃の可能性を示しただけで自ら危害を加える意図はなかったと主張し、争う姿勢を示した。
被告人質問では、犯行を決意したきっかけを問われると「(犯行前に)夢を見た」と答えた。
村田被告は尖閣諸島をめぐって、愛国心が芽生え、自衛官となった。しかし、あがり症の性格のためプレッシャーがかかる訓練ではミスを連発。あがり症を克服するためパニック障害に効果があるとされる「フルニル」を個人輸入し服用していたという。
村田被告は服薬の効果を「感じられなかった」と述べる一方で、以前から「中国の強引で強硬な外交方針は是正されるべき」と考えており、その思いを強くしていく。
犯行前の22日には「夢の中で、神みたいな人に『日本は中国になめられている。お前が行って談判せよ』と言われた。メッセージ通り実行しようと思った」と話した。
包丁を所持したことについては「談判したら自決しようと思った。自分の主張の強さをアピールできると思った」と当時の過激な思想を振り返った。逮捕後、村田被告は鑑定留置され、薬の影響で「普段からの思想を先鋭化させた」との診断を受けている。
現在の心境を問われると「職員の皆さんに恐怖と不安を与えてしまいました。多くの人に迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪していた。
勤務先の中学校のプール更衣室で女子生徒の着替えを盗撮した罪 元教師の33歳男に懲役3年6カ月を求刑
プールの更衣室で少女らを盗撮した罪に問われている茨城県の中学校の元教師の男の裁判で、検察側が懲役3年6カ月を求刑しました。 起訴状などによりますと、鈴木雄大被告(33)は3年前、勤務先の中学校で更衣室に合鍵を使って侵入し、時計型のカメラを設置して、女子生徒の着替えを盗撮した動画を作った罪などに問われていて、起訴内容を認めています。 10月1日の裁判では、検察側が「教員という立場を利用し、3年間で52件の児童ポルノを作るなど、卑劣で悪質な犯行」などと指摘し、懲役3年6カ月を求刑しました。 一方、弁護側は示談が成立していることや、再犯防止のカウンセリングを受けていることを理由に情状酌量を求めて結審しました。判決は11月5日の予定です。
2度の悲鳴…23歳女性“失血死” 元交際相手からのストーカー行為相談 男発見も「首を切って…」関連は?
沖縄・宜野湾市で23歳の女性が殺害された事件で、女性の死因が失血死だったことが分かりました。警察は、ストーカー行為をしていた元交際相手から事情を聞く方針です。
宜野湾市で23歳の女性が殺害された事件。亡くなったのは、アルバイト従業員の座間味凜さんです。
座間味さんは先月30日、アパートの敷地内で、首などに刺し傷がある状態で死亡しているのが見つかりました。
近隣住民は事件前、若い女性が幼い子どもを抱いている姿を目撃していました。
近隣住民
「小さい子どもと女性の2人」
――子どもは何歳くらい?
近隣住民
「抱っこされていたから1歳未満じゃないか」
また、先月30日の朝には、アパートから2度、悲鳴が聞こえたといいます。
近隣住民
「(1回目は)ものすごい声で10秒くらい。間があいて2回目の悲鳴らしきものが聞こえて。近くのアパート住民がぞろぞろ出てきて、大事が起こったのかなと」
座間味さんの首には刺し傷があり、腕には抵抗した際にできる防御創とみられる傷も。1日、死因は失血死であることが判明しました。
警察が何らかの事情を知っているとみて捜査しているのは、元交際相手の男。座間味さんは事件前から、この男について警察に相談していたことが分かっています。
それが―。
座間味さん
「別れた彼氏からの電話やLINEをやめさせてほしい」
元交際相手の男からのストーカー行為。
1回目は去年の大みそか。このとき警察は、男に「今後会わないように」と警告していましたが、その後もストーカー行為が確認され、今年2月には「禁止命令」を出したといいます。
2回目の相談は先月20日。
座間味さん
「車に紛失防止タグが取り付けられている。誰がつけたのか捜査してほしい」
警察は避難を促しましたが、「仕事の都合で難しい」と避難はしなかったとみられます。
警察は、紛失防止タグの捜査を始めるとともに、事件前日には、電話で座間味さんの近況を確認。「特に変わったことはありません」と話していたといいますが―。その翌日、事件が起きたのです。
事件後、警察官は現場から5キロほど離れたアパートで男を発見。
警察官の消防への通報
「屋外で首を切っている、意識はある」
通報からおよそ10分後、救急隊が駆けつけると、男は屋外の階段に座っていて、警察官によって首と左腕に布が巻かれ、腹部はタオルで止血が行われていたということです。
男は病院に搬送されましたが、命に別条はないということで、警察は、回復を待って話を聞く方針です。
(10月1日放送『news zero』より)
《こんなの許される?》高市首相抜擢の“裏金”農水相の“恫喝”に「金と権力しか眼中に無い」と怒りの声が殺到
9月におこなわれた内閣改造で、初入閣となった自民党の簗和生農林水産相。同氏が、選挙で対立した地元自治体の予算を「大幅にカットした」と発言したことが報じられ、国民からは怒りの声が噴出している。
簗氏の問題発言
『デイリー新潮』と『文春オンライン』によると、問題発言があったのは簗氏が農水相に就任する前の5月24日。地元・栃木3区の有力者らを集めた党員懇親会で、2月の総選挙時に対立候補を支援した那須烏山市と那珂川町の道路予算をカットした旨の発言があったという。
「それも那須烏山市は前年比64%減、那珂川町は54%減と大幅なカットです。さらには“私がこの選挙区からいなくなったら、予算が完全に切られる”などと、脅しのような発言まで……。新潮も文春も、簗氏の発言が記録された音声データを入手しているとのこと。データがある以上言い逃れできない状況ですが、自民党の対応に注目が集まっています」(政治記者)
木原稔官房長官は30日に開かれた記者会見で、「事実の有無も含めて関係省庁において調査中」だと説明。そして「政府の立場からコメントすることは差し控える。それぞれの政治家の責任において必要に応じて対応すべきだ」と述べている。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は、簗氏のニュースにXで《これが事実なら大問題》と反応。《権力の使い方を間違う国会議員はたくさんおるやろな》《特に権力闘争ごっこが好きな国会議員》と呆れ気味に綴っていた。
「実は簗氏は、旧安倍派で“裏金事件”の時に名前が挙がり、役職停止6カ月の処分を受けています。いわゆる“裏金議員”が閣僚に起用されるのは同氏が初めて。内閣改造で高市早苗首相が大抜擢したのですが、世間からは裏金議員の起用に反発の声があがっていました」(前出・政治記者)
怒りの声が殺到
出張先の福島県で報道陣から事実関係を問われた簗氏は「報道についてまだ見てございませんので」とし、現時点での発言は控えると回答した。官房長官に引き続き、発言したとされる本人すらも“コメントなし”の状況。10月5日の臨時国会で、野党からの追求が予想されるが――。
今回の報道に、ネット上では当然
《こんなの許されるのか?極めつけのパワハラじゃん 閣僚にまともな奴いないのかよ》
《更迭一択。裏金議員でもあり、金と票と権力しか眼中に無いのでは?》
《事実であれば、国家の予算や配分権限を「自身の選挙や脅しの道具」として私物化する、あまりに露骨な権力の濫用です。公金は政治家の私物でも、選挙の意趣返しの道具でもありません》
《自民しか政権担当能力無い?だから何?やりたい放題しても良いって?こんな権限有って良い訳が無いんだって!》
と怒りの声が殺到。説明責任を問う声も多く上がっている。
裏金に恫喝……。モラルの意識が低い人物を閣僚に抜擢した、高市首相の責任も問われるのではないだろうか。
週刊女性PRIME
「下半身触った」疑いで超人気YouTuber「ヴァンビ」現行犯逮捕…港区界隈で懸念されてきた酒グセの悪さ…好みじゃない女性に「ブス」「座らないで」と暴言も
「ヴァンゆん」の元メンバーで、YouTuber「ヴァンビ」として活動する白井竜樹容疑者(36)が10月1日、東京・六本木のクラブで20代女性の下半身を触ったとして、東京都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。
【画像】「手がける会員制バーではポーカーも」ポーズをとる白井竜樹容疑者
別のチャンネルでは登録者1000万人を達成し、実業家としても活動していた白井容疑者。酒席を共にした女性らからは、以前からその飲み方や女性への接し方を危惧していたという証言が聞かれた。
開設から374日で登録者1000万人に到達、日本最速記録として注目
事件が起きたのは10月1日午前4時前。社会部記者が説明する。
「白井容疑者は六本木のクラブ内で20代女性の下半身を触った疑いで、通報を受けて駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。当時は酒に酔っていたとみられていますが、警視庁は白井容疑者の認否を明らかにしていません」
ヴァンビこと白井容疑者は、ヴィジュアル系バンド「LOG-ログ-」のボーカルを経て、YouTubeの世界に飛び込んだ。芸能関係者が振り返る。
「2016年にバンドが解散し、新しいメンバーを探す間に、ライブでのトーク力を落とさないように始めたのがYouTubeだったと本人は説明しています。次第に動画制作に夢中になり、2018年には元アイドルのゆんさんと『ヴァンゆん』として活動を始めました。2019年9月には大手芸能事務所にも所属し、テレビや音楽活動へと仕事を広げていったんです」
本人は父親を早くに亡くし、母子家庭で育ったことも公表している。
「芸能界に憧れてオーディションを受け続けても結果が出ず、YouTubeでようやく活路を見いだしたと語っています。『歴史に名前を残したい』という思いも、以前から口にしていましたね」(同前)
「ヴァンゆん」は2022年末に活動休止を発表し、2023年9月に解散。その間、白井容疑者は別のチャンネルで大きな成功を収めていた。
「正体を隠し、『スパイダーメーン』として海外向けのショート動画を投稿していたんです。2023年7月には、チャンネル開設から374日で登録者1000万人に到達。当時の日本最速記録として注目され、同年8月に自分が運営していると明かしました。その後は『Spider VAMBI』として活動し、実業家としての仕事にも力を入れてきました」(同前)
2024年1月には「HERO’ZZ」を設立。同年5月にはSNSの運用や動画制作を教えるスクールを開講し、代表取締役と学長を務めていた。
「ブス」発言も…知人女性が明かす酒席での姿
こうした活動の一方で、酒席を共にした女性らは容疑者のどんな姿を見ていたのか。20代の女性タレントは、白井容疑者の飲み方についてこう話す。
「自分もお酒をよく飲むけど、人にもガンガン飲ませるタイプで、テキーラを飲ませてきます。酔った勢いなのか、自分の好みではない女の子に対しては平気で『ブス』と言ったり、『隣座らないでもらっていい?』と言い放ったりするところを何度も見ました。知り合いがヴァンビのタイプではない女の子を呼んだら、『お前センスねーな』と言うところもよく見ています」
女性は、こうした酒席での言動が今まで表に出てこなかったことにも驚いていたという。
「よくこれまでSNSなどで悪態をさらされなかったなと思うくらい。多分、身内でしか飲んでいないからさらされないんだと思います。女の子とはベタベタするんですが、基本的にはいつも連れているお決まりの女の子と一緒にいて、その子にずっとベタベタしている」
白井容疑者と友人関係にある別の知人女性も、自身が同席した酒席の様子を明かす。
「私が同席した酒席でも、酔うとその場にいる女性を口説いたり、体に触れたりする様子がありました。ゲームを通じて女性にテキーラなどアルコール度数の強いお酒を飲ませる場面もありました」
この知人女性によれば、テレビに出演し始めた頃には落ち着いていた時期もあったが、近年は再び頻繁に飲み歩くようになっていたという。
「本人がバーなどを経営していて、そこに芸能人やYouTuberを招いて一緒に飲むことも多かったようです」(知人女性)
一方、3カ月前に西麻布の会員制バーで同席したという30代の男性経営者の印象は異なる。
「俺と飲んだ時はすげえ大人しくて真面目だったよ。女の子にエロがる感じもしなかった。ただ、インフルエンサーらしくきっちり意識を保っていて、知人が動画を回したら『やめて』ってきつく注意された。彼も六本木でバーをしているらしいね」
酒席で見せる顔について、知人らの証言は分かれる。警視庁は、今回のクラブ内での事件の経緯や当時の状況を調べている。
※「集英社オンライン」では、今回の事件に関連した情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せください。 メールアドレス: [email protected] X: @shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
大雪山・旭岳で初冠雪 今シーズン全国初 今季から目視観測は廃止で解析積雪深による
今日10月2日(金)、北海道の大雪山・旭岳が初冠雪となりました。今季全国で初めての初冠雪の便りです。
なお、気象庁は今シーズンから初冠雪の目視観測を取りやめ、最新の観測技術に基づく「解析積雪深」により初冠雪を記録しています。
山頂付近は昨夜から氷点下に
昨日10月1日(木)に北海道付近を寒冷前線が通過し、その後から上空約1,500mで3℃以下の寒気が北海道付近に南下しています。標高2,291mの旭岳では、山頂付近では0℃以下の冷え込みとなったとみられ、降水があれば雪になる条件となっていました。
気象庁は昨シーズン(2026寒候年)まで、全国44の山を対象に職員の目視により初冠雪の観測を実施してきました。今シーズン(2027寒候年)からは初冠雪の目視観測は廃止され、アメダスや気象レーダー、気象衛星ひまわり等の最新の観測技術を活用した「解析積雪深」をもとに初冠雪を記録する方針となっています。
解析積雪深は客観的かつ定量的に積雪の状況を把握できるため、山頂が雲で覆われている場合や夜間においても山頂における積雪の状況がわかります。これにより、天候や時間帯によらず、初冠雪の記録が可能となっています。
なお、昨シーズンまでの目視による初冠雪の観測日とは手法が異なっていますので、単純比較はできません。平年値・平年差のデータはなく、今シーズンは前年差もありません。
今日この後の旭岳周辺は、雨や雪が降りやすい天気が続きます。局地的には雨が強まったり、雷を伴うおそれもあるため注意が必要です。
峠道を走行する場合は、降雪や路面凍結に備えて冬タイヤを装着しておくと安心です。
気象台からの見通しによらない記録に
冠雪とは山頂付近にかぶさるように降り積もった雪のことをいい、初冠雪とは夏以降(*)で初めて冠雪が確認できたことをいいます。(*基本は8月1日以降が基準。富士山に限り真夏に降雪が観測されることがあるため、その夏の日平均気温の最高値が出現した日以降。)
目視観測が行われていた期間は、統計上、初冠雪は9月下旬~10月上旬頃に北海道大雪山の旭岳が最初となることが多くなっていました。稚内の西海上に浮かぶ利尻島の利尻山も、高緯度に位置するため早い時期に初冠雪となることがありました。
目視観測が行われていた期間は、気象台の場所から観測されていたため、雲で視界が悪かったり、山の反対側に冠雪がある場合には、実際には山頂付近が積雪となっていても初冠雪の観測が発表されないこともありました。ウェザーニュースアプリの写真投稿企画「ウェザーリポート」では、気象台よりも早くに雪化粧をした山の様子が投稿されることがよくありました。
富士山も標高が高いため気温が低く、真夏でも0℃前後まで下がることがたびたびあります。ただ、西高東低の冬型の気圧配置の日には晴れやすいことや、目視観測を担当していた甲府地方気象台からは雲などにより山頂の様子を観察できないことがあるため、初冠雪が発表されるのは10月になってからのことが多くなっていました。
今シーズンからの「解析積雪深」では天候や時間帯によらず積雪の状況を推定できるため、山と気象台の位置関係次第では観測時期がこれまでと変化する可能性があります。
富士山でもそろそろ初冠雪の可能性
静岡県と山梨県の県境にある富士山も、0℃前後まで冷え込む日が増えてきました。今朝も0℃未満となっています。これから先、上空の寒気と降水のタイミング次第では富士山でも初冠雪となる可能性があります。
北海道の利尻山でもそろそろ初冠雪となってもおかしくありません。北海道で峠道を走行する場合は、降雪や路面凍結に備えて冬タイヤを装着しておくと安心です。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
《避妊具なしで…売り文句は「より深い生」》新宿の過激メンエス「煩悩寺」経営者が逮捕、その“あからさまな客寄せ方法”とは「女性のほとんどが“煩悩開花オプション”対応」
〈玄人様向け対応 煩悩開花コース+¥10,000 より深い生を求める玄人様向け〉──警視庁保安課は9月30日までに売春防止法違反(場所提供)の疑いで、違法メンズエステ「煩悩寺」の経営者だった笠原涼太容疑者(26)ら男3人を再逮捕した。このコピーは当該店の公式サイトに記載されていたものだ。「深い生」とはどういった意味だろうか……。
「男らの再逮捕容疑は6月23日、新宿区百人町のマンションの一室で、店の女性スタッフが客と売春するための場所を提供したというものです。笠原容疑者らは先月初めにも、7月17日に同様の行為をしていたとして逮捕されていました」(大手紙社会部記者)
笠原容疑者らは6月から7月頃には、「新宿新地ぷらす」という店名で営業していた。店舗名に”新地”という言葉を使い、大阪の風俗街「飛田新地」を意識したコンセプトだったようだ。
しかしその後に店名を変更。摘発時には「煩悩寺」となっていた。同店の公式サイトには〈駆け込み15分で大満足! 都会の煩悩エステ〉と銘打ち、15分1万円という価格でサービスを提供していたと見られる。公式サイトは現在、削除されているが、〈当店はアロマトリートメントなどによるリラクゼーションサロンです〉〈回春マッサージや風俗的なサービスは一切ございません〉などと記載されていた。
「もちろんそんなことは単なる見せかけで実態は違法店でした。しかもそれを隠す気もあまりなかったのではないでしょうか。頻繁に店名を変えるのも警察の摘発に対する対策です。
15分で1万円というのは短い時間で本番行為があることをうかがわせる、メンエスではあまり例を見ない価格設定です。ただ、健全店と違法に性的なサービスをする店舗だと客の入りは天と地くらい差があります。なので『うちは”裏”をやっている』と暗に初見の客に示すことが目的だったのであれば、納得できるコピーと価格設定ですね」
こう話すのはあるメンエス関係者だ。
容疑者らは新宿新地ぷらすを煩悩寺に改名して、逮捕される9月まで営業していたという。煩悩寺の公式サイトには、在籍女性としてたくさんの女性のプロフィールが掲載されており、〈清楚な顔立ち〉〈奇跡のビジュアル〉などと紹介されている。
「公式サイトを見ると、ほとんどの在籍女性が玄人向けの”煩悩開花”なるオプションに対応していますが、これは避妊具をつけないで性行為をするという完全にアウトな性的サービスとして客の間でも知られた存在だったようです。そしてこの店はAV女優とヤレるというのが売りの店でした。客が集まるSNSのオープンチャットには数百人単位の客がいてリピートも多く繁盛していました」(同前)
《証言・小泉純一郎政権の発足から25年》官房副長官として皇室典範見直しに携わった杉浦正健・元法務相が回顧「紀子さま懐妊で改正先送りにほっとしたはず」
小泉純一郎政権の発足から25年。小泉氏は「自民党をぶっ壊す」の言葉通り、郵政選挙で自民党の反対派議員たちに刺客候補を立てて追放し、道路公団民営化、年金改革、労働者派遣業の大幅規制緩和など行財政改革を推進するなど日本の政治のあり方や社会を大きく変えた。小泉政治が日本にどんな変化をもたらし、今の高市政治にどう受け継がれているか、小泉内閣で皇室典範見直しに取り組んだ杉浦正健・元法務大臣が振り返る。
私の印象としては「どっちでもいいじゃないか」という態度
小泉内閣で皇室典範見直しに取り組んだ時、私は官房副長官として有識者会議(皇室典範に関する有識者会議)に出席し、議論を見守ってきました。
当時は秋篠宮家の長男・悠仁さまが生まれる前で、今上陛下や秋篠宮さまの次の世代は皇位継承者がいなくなる状況への問題意識があった。
あの時、小泉総理はご自分の考えをはっきり口に出したわけではありませんが、私の印象としては、「どっちでもいいじゃないか」という態度でした。「男女どちらでも天皇になれる形でいいんじゃないか」という意味です。そして、「会議を開いて、広く議論してくれ」と指示を出した。
小泉総理がはっきり「女性天皇でもいい」と言ったわけではないが、イギリスなど欧州の王国では女性が国王になれる。有識者会議を開いて議論すれば、当然、女性天皇を認めるかどうかが問われる。それをわかったうえでの指示でした。
当時の自民党内も反対の空気は強くなかった。幹事長代理だった安倍晋三さんも拒否感はなかったように見えました。
私は有識者会議では座っているだけで意見を言ったことはありませんが、有識者会議の座長(吉川弘之・元東大学長)も女性でもいいという意見を持っていたという印象があります。会議は基本的に女性天皇容認の方向で議論が進められました。
小泉内閣の「皇室典範に関する有識者会議」は2005年11月、女性天皇、女系天皇を容認し、皇位継承は男子でも女子でも「長子」を優先する最終報告をまとめ、小泉総理に提出した。ところが、翌2006年に紀子さまの懐妊が報じられ、小泉総理は皇室典範改正案の国会提出の先送りを発表した。そして同年9月、悠仁さまが誕生したのです。
皇室典範を改正して女性の皇位継承を認めねばという議論をしていたところに、悠仁さまが生まれて、正直、私は「これで議論は終わった」とほっとした。小泉総理も同じではないかと思います。
高市総理は皇室典範を改正し、皇室制度の大改正を行なった。小泉総理は物事を深く考えて皇室典範改正をやろうとした。でも、高市総理は小泉総理よりも考え方が古い。今、あえて皇室典範をあんなふうに改正しなくてもよかったのではないか。秋篠宮さまも悠仁さまも控えているのだから。
【プロフィール】 杉浦正健(すぎうら・せいけん)/小泉政権下では内閣官房副長官、法務大臣等を務め、皇室典範に関する有識者会議にも出席した。2009年に政界引退。
※週刊ポスト2026年10月9日号