北海道・三陸沖後発地震注意情報を初発表…青森県八戸市で最大震度6強の地震 岩手県の久慈港で70cmの津波を観測

12月8日夜遅く、青森県八戸市で最大震度6強の地震が発生し、名古屋でも震度1を観測しました。 気象庁によりますと、8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震が発生し、青森県八戸市では最大震度6強などを観測しました。 岩手県などでは一時、津波警報が発表され、岩手県の久慈港で70センチ、北海道の浦河で50センチの津波をそれぞれ到達しました。 一方、東海地方では名古屋市内のほか、岐阜や三重の一部地域で震度1を観測しています。 この地震で、気象庁は北海道の根室沖から東北地方の三陸沖にかけて新たな大規模地震が発生する可能性が普段より高まったとして、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表しました。

青森・八戸市などで震度4 沿岸で若干の海面変動あっても被害の心配なし

気象庁によりますと午前6時52分ごろ、地震がありました。
この地震によって日本沿岸で若干の海面変動があっても被害の心配はありません。
震度4を観測したのは、八戸市、平内町、野辺地町、五戸町、青森南部町、盛岡市、八幡平市、岩手町、
震度3を観測したのは、函館市、北斗市、新篠津村、知内町、木古内町、厚真町、むかわ町、新冠町、浦河町、様似町、浦幌町、青森市、五所川原市、十和田市、三沢市、むつ市、つがる市、蓬田村、外ヶ浜町、鶴田町、中泊町、七戸町、六戸町、横浜町、東北町、おいらせ町、東通村、三戸町、田子町、階上町、花巻市、北上市、久慈市、二戸市、奥州市、滝沢市、雫石町、紫波町、矢巾町、普代村、軽米町、野田村、九戸村、洋野町、一戸町、石巻市、登米市、栗原市、丸森町、涌谷町、宮城美里町、大館市、鹿角市、大仙市、三種町、井川町となっています。
震源地は青森県東方沖。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.4と推定されます。

「殺されるために会いたいですか?」と女性にメール 脅迫疑いで44歳男を逮捕 那覇署

那覇署は8日、30代女性がいる飲食店へ押しかけ脅迫するメールを送信したなどとして、那覇市の自称自営業容疑者の男(44)をストーカー規制法違反、脅迫の疑いで逮捕した。調べに「うそででたらめだ」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は11月27、28日、30代女性がいる飲食店に押しかけた後、「殺されるために会いたいですか?」と危害を加える趣旨のメールで脅迫した疑い。
署は被害者が特定される恐れがあるなどとして、両者の関係性を明かしていない。

【速報】高市総理「負傷者30人、住宅火災1件などの報告受けている」 青森県で震度6強地震から一夜明け

青森県東方沖で発生した最大震度6強の地震から一夜明け、高市総理は先ほど、これまでのところ負傷者30人、住宅火災1件などの報告を受けていると明らかにしました。
また、今回の地震で、今後、北海道から三陸沖にかけての地域で大規模地震が発生する可能性が平常時より高まっていると評価され、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されたとして、実際に大規模地震が発生するかどうかは不確実であることを十分に理解した上で、「自らの命は自らが守る」という原則に基づき、防災行動をとるよう呼びかけました。
さらに、今回の地震による被災地域か否かに関わらず、防災対応をとるべき地域の住民らに対し、今後1週間程度、気象庁や自治体の情報に注意するとともに、▼安全な避難場所、避難経路の確認、▼家具の固定など日ごろからの地震の備えの再確認に加え、揺れを感じたらすぐに避難できる体制を維持した上で、社会経済活動を継続するよう呼びかけました。

【後発地震注意情報の備え】避難する服装で就寝、貴重品・食料を携帯、ネットやラジオなど情報の入手方法…巨大地震の発生確率が普段より高く

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された際、どんな備えをするべきか防災事項の確認です。
▼寝る際は、すぐに逃げ出せる態勢を整えましょう。 ▼貴重品や非常持ち出し品を常に持っておきましょう。 ▼インターネットやラジオなど緊急情報を取得できるようにしておきましょう。 ▼また、家具は固定してあるか、避難場所や避難経路、家族との連絡手段など日ごろからの備えを改めて確認しましょう。
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されたからといって、必ず巨大地震が起きるわけではなく事前の避難を呼びかけるものではありません。
ただ、巨大地震の発生する確率がふだんより高まっていると考えられるため今後1週間は、日頃からの地震への備えをあらためて確認し、揺れを感じたり津波警報などが発表されたりしたら、すぐに避難できる態勢を整えてください。

銃の準備中にクマに襲われたベテランハンター、顔から出血したまま追跡し駆除…「命がけのボランティアだ」

新潟県新発田市で先月、クマの出没情報を受けて出動した猟友会員の奥村勉さん(80)が、駆除しようとした際にクマに襲われて負傷した。狩猟歴60年で初めての経験といい、奥村さんは読売新聞の取材に対し、「ハンターは命がけのボランティア」だと実感を口にしている。(家田晃成)
「クマのフンや柿の木をひっかいたような跡がある」。先月12日朝、同市の押廻地区でクマ出没の痕跡があるとの通報が市に寄せられ、市から依頼を受けた奥村さんが出動した。
奥村さんが市の職員らとともに地区を捜索すると、民家の敷地内の竹やぶにいるクマを発見した。クマが逃げ出したため、先回りしようと軽トラックに乗り込んだ。
同地区から約1キロ離れた二本木地区の水田地帯に着き、銃を準備しようと軽トラから降りたそのときだった。目の前に体長約1・5メートルのクマが現れた。気がついた瞬間に飛びかかられ、顔面や後頭部をかみつかれた。
クマともみ合っていると、市の職員の車が到着した。クマは奥村さんから離れ、再び逃走した。出血がひどかったが、現場に他の猟友会員はいない。「おれが仕留めるしかない」。すかさず銃に弾を込め、クマを追跡して駆除した。
その後、救急搬送され、口や鼻の周り、後頭部を縫うなどの治療を受けた。当日中に自宅に戻ることができた。クマに襲われたときのことは「必死で覚えていない」と振り返るが、「他の人がけがしなくて良かった」と表情を緩めた。
奥村さんは狩猟歴60年のベテランだが、クマに襲われたのは初めて。近年、特に今年は、人里にクマが出没する事案が増えたと感じている。
一方、高齢化とともに自身の周囲でも猟友会員の減少が進む。「手間も金もかかるから、よっぽど好きでなければ、やる人はいない」と担い手の確保に危機感を示す。
「警察でも自衛隊でも、クマ駆除の訓練を行う人を増やさないといけない」。奥村さんは、人身被害の拡大を防ぐためにはさらなる体制の強化が必要だと訴えている。
早朝や夕方入山避けて
クマに襲われないためにどうしたらよいのか。
県は、クマの活動が活発になる早朝や夕方の入山は避けるよう促している。
また、県ホームページから確認できる「にいがたクマ出没マップ」を見て、出没があった場所には近づかないよう呼びかけている。
やむを得ず山に入る場合は、複数人で行動し、鈴など音の鳴るものやクマ撃退スプレーを携行することも重要という。
クマに出会ってしまった際は、慌てずにゆっくり後退し、襲われた場合は、地面に伏せて両手で首の後ろを守る防御姿勢を取るよう勧めている。

10代前半の少年に入れ墨 和彫りなどを彫った女(22)を逮捕 札幌市

札幌・西警察署2025年12月8日、北海道青少年健全育成条例違反(入れ墨の禁止)の疑いで、札幌市西区に住む自称・運送業の女(22)を逮捕しました。
女は2025年4月2日ごろから12日ごろまでの間、自宅で相手が18歳に満たない青少年であることを知りながら入れ墨を施した疑いが持たれています。
警察によりますと、被害にあったのは10代前半の少年で、和彫りなどを彫られたということです。
少年と女は知人でした。
女は窃盗や北海道青少年健全育成条例違反(入れ墨の禁止)ですでに逮捕されていて、警察が女のスマートフォンを確認するなどして今回、逮捕に至りました。
調べに対し女は「話をしたくありません」と話していて、認否は不明だということです。

高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に

自民党と連立を組む日本維新の会が、「排外主義」の参政党に急接近している。
自民と維新が5日に国会提出した衆院定数の削減法案。与党は衆院で過半数に達したが、参院では「少数与党」状態のまま過半数に6議席足りないため、成立にこぎつけようと15議席を持つ参政に声をかけたのだ。
参政の神谷氏との直接交渉を行ったのが、維新の藤田共同代表。4日に神谷氏と面会し、法案の共同提出を呼びかけた。7日配信の時事通信の記事によれば、藤田氏は「定数削減法案の提出を8日に遅らせてもいい」とまで言って協力を要請。結果的に参政は共同提出には加わらなかったが、神谷氏は「藤田氏とは信頼関係がある」と話し、なお維新との連携に意欲を示しているという。
■同じ「政治塾」出身
「2人は自維連立発足後、水面下で接触を繰り返し、協力の可能性を模索してきました。共通点は、東洋・日本思想家の林英臣氏が設立した政経塾の出身ということです。林氏は松下政経塾1期生で、高市さん本人や、彼女のシンパの山田宏参院議員は松下塾の後輩に当たります。林氏の塾には自民党の杉田水脈元衆院議員や、夏の参院選で日本保守党から出馬し落選した小坂英二氏も在籍。中には立憲民主党の議員もいますが、ほとんどは保守系政党の政治家ばかり。林氏も保守思想の持ち主です」(官邸事情通)
高市首相に杉田氏とは随分と濃いメンツ。信頼関係がある藤田氏と神谷氏も、やはり相当、右寄りな思想の持ち主ということだ。
「神谷さんは言わずもがなですが、藤田さんもかなりの右派思想です。ヤバい一端が見えたのが、公設秘書への公金還流疑惑を報じた『しんぶん赤旗』への切れっぷり。会見では『赤旗は公平性を重視する報道機関ではない』『共産党のプロパガンダ紙』とこき下ろし、担当記者の名刺の写真をSNSでさらし上げた。共産党へのアレルギーは相当なもので、下手な自民議員よりも激しい」(永田町関係者)
言論弾圧を懸念
神谷代表は定数削減法案に賛成する条件として、日本国旗の損壊行為を処罰する「日本国国章損壊罪」を盛り込む刑法改正案やスパイ防止法案への協力などを提示。いずれも自維の連立合意文書に明記されており、藤田氏は「可能であれば連携したいという趣旨の意見交換をした」と前向きだ。「ブレーキ役」だった公明党と別れた自民にとって、連立を組んだ維新は「アクセル役」となると解説されているが、今後、協力する可能性がある参政は、さらなる右旋回への「ブースト役」になるのではないか。
立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。
「参政は、自民や維新ですら言いづらい過激な政策を打ち上げるので、彼らの協力は軍国化を進めたい高市政権にとって、ありがたいでしょう。しかし、『現代の治安維持法』と呼ばれるスパイ防止法は言論を弾圧し、日本国国章損壊罪は『国旗を破る』という行為を伴う反戦運動を取り締まる根拠になり得ます。これでメディアまで抑えてしまえば、完全に戦前回帰です。3党による協力は非常に危険です」
キナ臭くなってきた。
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小泉進次郎防衛大臣が「死の商人」として旗振り役を買って出た。日本国憲法では武器を捨て、対話で紛争を解決することが基本原則のはずだが……。●関連記事【もっと読む】『小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明』で詳報している。

再処理工場の燃料プールから水あふれる 福島第1は処理水放出を停止

日本原燃は9日、青森県東方沖で8日に発生した地震の影響で、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の燃料プールから約450リットルの放射性物質を含む水があふれたと明らかにした。プールの水位は保たれており、安全上の問題はないとしている。
東京電力によると、福島第1原発と第2原発で異常は確認されていないが、第1原発からの処理水の放出は沿岸への津波注意報の発表を受けて停止した。
2号機が稼働中の東北電力女川原発で異常は確認されず、運転を継続した。同社によると、震度5強を観測した青森県東通村に立地する東通原発は運転停止中で、異常は見られていない。【小川祐希、木許はるみ】

神戸の女性刺殺容疑者「エレベーター内で声を出されたので刺した」…3か月間の鑑定留置終える

神戸市中央区のマンションで8月、住人の女性(24)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(36)が「女性に好意があって(一緒に)部屋まで入ろうと思ったが、エレベーター内で声を出されたので刺した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。神戸地検は8日、谷本容疑者への約3か月間の鑑定留置を終えた。鑑定結果を踏まえ、勾留期限の11日までに起訴の可否を判断する。
谷本容疑者は、8月20日夜にマンションのエレベーター内で女性の胸などをナイフで複数回刺して殺害したとする殺人容疑で、兵庫県警に同22日に逮捕された。
捜査関係者によると、谷本容疑者が事件当日、凶器のナイフを神戸市内で購入していたことも判明。調べに「エレベーター内でペティナイフを出して言うことを聞かせようとした」とも供述したという。女性は居室のある6階のエレベーター前の通路で、血を流して倒れていた。