警察官の視線に気づき目をそらした男…職務質問で“無免許運転”発覚 函館市

2026年5月10日、北海道・函館中央警察署は、函館市に住む自称・建設業の男(36)を道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕しました。
男は、10日午後4時半ごろ、北斗市七重浜4丁目の車道で、軽乗用車を無免許で運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、警察官がパトロール中に、警察官の視線に気づいて目をそらした男を不審に思い職務質問したところ、無免許運転が発覚しました。
男は免許取り消し処分を受けていて、軽乗用車は男本人名義のものではなかったということです。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は、男の動機や、車の入手経路などを詳しく調べています。

東京から近い千葉県内、映画やドラマのロケ誘致合戦…「聖地として脚光浴びたい」

映画やドラマなどのロケ誘致を巡る動きが千葉県内各地で活発化している。東京都内から至近距離の我孫子市は、大学などとフィルムコミッション(FC)に関する協定を結び、撮影環境を充実させた。隣の柏市もロケ誘致の専門部署を設けて体制を強化。「誘致合戦」が激しさを増す背景には、作品ゆかりの地を訪れる「聖地巡礼」などによる地域活性化への期待がある。(大森遥都)
「今回の連携によって『聖地』として脚光を浴びるようになればうれしい」
中央学院大(我孫子市)で3月下旬に開かれた市、同大、NPO法人「手賀沼フィルムコミッション」の協力協定締結式。手賀沼FCの高橋邦夫代表が意気込みを語った。
協定には、市内へのロケ誘致を活性化させるため、同大が施設をロケ地として提供することや、市や手賀沼FCが撮影場所の選定やロケハン(撮影の下見)で同大を支援することなどを盛り込んだ。
同市での映画やドラマなどの撮影件数は年々増加し、昨年度は75件と2021年度(41件)の2倍近くに増えた。ただ、ロケ地として有名な旧ファミレス店や公園、市庁舎などでの撮影が大半を占め、「限られた場所に頼る『一本足打法』になっている」(深田和彦・市あびこの魅力発信室長)と危機感があった。
中央学院大には、一般的な教室のほか、9階までの吹き抜け、高性能パソコン22台が並ぶeスポーツ教室、屋上ヘリポートなどがある。都心のオフィスを想定した撮影なども可能だ。星野順一郎市長は「撮影のバリエーションが増える。市内で撮れなかった映像を撮影でき、競争力が増す」と期待する。
我孫子市が「ライバル視」するのが、FC事業に近年力を入れている柏市だ。
柏市は23年度にFC専門部署を設置。市ホームページにロケ地の情報を掲載するページを設け、公共施設だけでなく、ホテルや物流センター、飲食店といった民間施設も紹介している。
昨年10月~今年1月には、市内でロケが行われた作品を紹介する展示を市役所や商業施設など4か所で開催し、市の魅力をアピールした。
撮影場所は、ビルなどが立ち並ぶ柏の葉地域だけでなく、市内の寺や川沿いなど多岐にわたる。太田和美市長は「様々な顔を持つ(柏市の)街の特徴が、ドラマや映画の撮影に向いている」とアピールする。
各自治体がFC事業に力を入れる背景には、作品をきっかけにした観光需要への期待がある。
市原市は、アマゾンの「Prime Video」で配信された人気ドラマ「推しの子」のロケに協力し、小湊鉄道上総鶴舞駅や高滝湖などでロケが行われた。市が、公式Xや「広報いちはら」(昨年1月号)などで紹介すると、多くのファンが訪れた。市シティプロモーション推進課は「市の認知拡大につながっている。今後も力を入れていきたい」と強調する。
ロケに協力するだけでなく、関連イベントで誘客に取り組んでいるのが旭市だ。22年に市観光物産協会や市商工会などと連携し、官民一体の「あさひロケーションサービス協議会」を発足させた。同時に出演者らの宿泊やロケ弁当の手配などを担うボランティア組織「旭おっぺし隊」も設立。24年には市内事業者らが参加する「ロケ弁グランプリin旭市」を全国で初めて開催した。
今年1~2月には、市内が主要ロケ地となった映画「五十年目の俺たちの旅」(俳優の中村雅俊さん監督)の公開に合わせ、ロケ地を巡りながら、観光やグルメを楽しめるスタンプラリーを実施するなど工夫をこらす。
千葉県フィルムコミッション(千葉市美浜区)の末吉現史マネジャーは「県内には海や山といった自然から、都会の景色までバリエーション豊かな風景がそろっている。制作会社などの人気が高い」とし、「各自治体がそれぞれの強みを打ち出しながら、今後も誘致の動きが熱を帯びていくだろう」と指摘している。
◆フィルムコミッション(FC)=映画やドラマなどの撮影の相談に乗ったり、ロケの手続きを支援したりする組織。2000年に大阪府に国内で初めて設立された。県内では、県から事業を受託する県フィルムコミッション(千葉市美浜区)のほか、全54市町村が窓口を設けている。

高市首相は“総裁選での中傷”否定も…〈林・小泉アウトー〉〈出馬しないで下さーい〉痛烈愚弄動画の投稿を示す陣営内の“証拠メッセージ”があった

〈 高市首相は“進次郎中傷”否定も…〈カンペで炎上!無能で炎上!〉匿名アカウントに投稿された痛烈中傷動画、作成&流布したのは「高市早苗陣営」だった 〉から続く
高市早苗首相は5月8日、高市陣営のメンバーが昨年秋の自民党総裁選で他の候補を誹謗中傷する動画を作成し、SNSに投稿していたという「 週刊文春 」の報道について説明を行った。
参議院本会議で立憲民主党の議員に本報道について問われ「他の候補に関するネガティブな情報、動画を作成して発信するといったことは一切行っていないと報告を受けている」と答弁した。
一体、どのようなことを「週刊文春」は報じたのか。小泉進次郎氏や林芳正氏への中傷動画作成について詳報した記事の冒頭部分を抜粋してお届けする。(記事全文は「 週刊文春 電子版 」および4月30日発売「週刊文春」で配信中)
政治の世界をインターネット、SNSの発信が席巻している。国政選挙でもネット上が主戦場となり、政治家がこぞって公式発信に取り組む一方で、出所不明の投稿は無法地帯と化している。真偽不明なデマや中傷が飛び交い、過激な言葉で再生数を伸ばす収益目的の「政治系アカウント」が横行する。
今年4月1日には与野党協議会が、選挙中のSNS対策をめぐって議論。自民党側の責任者・逢沢一郎衆院議員が「法改正も視野に入れる」と明言し、ルール作りを急ぐ。こうしたネット世論全盛の時代に誕生したのが高市政権だ。
謎の匿名アカウントに投稿された3本の動画
動画の投稿主「真実の政治」(英語表記IDは「true_politics.real」)も、そんなネット世論の一端を担う政治系アカウントの1つだった。アイコンは光に包まれた瞳がこちらを見つめるイメージ画像で、プロフィールには「このアカウントでは【真実】だけを語ります」と書かれている。
総裁選の期間中である9月26日から10月1日にかけて、計3本の動画を投稿していた。
1つの動画では、小泉氏が目を瞑った写真を使い、冒頭の通り〈カンペで炎上!無能で炎上!〉と、勢いよく男性風の声が読み上げて揶揄している。
続けて林氏の写真を表示し、〈そもそも林くんって国民のために働いてくれてたのかなー?〉〈石破路線を継承します!あらららららー。完全にアウトーーー!!〉。さらに〈僕ちゃん総裁になったら国民のお金でオネエちゃん達と毎日パーチーだぁ!ってかぁー?〉と、シャンパンを掲げる女性のイメージ映像とともに批判。総裁選について〈ももももしかしてー! 出来レースだったりしちゃうー?〉と疑いを向けた。

別の70秒ほどの動画の冒頭では〈林くんルール破っちゃったー 文書送付投票依頼は完全アウト〉とし、〈そんな人は出馬しないで下さーい〉と呼び掛ける。
そして3本目は〈林・小泉アウトー〉〈小泉!アウトー〉と連発。〈選挙法違反〉を謳い、総裁選でのリーフレット送付を巡る真偽不明な疑惑を向ける。だが、総裁選は公職選挙法の適用対象に含まれておらず、誤認を招く表現だ。
小泉、林両氏を中傷するこれら3本の動画は、高市陣営がSNS上にバラまいた大量の動画のうち、ほんの一部なのだ。
投稿予告のメッセージ
「動画作戦」を牽引したのは、高市氏の最側近である公設第一秘書・木下剛志氏(高市早苗事務所長)らだ。木下氏は、のちに動画作成の主力を担うことになる男性に対して、メッセージで様々な依頼や共有事項を送っている。例えば、9月26日にはシグナルにて、先の「真実の政治」の動画を〈これからアップしてアカウントを送付致します〉と予告しているのである。
防衛相の小泉氏と、総務相の林氏に訊くと文書で以下の通り回答があった。
「総裁選におけるご質問のリーフレットの送付につきましては当事務所では全く認識しておりません(略)また、総裁選の際、ネット上でさまざまな動画や投稿などがあったことは承知していますが、個別詳細については把握しておりません」(林氏)
「昨年の自民党総裁選挙中を含めて、さまざまな投稿があったことは承知しているところです。通常の選挙の場合も含めて、このような虚偽の投稿が民主制に悪影響を与えているということは広く認識されているところです」(小泉氏)
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および4月30日(木)発売「週刊文春」では、高市陣営によるSNS作戦の実態を詳報。公設第一秘書と陣営スタッフのやりとりを示す写真やターゲットになった政治家をリスト付きで詳しく報じている。さらに「週刊文春 電子版」では、 高市陣営が作成した実際の動画も公開 している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年5月7日・14日号)

東京・世田谷で追跡パトカーに衝突 20歳男を公務執行妨害容疑で逮捕、警官が発砲し確保

追跡中のパトカーに衝突して逃走しようとしたとして、警視庁北沢署は10日、公務執行妨害の疑いで住所、職業不詳、小林悠斗容疑者(20)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は10日午後6時40分ごろ、東京都世田谷区若林の路上で運転していた軽トラックを北沢署パトカーに衝突させ、職務を妨害したとしている。調べに対しあいまいな供述をしているという。軽トラックに同乗していた少年(17)も同じ容疑で逮捕されたが、同日釈放された。
北沢署によると、パトカーは不審車両として小林容疑者らの軽トラックを約5分間追跡。小林容疑者は現場の丁字路交差点で方向転換するため、接近していたパトカーに車をぶつけた。その後も電信柱に接触するなどしながら急発進したため、荷台に乗り込んだ同署員が危険を認め、警告の上で拳銃を1発発砲して取り押さえた。小林容疑者はパトカーに衝突した際に顔をぶつけて軽いけが。同署は発砲について「今後詳しい経緯を調べる」としている。

愛子さま、11月にシンガポール訪問が決定 雅子さまにちなんで「マサココウタイシヒデンカ」と命名された真っ白な蘭が飾られる国立植物園を訪問か

国内外から熱視線が送られるプリンセスの次なる渡航先が明らかになった。選ばれたのは、東南アジアの雄・シンガポール。異例のご訪問先が決まった背景、そして現地ではどんな出会いが待っているのか──その内幕を詳報する。【前後編の後編】
【写真】“りくりゅう”ペアと談笑される淡いラベンダーの装いの愛子さま。他、シンガポール館を視察されたアイスブルーのパンツスーツの愛子さまなども
4月21日、愛子さまの次なる飛躍を予感させる知らせが舞い込んだ。
「今年11月、愛子さまがシンガポールを訪問されることが明らかになりました。昨年のラオスご訪問に続き、単独での海外公式訪問はこれが2度目。1週間ほど滞在され、大統領への表敬や、歓迎行事への出席が予定されています」(皇室記者)
佳子さまや眞子さんのこれまでの海外ご訪問先を踏まえると、同じ地域へのご訪問が続くことは珍しい。2年連続での東南アジアへのご訪問というニュースに、一部の関係者からは驚きの声も上がった。
「今回シンガポールが選ばれたのは、今年、日本と同国が外交関係樹立60周年の節目であることと、地理的な条件の2つの理由が考えられます。日本からシンガポールは飛行機で7時間ほどで、時差も1時間。東京23区よりやや広い国土で、国内移動の負担も少ない。愛子さまはお仕事とご公務を両立されたいとの気持ちをお持ちですから、日本赤十字社での勤務を長く休む必要のない、比較的近場の国が選ばれたというわけです。
思えば2023年、雅子さまにとって約21年ぶりとなった海外ご訪問先も、飛行機で8時間弱のインドネシアでした。少しずつステップアップしていく場として、日本から近い東南アジアは最適なのです」(皇室ジャーナリスト)
昨年のラオスでの大成功が記憶に新しいだけに、かねて取り沙汰されてきた愛子さまの次なる“目的地”。当初は、別の国が有力候補とされていた。
「皇族方の海外ご訪問先は、相手国からの招待に加え、外交関係の節目にあたる国の中から選定されることが一般的です。その観点から、2002年に両陛下が訪問されたオーストラリアが有力視されていました。しかし今年4月、小泉進次郎防衛大臣が同国を訪問。国防大臣と会談し、日豪の防衛協力の関係性を確認したばかりです。
また連休中には高市首相も外遊で訪れており、こうした政治色の強い場所に皇族が訪問するのは難しい。またイラン情勢が緊迫していることや、6月に両陛下の欧州歴訪が控えていることから中東や欧州へのご訪問は難しく、最終的にシンガポールに落ち着く結果となりました」(前出・皇室ジャーナリスト)
とはいえ、昨年にはシンガポールご訪問への“布石”とも取れるご公務も行われていた。
「愛子さまは昨年5月、大阪・関西万博でシンガポール館へ足を運ばれています。駐日シンガポール大使から直接説明を受けながら、パビリオン内を丹念にご覧に。タッチパネルに夢を書くコーナーでは『世界平和』と記され、『夢が叶いますように』と話されていました。こうしたご公務での交流もあり、愛子さまにとっては親しみ深い国の1つでしょう」(前出・皇室記者)
一方、過去を振り返れば、先の大戦で日本がシンガポールを占領した暗い歴史も存在する。
「日本軍によるシンガポールの人々への粛清事件が起きたこともあります。長い間、戦争の歴史に向き合ってこられた上皇ご夫妻は、1970年と2006年に同国をご訪問。特に2006年のご訪問の際、上皇さまは晩餐会の席で、戦争で亡くなった同国民への哀悼の弁を述べられ、その言葉と慰霊への姿勢が現地でも大きく報じられることとなりました」(前出・皇室ジャーナリスト)
愛子さまは、こうした戦争の記憶を次世代へとつなぐ役割を担われることになるという。数多くの皇室番組に携わる放送作家のつげのり子さんが解説する。
「愛子さまのような若い世代がこうした歴史を受け止め、両国の若者同士で手を携えていくことが、戦争の記憶を未来に受け継ぐことにつながります。愛子さまはご滞在中、博物館や慰霊碑など、戦争関連の施設を巡られることになるのではないでしょうか」
「マサココウタイシヒデンカ」
戦争にまつわる施設のほかに、愛子さまは雅子さまの“ゆかりの地”、シンガポール国立植物園を訪問される可能性も高いという。
「シンガポールの“国花”は蘭。この園には、英国のエリザベス女王やダイアナ元妃など、同地を訪れた女性リーダーの名前が冠された蘭が数多く展示されています。そしてその中には、両陛下のご成婚の際に雅子さまにちなんで命名された『マサココウタイシヒデンカ』という真っ白な蘭も飾られているのです。ご訪問が実現すれば、愛子さまにちなんだ名前の蘭が新たに披露されるかもしれません」(前出・皇室ジャーナリスト)
愛子さまの次なるご活躍の舞台となるシンガポール。1人あたりのGDPが世界トップクラスの金融大国として知られているが、アジア屈指の“女性活躍の国”という顔も持っている。
「シンガポールは経済発展の観点から、女性の社会進出に積極的に取り組んできた歴史があります。昨年5月、国連から発表された女性活躍をあらわす指標は世界8位で、日本の22位を大幅に上回る結果となりました」(全国紙国際部記者)
今回のご訪問では、愛子さまと同国の“女性活躍の象徴”のような人物との対面が期待されているという。
「それが、シンガポール首相夫人のルー・ツェ・ルイ氏(52才)です。2024年、夫の首相就任式典に出席して以来、その美貌とキャリアが国内外から注目を集めています。ルー氏は、アメリカの南カリフォルニア大学を卒業後、シンガポールの不動産投資会社の副社長を務め、取締役にも就任。現在も自ら企業を経営するという、輝かしい経歴の持ち主です。さらに首相夫人としても活躍しており、昨年には夫のベトナム訪問に同行。ベトナムの民族衣装・アオザイ姿も話題をさらいました。
愛子さまとルー氏は、現地で開催される歓迎行事で対面する可能性が高い。仕事と公務の二足のわらじを履く“女性活躍の国”の首相夫人と愛子さまの対面は、両国の女性に勇気を与えることになるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
また、ジェンダー平等の観点から、シンガポールは愛子さまに熱視線を注いできた経緯がある。
「同国最大の新聞『The Straits Times』には、天皇家の第1子である愛子さまが、女性であるという理由で皇位継承権がない現状を、やや批判的に論じる記事が度々掲載されてきました。愛子さまのご訪問への注目度も、今後ますます高まっていくことが予想されます」(前出・皇室ジャーナリスト)
日本だけでなく、シンガポール側からの期待も一身に浴びる愛子さま両国をつなぐ懸け橋になるべく、プリンセスは邁進される。
※女性セブン2026年5月21・28日号

日本人1人がイギリスに到着 ハンタウイルス“集団感染”疑いクルーズ船

ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船の日本人乗客1人が現地時間10日、イギリスに到着しました。外務省によると「健康状態に問題はない」ということです。
集団感染が疑われているクルーズ船「MVホンディウス号」の日本人乗客1人はスペイン領のカナリア諸島で下船した後、イギリス政府が手配したチャーター機で、イギリスに到着しました。
日本とイギリスによる、不測の事態での海外からの自国民の待避について協力する覚書を踏まえたものです。
外務省によると健康状態に問題はなく、WHOの推奨に基づき、イギリスで保健当局による最大45日間の健康観察などを受ける予定です。

「キスや抱擁は不貞ではない」判決で炎上した裁判官が“気の毒”な理由。元判事が指摘

―[その判決に異議あり!]―妻と不貞関係にあったと主張して、相手の男性に約800万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は夫の請求を退けた。判決を受け、裁判官評価サイト「裁判官マップ」では、担当裁判官に批判が殺到。評価平均は2.0まで下がった。“白ブリーフ判事”こと元裁判官の岡口基一氏は、「東京地裁不貞行為慰謝料請求訴訟」について独自の見解を述べる(以下、岡口氏の寄稿)。◆「キスや抱擁は不貞行為ではない」との判決報道に、評価サイトは大炎上!「妻とキスしたり抱き合ったりした男性を夫が訴えた裁判、『不貞行為にあたらない』と退ける判決──」 3月18日、そんなタイトルで『読売新聞』が報じた裁判を今回取り上げたい。 実はこの判決、記事中に担当裁判官の実名が晒されていたため、裁判官の評価サイト「裁判官マップ」が、担当裁判官を非難するコメントで大荒れとなった経緯がある。 しかし、民事裁判というのは、道徳に反した人を非難して「裁判官様」が不届きな人間にペナルティを与える場などでは決してない。それがきちんと理解されているのだろうか? と、こういう記事やその反応を見るたびに思う。 そもそも、士農工商の江戸時代とは異なり、今の日本では、裁判官が市民より上の地位にいるわけではない。民主主義国家では、裁判官は主権者たる国民の税金で働く国家公務員の一人であり、事実を認定し、それに法律を当てはめるというルーティンワークを国民になり代わってやっているにすぎない。そこが理解できないとこの国はいつまでも「お上(かみ)主権」のままである。◆よくある立証敗訴の裁判 不貞相手に対する慰謝料請求は、それが「不法行為」に当たれば認められるが、その判断は、行為の不当性と結果の重大性との相関で決まる。仮にキスや抱擁がまったくなくても、夫婦関係を破綻に導いたのであれば、その結果は重大だ。また、「不貞関係」が配偶者と不貞相手のどちらの主導で、どのような経緯で成立したのかもポイントになる。たとえば、夫が風俗店に通い続け、同じ風俗嬢と肉体関係を持ち続けたからといって、妻がその風俗嬢を訴えたりはしない。肉体関係やキス・抱擁の有無だけが決め手ではない、ということだ。 また、この事件では、夫が妻の過ちを許したかどうかも大きなポイントになる。貞操義務を負っているのは妻なので、一番悪いのは妻だ。だが、夫が妻を許している以上、不貞相手に対する慰謝料請求はもはや成り立たない──これが学説的にも通説になっていて、諸外国でもおおむね同じ発想がとられている。そうでなければ、夫婦が結託して不貞相手からカネを取る、「美人局」まがいのことも簡単にできてしまうからだ。

岡山市の住宅で高校生の男女死亡 交際していた2人か 警察が無理心中の可能性視野に殺人事件として捜査

岡山市の住宅で高校生の男女が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。警察が殺人事件として捜査しています。
警察によると、10日午後8時40分ごろに岡山市の住宅で、高校2年の女子高校生(17)と高校3年の男子高校生(17)が倒れているのを女子高校生の母親が発見しました。2人は搬送先の病院で死亡が確認されました。
2人が倒れていたのは女子高校生の寝室で、2人とも左胸に1カ所ずつ刺し傷があったということです。ベッドの上からはナイフ1本が見つかっています。
2人は岡山市内の同じ高校に通い交際していたということで、警察は無理心中の可能性も視野に殺人事件として捜査しています。

「急にバラバラっと…よう生きていたな」 ビルの壁が崩れ…標識倒れて走行中のタクシーにぶつかる 乗客は病院で診察、運転手は足の痛み訴える 大阪・中央区の阪神高速・高麗橋入り口付近

10日夜、大阪市中央区で崩れたビルの壁があたって阪神高速の標識が倒れ、走っていたタクシーとぶつかりました。
警察などによりますと、10日午後9時半ごろ、大阪市中央区の阪神高速道路・高麗橋の入り口付近で、4階建てビルの壁の一部が崩れ、高速道路の標識にあたりました。
標識は倒れ、走っていたタクシーとぶつかりました。この事故でタクシーの運転手の男性が足の痛みを訴えていて、後部座席に座っていた乗客の20代の女性は病院で診察を受けているということです。
(タクシーの運転手)「急にバラバラっときて、ゴーンと音を立てて止まってしまった。突然のことでびっくりしています。よく生きていたなと思います。中はぐちゃぐちゃですし」
事故の影響で、阪神高速の高麗橋の入り口が閉鎖されています。
※阪神高速によりますと、安全が確認されたため、午後7時30分に高麗橋の入口の閉鎖が解除されたということです(20:25更新)

高市首相、省エネ要請に言及=物価高「臨機応変に対応」―参院決算委

参院決算委員会は11日、高市早苗首相と全閣僚が出席し、2024年度決算に関する質疑を行った。首相は「省エネの呼び掛けは毎年夏冬に行っている。中東情勢にかかわらず、取り組みを中期的に継続することは大事だ」と述べ、一定のエネルギー節約を国民に要請する可能性に言及した。「現時点でさらに踏み込んだ節約をお願いする段階にないが、中東情勢を注視し、あらゆる可能性を排除せずに臨機応変に対応する」とも語った。
首相は一方で「各国からの代替調達を通じ、原油も石油関連製品も日本全体として必要となる量は確保できている」と指摘。「産業、経済も回していかなければならない」と述べ、経済への影響も考慮して呼び掛けの程度を判断する姿勢を強調した。立憲民主党の森裕子氏への答弁。
国民民主党の川合孝典氏は追加の物価高対策を要求した。首相は「補正予算の編成が直ちに必要な状況とは考えていない」とした上で、「物価動向が家計や事業活動に与える影響を十分注視し、臨機応変に対応する」と説明。既に終了した電気・ガス料金の補助復活に関しては「状況に応じて必要な対応を行う」と述べた。
首相はペルシャ湾内にとどまる日本関係船舶への対応について「(他国船舶を含む)全ての船舶の一日も早いホルムズ海峡通過を実現するため、あらゆる外交努力および調整を積極的に続ける」と強調した。自民党の中西祐介氏への答弁。
首相は憲法改正による参院選挙区の合区解消の必要性を中西氏から問われ、「地方の声をいかに国政に反映するかは民主主義に関わる重要な課題だ」と指摘。「具体的に考えを述べることは差し控えなければならない」としつつも、「憲法審査会で党派を超えた建設的な議論が加速することを期待する」と語った。 [時事通信社]