栃木県上三川(かみのかわ)町で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、警察庁の楠芳伸長官が22日、警察法に基づき、関連する捜査情報を警視庁に集約するよう指示したことがわかった。強盗殺人事件では極めて異例の対応で、警察の総力を挙げ、押収したスマートフォンの解析や事件の背後関係などの分析を急ぎ、早期の全容解明を目指す。
同法はオウム真理教による1995年の地下鉄サリン事件などを教訓に翌96年に改正され、重大事件については、長官の指示で都道府県警が管轄外の事件も捜査を展開できるようになった。
警察は今回の事件後、現場から逃走した車両が県外に出たことから、栃木県警に加え、神奈川県警や警視庁なども連携して追跡。逃走車両を特定し、実行役の高校生4人の逮捕につなげた。その後、現場の指示役とみられる夫婦も逮捕し、事件に至った経緯を調べている。
警察庁は強盗殺人事件で高校生4人が逮捕され、大きな社会問題に発展している事態を重視。指示役「ルフィ」らによる広域強盗事件など「匿名・流動型犯罪グループ(匿流(トクリュウ))」に対する捜査の経験が豊富な警視庁の投入が不可欠と判断した。
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妻殺人容疑で再逮捕の旭山動物園職員「要求に不満あった」と供述…妻のスマホ壊しデータ消去図ったか
北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を焼損したとして、園職員の鈴木達也被告(33)が死体損壊容疑で逮捕、起訴された事件で、道警は22日、鈴木被告を殺人容疑で再逮捕した。鈴木被告は「妻の要求に不満があった」との趣旨の供述をしているという。
発表によると、鈴木被告は3月31日午後6時半頃~午後8時35分頃、旭川市神楽の自宅で妻の由衣さん(33)を殺害した疑い。「ロープで首を絞めた」と容疑を認めている。
道警は自宅周辺の防犯カメラ映像などから、鈴木被告が帰宅後に由衣さんを殺害し、車で遺体を園に運んで燃やしたとみている。園内からは複数のロープが押収され、殺害などに使われた可能性があるという。
捜査関係者によると、園内では由衣さんのものとみられる壊れたスマートフォンも見つかった。鈴木被告が壊したと説明しており、道警は、スマホ内のデータの消去を図ったとみて調べている。
「ツダケンの声がする」のコメントも立証材料に…生成AIの「声の権利侵害」訴訟の争点は「類似性」
生成AI(人工知能)で自身の声を模した動画を作られ、SNSに投稿されたとして、人気声優の津田健次郎さん(54)が提訴に踏み切った。生成AIによる声の権利侵害を裁判で争う初のケースになるとみられ、不正競争防止法違反やパブリシティー権侵害に当たるかが争点となる。(安田龍郎)
「首ポキは絶対にやめておけ」「カラスの賢さははっきり言ってネクストレベルだ」――。訴状によると、動画共有アプリ「ティックトック」のあるアカウントには、低音で渋い声のナレーションが付けられた雑学などの動画が180本以上投稿されている。
津田さん側がこのアカウントの投稿動画に対し、法的手続きに乗り出したのは昨年6月。ティックトックの運営会社に発信者情報の開示を求める裁判を東京地裁に起こした。
地裁は昨年8月、権利侵害を認めて開示を命じ、同社は昨年2月時点の接続記録を開示した。津田さん側はそれを元にプロバイダー(ネット接続業者)に問い合わせたが、接続記録の保存期間が過ぎており、発信者の特定に至らなかった。このため昨年11月、動画の削除を求めてティックトック側を提訴した。
法務省関係者は、生成AIを巡り声の権利侵害が争点となる訴訟は「例がないのではないか」としている。
訴訟では、津田さん側は不正競争防止法違反とパブリシティー権侵害を主張している。
同法は、広く認識されている商品などの表示と同一もしくは類似のものを使用し、混同を生じさせる行為に適用される。経済産業省は昨年、ある人物と同一の声を出力できるAIで持ち歌ではない曲を歌わせ、公開するなどした場合は、同法で「対処可能」との見解を示している。
パブリシティー権は、著名人が自分の名前や肖像などを独占的に利用できる権利だ。明文化した法令はないが、雑誌記事に載ったピンク・レディーの写真を巡る2012年の最高裁判決で、顧客を引きつける目的で他人の肖像等を用いた場合はパブリシティー権の侵害に当たるとした。AI時代の知的財産権のあり方を議論する内閣府の検討会が24年に公表した見解では、声もパブリシティー権で保護できるとしている。
今回のケースでは、▽声が同一もしくは類似か▽混同を生じさせるか▽声の利用で視聴者を引きつけたか――がポイントになる。
これまで3回の争点整理手続き(非公開)が行われ、原告側は「ツダケンの声がする」といった動画へのコメントや、原告の声と動画の音声に「高い類似性」があるとする音響分析の結果から立証を図っている。被告側は、同様の声質を持つ人は数多く、投稿者が「友人の声だ」と別のサイトで説明していると反論している。
パブリシティー権を巡っては、ありふれた内容の動画を声で差別化していると主張する原告側に対し、被告側は動画の内容へのコメントが多く、声で引きつけているわけではないと訴えている。
生成AIによる声の権利侵害を巡っては、法務省は4月、民事上の責任について議論する有識者検討会を発足させた。今夏にもどのようなケースが権利侵害に当たるかの指針を公表する。委員を務める明治大の今村哲也教授(知的財産法)は、「サインや顔写真などの類似性の判断は比較的容易だが、声は客観的な判断が難しい。声の法的保護を進めるには、具体的なケースで司法判断が示されていくことも重要だ」と指摘する。
福山潤さん「社会全体で考えるべき問題だ」
他の声優からも不安の声が上がる。アニメ「おそ松さん」などに出演する人気声優・福山潤さん(47)は、自身が声を演じたアニメキャラを勝手に歌わせている動画を目にしたことがあるといい、「自分の声がコントロールできない恐ろしさを感じた」と話す。
24年からは声優有志らと「NO MORE 無断生成AI」運動を展開し、声の無断利用防止を呼びかけてきた。「無断生成が横行すれば、若手声優の活躍の機会が減ってしまう。個人の声がなりすましや犯罪にも使われかねず、社会全体で考えるべき問題だ」と訴える。
【相次ぐ“春グマ”の出没】「人間の近くに食べ物がある」と学習、川沿いの木立や緑地を利用して移動 初夏に迎える“繁殖期”が市街地出没を加速
冬眠から目覚めたクマが市街地に現れ、人身被害も出始めている。人里暮らしに順応するアーバンベアが、進化を続けているという──。【前後編の前編】
川の両側に茂る木立や緑地などを利用して移動
「山の中に餌となる山菜や木の新芽などが豊富にある春は、本来、クマが市街地に出没する季節ではないんです。しかし、現在街中で目撃されているクマは、昨年の秋に街でおいしい餌にありつき、”人間の近くには食べ物がある”と学習した個体の可能性があります。過去最多のクマ被害を記録した昨年の余波が、現在も続いていると考えられます」
東京農工大学大学院教授の小池伸介さんは、全国で相次ぐ”春グマ”出没の背景をそう分析する。
すでに人身被害も発生しており、4月21日には岩手県紫波町で男性警察官がクマに襲われ、近くではクマに襲われたとみられる女性の遺体が見つかっている。5月7日にも、同県八幡平市の山林でクマ被害にあった女性の遺体が発見された。
そしてその脅威は、徐々に都市部に迫っている。4月29日に東京都八王子市の住宅街にクマが出没した。多くの買い物客や住民が行き交う八王子駅からわずか5kmほどの場所だった。
茨城県自然博物館館長でクマの生態に詳しい山崎晃司さんはこうみる。
「昨秋は餌となる木の実が凶作だったため、充分な”蓄え”ができずに冬眠したクマもいます。そういった個体は、冬眠明けのいま、体脂肪がかなり少ない状態です。”空腹”の個体が食べ物を求めて広範囲に行動していることも、市街地への出没が増えている要因のひとつと考えられます。クマは身を隠せる場所を好む習性があり、川の両側に茂る木立や緑地などを利用して移動します。餌を探して多摩川を伝い、例えば東京・世田谷区の二子玉川の近辺に出没する可能性もゼロではないでしょう。
これまで恒常的にはクマがいないとされてきた大阪府でも、他県と接する山沿いでクマが出没するようになりました。彼らの生活圏が変化しつつあるのです」
防衛本能が高まっている母グマ
さらに初夏に迎える「繁殖期」が、クマの市街地出没を加速させる恐れもある。
「5月から7月が繁殖期とされるので、まさにいま。オスは毎年発情しますが、メスは違います。メスは一度出産すると子育てに2年から3年をかけ、その期間はむしろオスを避ける。この時期はオスから逃れる母子グマが山を下り、市街地に隣接する森で子育てをしているケースも少なくないのです」(小池さん)
子グマを連れた母グマは防衛本能が高まっており、もし人間が近づけば、わが子を守ろうとパニックになって襲ってくる可能性が高いという。
当然だが、オスの動きにも注意が必要だ。
「繁殖期のオスがメスを探して、行動圏を大きく広げます。そのため、”こんなところにまで”と思うような人間の生活圏にまで出てきてしまうことも。人間と遭遇する機会が必然的に増えてしまうことも考えられます」(山崎さん)
(後編につづく)
※女性セブン2026年6月4日号
言論の自由は、自分が嫌いな奴が嫌なことを言う権利を守ってこそ、言論の自由である/倉山満
―[言論ストロングスタイル]― 東京大学五月祭での参政党・神谷宗幣代表の講演が、会場前での座り込みや「差別的発言の撤回」を求める抗議に続き、午前に届いた爆破予告を受けて中止となり、大学は安全確認のため同日の全企画を取りやめた。 抗議と企画自体に賛否が拡大する中、著書『参政党のヒミツ』の著者で憲政史研究家の倉山満氏は「神谷氏が『トホホ』な言動の人だからと、その発言の機会を奪って良いのか。議論もせずに行動を起こしたら、単なる暴力だ」と指摘する(以下、倉山氏寄稿)。◆言論の自由は嫌いな奴が嫌なことを言う権利を守ってこそ 言論の自由は、自分が嫌いな奴が嫌なことを言う権利を守ってこそ、言論の自由である。好きな奴が好きなことを言う権利だけ守っても、権利を守ったことにはならない。 法格言に「貴方のその意見には命懸けで反対する。しかし、貴方がそれを言う権利は命懸けで守る」とあるが、本当にやる奴は滅多にいない。 珍しい例外が門(かど)寛子自民党衆議院議員である。中核派の学生に説教したら、国会前で議員辞職を求めるデモをされた。しかし、「私はそのデモをする権利を政治家として守らねばならないと心得ております」と宣言した。家族も含め命にかかわる脅迫をされたにも拘わらず。立派だ。 かくいう私も、皇室に関して発言していたら殺害予告が来た身なので、 他人事ではなく同情する。社会に向かってモノを言うのは、命懸けだ。◆1993年、ハマコー言いたい放題の講演 さて先日、東京大学の学園祭である五月祭で参政党の神谷宗幣代表の講演会が予定されていたが、学生団体「差別とデマのない五月祭を」と名乗る“過激派”が、過去の発言の撤回を迫る「誓約書」への署名を要求し、座り込みを行った。すると別の過激派が爆破予告。その日の五月祭全体が中止に。これに“過激派”「差別と~」が、自分たちは無関係だと声明する騒動があった。 面倒なので、「差別と~」の方を単に“過激派”と、爆破予告した者をテロリストと呼ぶ。 “過激派”はテロリストと別団体だと供述しているが、仮に本当だとしても、目くそ鼻くそを笑うの醜態だ。マトモな東大生が可哀そうだ。これでは、東大生全体がバカだと思われる。 昔の東大は、多様な言論に寛容だった。 たとえば1993年には、ハマコーこと浜田幸一代議士を講演に呼んで、言いたい放題に言わせた。その内容は、「俺は元ヤクザだ。東大法学部と言えば、検察官になる奴もいる。捕まえられる奴が捕まえる奴に、何の話をすればいいんだ?」「社会党の●●●!あいつは自民党から金を貰っている悪い奴なんだ!なぜそんなことが言えるか? 俺が渡したからだ」などなど。ちなみに実名で金額付き。それを東大生も楽しんでいたし、真面目な学生がハマコー氏を議論でやり込めている映像も残っている。
中傷動画疑惑から逃げる高市首相は「過去の自分」が命取り ブログに綴った《「秘書が勝手に」と言いたくない》がブーメラン
「私に聞かれても分かりません」
高市首相の言い分が日ごとに苦しさを増している。週刊文春が報じた疑惑の「中傷動画」について、19日のぶら下がりでは作成・拡散を認めた男性と自身の秘書との「オンライン上のやりとり」を問われ、冒頭のように答えをはぐらかした。
「週刊誌の記事より信じる」と豪語したはずの公設第1秘書・木下剛志氏に責任を押し付け、逃げているようにしか見えない。だが、高市首相の「人任せ」にできない性格は、政界でもよく知られた話。首相就任後に閉鎖した高市首相ブログの「アーカイブ」にも、その気性がアリアリと記録されていた。2002年1月30日には、こう記している。
〈高市事務所のルールは、「全ての陳情は依頼を受けた段階で書類で代議士に報告をし、代議士の了解と指示がない限り、秘書は勝手に処理をしてはならない」〉〈国会事務所と選挙区事務所両方の全秘書の活動に細かい目配りをする事に苦痛を感じる事もありますが、雇用者である以上は管理責任もあり、何か問題が起きた時に「秘書が勝手にやったこと。私は知りませんでした」とだけは言いたくないので、なんとか頑張ってマス〉
また、毎年作成する政治資金収支報告書に関しても〈最後に私が電卓を叩いて検算をした上で、提出をしていました〉〈提出時期には睡眠時間を削って検算をしていた〉(10年1月20日)と告白。首相になっても性格は変わらず、連日発信を続ける高市首相のX(旧ツイッター)を巡り、日経新聞が先月8日に〈首相就任後も自身で投稿内容を練る。広報スタッフが原案を作成した場合でも必ずチェックする〉と報じていた。
木下秘書は20年以上にわたって地元・奈良の事務所を任され、高市首相を支えてきた側近中の側近。ことさら人任せにできない高市首相の性格を熟知しているに違いない。当然、本人に「秘書が勝手に」「知らなかった」と言わせないよう、日頃から努めていたのではないか。
それにしても高市首相は、34年前の雑誌インタビューで自らの「経歴詐称」を認めていたことをはじめ、かつての発言が自身に突き刺さってばかりだ。今や「過去の自分」が命取りとなりかねない。
◇ ◇ ◇
追い詰められる高市首相については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。
チラつくのは沖縄県知事選…辺野古事故の学校法人に文科省“厳罰”で漂うイヤ~な感じ
沖縄県名護市辺野古沖で小型船2隻が転覆し、研修旅行中の同志社国際高校(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故発生から2カ月。22日、大きな動きがあった。文科省は米軍普天間飛行場の辺野古移設への抗議船に生徒を乗せたのは政治的活動を禁じる教育基本法(14条2項)に反するとして、高校を運営する学校法人同志社に是正を指導。政治的中立性を理由にした教基法違反の認定は初めて。私立校の所轄庁として文科省と調査にあたった京都府は高校に是正を指導する通知を出し、私学助成金を減額する構えだ。
問題の船は移設に反対する市民団体「ヘリ基地反対協議会」が運航していた。県民投票などを無視し、移設を強行する自民党政権にとって目障りなのは周知の事実だ。松本洋平文科相は22日の会見で「事前の計画や当日の対応、安全管理、教育活動の状況などの面で著しく不適切だった」と高校側の落ち度をあげつらっていたが、額面通りには受け取り難い。
■「政治的中立性」とは?
「船舶の安全管理と教育内容は区別して考えるべきで、政治問題化することは望ましくない」(中道改革連合の小川代表)、「教育現場が萎縮しないようにする必要がある」(公明党の西田幹事長)などの懸念の声が上がるのはもっともだ。元文科官僚の寺脇研氏は言う。
「抗議船乗船を平和学習の選択肢とすることは、政治的中立性に反しません。ただ、大臣が会見で指摘したように、牧師でもある死亡した船長が研修旅行の開会式で抗議活動について説明したのは問題だった。参加した全生徒に強制的に聞かせた形になる。しかし、文科省による指導は慎重になされるべきです。教育現場が萎縮すれば、生徒たちの平和学習の機会を奪い、主体的な学びから遠ざけかねない」
そうでなくても松本大臣は、ダブル不倫を告発された問題大臣。続投させた高市首相に「仕事で返してほしい」とスゴまれた経緯がある。内閣支持率は高水準でも、自民は主要な首長選で黒星続き。移設が争点の沖縄県知事選(8月27日告示、9月13日投開票)を12年ぶりに制せば大金星となる。反対する「オール沖縄」の支えで3選を目指す玉城デニー知事と、自民が推す前那覇市副市長の古謝玄太氏の事実上の一騎打ちだ。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏もこう言う。
「『辺野古反対=悪』『反対派=玉城陣営』の構図に持ち込み、打撃を与えたい政権側の意図が透けて見える。一方、ヘリ基地反対協議会の構成団体に共産党支部も含まれることから、田村委員長が今月上旬、改めて『おわび』を口にした。知事選が迫る中、ケジメをつけたい意図がにじむ。与野党とも選挙をにらんでいるのは隠しようがない」
問題の本質は──。
◇ ◇ ◇
高市政権の暴走ぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。
高校2年の少年が無免許運転で車3台に追突、5人にけがを負わせ逃走した疑い…10代の男女3人同乗か
乗用車を無免許運転して多重事故を起こし、けがを負わせたのにその場から立ち去ったとして、神奈川県警旭署は23日、横浜市旭区の高校2年の少年(17)を自動車運転死傷行為処罰法違反(無免許過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
発表によると、少年は21日午後0時20分頃、同市旭区矢指町の県道で、渋滞で停止中の車3台に次々と追突。前方の計4台も巻き込んだ事故を起こし、20~70歳代の男女計5人に胸の骨を折るなどのけがを負わせ、逃走した疑い。調べに容疑を認めている。
乗用車にはほかに10歳代の男女計3人が乗っていたといい、1人が事故当日に出頭していた。旭署は道交法違反(無免許運転同乗)容疑なども視野に調べる。
辺野古沖転覆事故 学校法人同志社が再発防止策を公表 「安全管理室」設置など
沖縄県名護市の辺野古沖で小型船が転覆し、研修旅行中の高校生ら2人が死亡した事故で、学校法人同志社は「安全管理室」を設置するなどの再発防止策を公表しました。
今年3月、沖縄県辺野古沖で小型船2隻が転覆し、京都府の同志社国際高校2年・武石知華さんと船長の金井創さんが死亡、生徒14人がケガをしました。
文部科学省が22日に公表した調査結果によりますと、学校側が船の下見をしていなかったことや、リスク評価の不十分さなどを問題視し、「安全管理体制の不備」などを学校法人同志社に指導しました。
これを受け学校側は22日夜、校外活動の安全管理を統括する「安全管理室」の設置や、安全基準の策定などの再発防止策を公表しました。
また、文科省の調査結果を受け、遺族がインターネット上の投稿サイト「note」を更新し、「全容解明や再発防止に向けて大きな前進」とした上で、「知華の死が無駄にならないように」などとつづり、全国の学校関係者へ安全確保の徹底を求めました。
乗用車が街路樹に衝突し大破 10代と20代男女3人死傷 車は原形をとどめないほど 苫小牧市
苫小牧市できのう(2026年5月22日)夜、乗用車が街路樹に衝突し横転する事故があり運転していた男性と助手席に乗っていた女性が死亡、後部座席の女性が重傷です。
(松田カメラマン)「乗用車は原形をとどめないほど大きく壊れ、衝撃で街路樹は根元から折れています」
事故があったのは苫小牧市北星町1丁目の道道781号です。
きのう(22日)午後8時40分すぎ「道路中央の木に車がぶつかっている」と目撃者から警察に通報がありました。
警察によりますと乗用車は走行中に中央分離帯に乗り上げ街路樹に衝突して横転したとみられています。
この事故で3人が病院に搬送され車を運転していた苫小牧市の三鹿快人さん23歳と助手席に乗っていた江幡璃乃さん19歳の2人が死亡。
後部座席の10代後半の女性が重傷です。
警察が事故の原因を詳しく調べています。