トンガに空自C130と海自輸送艦を派遣へ…飲料水・高圧洗浄機など輸送

防衛省は20日、海底火山の噴火で被害を受けた南太平洋のトンガに向けて、国際緊急援助活動として航空自衛隊の輸送機や海上自衛隊の輸送艦を派遣すると発表した。派遣隊員は計約300人で、早ければ同日夜に輸送機を出発させる。
発表によると、空自小牧基地(愛知県)の輸送機「C130」2機が、緊急支援物資として飲料水を載せ、支援の中心となっているオーストラリアに向けて出発する。さらに、現地の状況を踏まえて、火山灰を撤去する高圧洗浄機などの大型物資を海自輸送艦「おおすみ」に載せて運ぶ。同艦には陸上自衛隊のヘリコプター「CH47」2機も搭載し、輸送活動を行う予定。