川崎市宮前区で自転車2台が乗用車にはねられ2人が死亡、1人が重傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された無職舟渡今日子容疑者(50)=同市宮前区宮崎=が「助手席のインコに気を取られてよそ見をしてしまった」と供述していることが25日、宮前署への取材で分かった。同署は同法違反の過失致死傷に容疑を切り替え、詳しい事故の状況を調べている。
事故は24日午後に発生。最初にワゴン車にはねられた自転車の女性(39)と、次にぶつかった母親の自転車に乗っていた男児(3)が死亡した。母親(29)も左手首の骨を折る重傷。