感染で入院待機中に区営駐輪場に3日間出勤…健康観察の電話に妻が出て発覚

東京都北区は25日、区営駐輪場の職員が新型コロナウイルスに感染したことを知りながら、3日間出勤したと発表した。区は業務を委託する指定管理者の処分を検討している。
発表によると、職員は、赤羽駅西口北自転車駐車場に勤務する指定管理者所属の70歳代男性。21日に感染が判明し区から入院待機を求められたが、同日午後、22日午前、25日午後の3日間の計14時間半、利用者への現金、利用券の受け渡しや、自転車の整理・誘導などにあたったという。
25日に区職員が健康観察のため男性宅に電話したところ、妻が電話に出て男性が出勤していることがわかった。花川与惣太区長は「事実ならば大変申し訳ない。再発防止に努めたい」と話した。