新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を加速させるため、自衛隊の大規模接種が31日、東京都内で再開される。1日当たりの接種枠は720人でスタートし、2月7日から3倍の2160人に増やす。
自衛隊は昨年5~11月も東京と大阪で大規模接種を実施。今回は、7日から再開する大阪会場とともに7月31日までとし、短縮する可能性もある。引き続きモデルナ製ワクチンを使う。
東京会場は、前回と同じ大手町合同庁舎3号館(千代田区)。エレベーターの老朽化と故障のため、1階と庁舎前に建てたプレハブで応対する。1日当たりの接種枠は、拡大後の2160人でも前回の最大約1万人の2割にとどまる。
2月5日までの予約は受け付け開始から9分で埋まった。6日は接種枠拡大に伴う会場レイアウト変更のため、接種は実施しない。7~13日分は31日午後6時から防衛省ホームページと無料通信アプリ「LINE(ライン)」、専用ダイヤル(0120・097051)で受け付ける。
東京会場では来場者の受け付けから予診、接種、経過観察の流れを確認する作業が進められた。30日に会場を訪れた鬼木誠副防衛相は「感染の急拡大を踏まえれば、3回目接種の更なるペースアップが必要になる」と奮起を促していた。
大阪会場は、前回の府立国際会議場(大阪市北区)から、大阪メトロ堺筋本町駅に近い民間の「八木ビル」(同中央区)に変更され、7日から1日当たり960人分の接種を行う。【松浦吉剛】