共通テスト流出、大学入試センターが被害届 警視庁が受理

1月15日の大学入学共通テストの試験時間中に「世界史B」の設問を撮影した画像が外部に流出した問題で、試験を実施した大学入試センター(東京都目黒区)が偽計業務妨害容疑で警視庁に被害届を提出し、受理されていたことが捜査関係者への取材で判明した。警視庁は、流出に関与したとして1月27日に香川県警に出頭した女子大学生(19)から任意で事情を聴くなどして立件の可否を慎重に検討している。
捜査関係者によると、女子大学生は2021年12月以降に家庭教師の仲介サイトを通じて知り合った東京大生4人に対し、試験中にインターネット通話アプリ「スカイプ」で世界史Bの設問の画像を送り、解答の返信を受けたとみられる。「上着の袖に隠したスマートフォンで設問を動画で撮影し、静止画にして送った。データは消した」と話しており、警視庁は説明通りのスマホ操作が可能かどうか、再現実験をするなどして裏付けを進める。【最上和喜、鈴木拓也、木原真希】