『水かけ不動尊』石像のコケ剥ぎ取られる被害…男性「みすぼらしかったのできれいに」

「水掛不動尊」で有名な大阪・ミナミの法善寺で、去年12月、石像2体の頭や顔のコケが剥ぎ取られる被害にあったことがわかりました。 『水をかけると願いが叶う』とされ、長い年月をかけてコケに覆われていました。 防犯カメラには、何者かがコケをひしゃくでこすり落としているような姿が映っていて、寺は警察に被害届を出していました。 約1週間後、男性が石像の頭を拭いている様子を防犯カメラで寺の職員が確認し、寺の別の職員が警察に通報したということです。駆けつけた警察官が男性を現場で見つけ、その後警察署で事情を聞いたということです。 男性は警察に対して、「みすぼらしかったのできれいにしてあげたかった」などと反省した様子だったため、寺側が被害届を取り下げたということです。