恵方巻きを食べるゾウ、長い鼻で上手に巻き込む…「北北西」は向かず

節分の3日、和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」で、アフリカゾウの「恵方巻き丸かぶり」とマントヒヒへの「豆まき」が行われた。
サファリワールドのアフリカゾウのエリアでは、雌の3頭(いずれも推定50歳)に、ニンジンやカボチャ、青草などを白菜で巻いた特製の巻きずし(直径10センチ、長さ30センチ)6本をプレゼント。ゾウは恵方の「北北西」は向かなかったが、飼育員が差し出す巻きずしを長い鼻で上手に巻き込んで口に運び、おいしそうに食べていた。
約90匹が暮らすマントヒヒのエリアでは、入場者が近くの展望施設「スカイテラス」からピーナツで豆まき。マントヒヒたちはエリア内のやぐらに上って、豆を両手などでキャッチして食べていた。
県内は5日からまん延防止等重点措置が適用されるが、同園は当面、営業を続けるという。