近江鉄道が脱線、乗客100人けがなし 駅手前の緩いカーブ、3輪が外れる

7日午後9時15分ごろ、滋賀県彦根市高宮町の近江鉄道多賀線の高宮駅近くで、多賀大社前発米原行きの2両編成の電車が脱線した。乗客約100人と乗務員にけがはなかった。
国土交通省の運輸安全委員会が鉄道事故調査官を現地に派遣し、原因を調べている。同社は8日から高宮―多賀大社前駅の運転を見合わせており、9日も同区間はバスによる振り替え輸送を行うとしている。
同社によると、現場は高宮駅の手前約100メートルの踏切付近で緩やかな右カーブ。先頭車両と2両目のいずれも右側の計3輪がレールから外れ、異常音を聞いた運転士(41)が緊急停止させた。同駅での停車に向け、制限速度の20キロ以下で走行していたという。
近江鉄道では、昨年12月27日にも本線の彦根口―高宮間の踏切で試運転中の車両が脱線した。同社は「短期間に2度も脱線させ、誠に申し訳ない。重く受け止め、原因究明と再発防止に努める」としている。