岸田首相は7日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、今月後半までに1日100万回の接種を目指す考えを表明した。目標を掲げて自治体や国民への接種呼びかけを強め、想定より遅れている接種を加速化させる狙いがある。
首相は「2月のできるだけ早期に1日100万回までペースアップすることを目指して取り組みを強化する」と述べた。職域接種の月内開始も踏まえ、「2月後半」の目標達成が可能との見通しを示した。2月に入って接種回数は増加傾向にあるが、最も多い日でも1日約46万回だ。
1月末までの3回目接種対象者約1469万人に対し、実際の接種者は約3割の約508万人にとどまる。2月からは高齢者や現役世代の前倒しが本格化し、3月の対象者は2616万人に上る。
また、政府は13都県に適用中の「まん延防止等重点措置」の期限を13日から延長する方針を固めた。対象は群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、岐阜、愛知、三重、香川、長崎、熊本、宮崎の各都県。延長幅は3週間程度とする方向だ。高知県は7日、重点措置の適用を要請する方針を決めた。政府は適用する方針だ。