東京都心も大雪警報の恐れ、23区で積雪5~10cm予想…道路通行止め・鉄道運休も

日本列島の南海上を進む低気圧の影響で、気象庁は9日、関東甲信を中心に10日から11日にかけて広範囲で大雪となる恐れがあると発表した。東京都心でも5~10センチの積雪が予想され、首都高速道路は立ち往生を防ぐため、初めて雪による「計画的・予防的通行止め」を8路線で実施する。
予想される10日正午までの24時間降雪量は、東京多摩地方や神奈川県西部で5センチ、東京23区で2センチなど。日中は雨に変わる所も多いが、夕方から再び雪になる。11日正午までの24時間降雪量は東京多摩地方で10~20センチ、東京23区や神奈川県東部で5~10センチなどで、各地で大雪警報の恐れがある。
都心で積雪10センチを記録した1月6日は首都高速の14路線で計113キロが通行止めになり、路面凍結による事故や転倒で1000人以上がけがをした。
これを受け、首都高速道路は9日、中央環状線や台場線など8路線で予防的通行止めを実施すると発表した。昨年1月に北陸自動車道で大規模な立ち往生が発生したことから、国交通省の要請を受けて導入した対策で、降雪があった場合、10日早朝から全線または一部区間が順次通行止めとなる。
JR東日本は10日に運行予定だった東京―長野を結ぶ「あずさ」など特急列車計67本を運休する。首都圏でも遅延や運休の可能性があり、鉄道各社は運行状況を確認するよう呼びかけている。