関東甲信「広範囲で影響恐れ」=10日から大雪警戒―気象庁

気象庁は9日、東海沖に発生する低気圧が発達しながら東へ進むほか、上空の寒気の影響で静岡県や関東甲信では10日から11日にかけて雨や雪が降り、大雪になる所があると発表した。長野県は警報級の大雪となり、東京23区なども気温が予想より下がった場合は警報級になる恐れがある。
気象庁気象監視・警報センターの足立勇士所長は、1月6日の関東の大雪に比べ「より広い範囲で影響が出る恐れがある」と指摘した。
国土交通省は高速道路などが通行止めになる恐れがあるとして、不要不急の外出を控えるよう要請。自動車を運転する場合、冬用タイヤ装着などの対策を求めた。首都高速道路会社は、車両の立ち往生が起こりやすいジャンクション区間などで10日早朝から「計画的・予防的通行止め」を実施すると発表した。
10日の羽田空港発着便は全日空が96便、日本航空が73便欠航。JR東日本も列車の遅れや運休の可能性があるとしている。東京都は、公共交通機関の乱れが想定されるとして、経団連などに対し、テレワークや時差出勤を活用するよう依頼した。
10日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、甲信25センチ、静岡県20センチ、関東北部と埼玉・秩父、東京・多摩、神奈川・箱根15センチ、関東南部平野部8センチ、東京23区5センチ。
その後、11日午後6時までの同降雪量は多い所で、関東北部と秩父、多摩、箱根、甲信5~10センチ、東京23区を含む関東南部平野部と静岡県1~5センチ。
[時事通信社]