東京都は9日、立川市の多摩都市モノレール立飛駅前で、キャンピングカーやプレハブの建物を活用した新型コロナウイルス感染者の臨時の療養施設を開設する。家庭内感染の可能性がある無症状者を対象にした施設で、東京スポーツスクエア(千代田区)に続いて開設は2カ所目。
この施設は約1万平方メートルの民有地に整備。9日はキャンピングカー約20台とプレハブ仮設の計約65床で運用を始める。約300床まで順次拡大する。共用施設にはシャワー棟やフィットネス設備があるほか、看護師が24時間常駐し、体調に異変があった場合は酸素ステーションなどに専用車で搬送する。
8日に施設を視察した小池百合子知事は「いち早くスペース確保ということでキャンピングカーを活用した。有意義な時間を過ごしていただきたい」と話した。2月中には多摩モノレール高松駅前にも300~350床の療養施設を整備する。
このほか都は、軽症者を受け入れる宿泊療養施設を10日までに4カ所追加すると発表した。いずれもホテルで、都内の宿泊療養施設は計30カ所(7790室)となる。【伊藤直孝】