日本赤軍の情報求める動画=ツイッター、街頭で公開へ―警視庁

警視庁公安部は10日、1970~80年代に世界各地で起きたテロ事件に関与したとして国際手配中の日本赤軍メンバー7人について、手配写真や似顔絵を映し、情報提供を呼び掛ける動画を作成したと発表した。風化を防ぐのが狙いで、14日から同庁のツイッターやユーチューブ公式チャンネル、街頭の大型ビジョンで公開する。
また、公安部は7人のうち佐々木規夫(73)、奥平純三(73)両容疑者について、98年に他人名義で旅券を取得したなどとして、有印私文書偽造・同行使や旅券法違反などの容疑で逮捕状を取ったと公表した。逮捕状の取得時期は、2001年4月。
7人は他に、72年にイスラエルの空港での銃乱射事件に関与した岡本公三容疑者(74)や、同年の連合赤軍あさま山荘事件で逮捕された後、75年の在マレーシア米大使館占拠事件での超法規的措置により釈放された坂東国男容疑者(75)ら。
手配写真の撮影時期は71~98年ごろのため、公安部は19年、年齢を踏まえた似顔絵をホームページなどで公開。しかし、その後も情報提供は年に数件ほどにとどまっている。
日本赤軍は、最高幹部だった重信房子受刑者(76)が01年に解散を宣言したが、公安部は海外のテロ組織と依然つながっている恐れがあると分析。警視庁幹部は手配中の7人について、「ひそかに帰国し国内で潜伏している可能性があり、ささいな情報でも寄せてほしい」と話している。
[時事通信社]