「口論絶えず衝動的に殺害」と供述 京都の女性行方不明事件で逮捕の男

京都府井手町で2016年10月に女性=当時(19)=が行方不明になり、交際相手だった男が殺人容疑で逮捕された事件で、会社員末海征河容疑者(25)=井手町井手=が「(事件前から)口論が絶えず、ストレスがたまって衝動的に殺した」という趣旨の供述をしていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、「車の中で彼女を殺害し、そのまま(奈良市の)若草山に遺体を捨てに行った」とも供述しているという。女性が行方不明になる直前の16年10月22日未明ごろ、女性の自宅近くに止めた車の中で2人が口論する姿が周囲に目撃されている。京都府警捜査本部(田辺署)は、その後に車で移動して、犯行に及んだ疑いがあるとみている。
捜査関係者の説明では、末海容疑者は同日朝までに若草山へ車で遺体を運んだという。今月15、16日の捜索では、山中から複数の所持品が見つかった。捜査本部は遺体の発見に向け、18日も捜索を行う。
末海容疑者の知人によると、事件の数日後に「若草山近くで(女性の)スマートフォンの電源が入った」「スマホの位置情報で分かる」と容疑者から連絡があり、知人と容疑者は一緒に若草山を訪れた。道路から山中を見渡したが何も見つからず、容疑者は「意味がなかった」と言って、2人は10分ほどで帰ったという。
知人は「今思えば、遺体を置いた場所が周囲から見えないか、確認したのかもしれない」と話した。