同居女性を布団の上から押さえつけて窒息死させたとして、傷害致死罪に問われた松山市の無職、平豊輔被告(38)の裁判員裁判で、松山地裁は18日、懲役6年(求刑・懲役7年)の実刑判決を言い渡した。高杉昌希裁判長は「自由を奪った上で呼吸を困難にする危険な行為で悪質。反省も認められない」と述べた。
判決によると、平被告は2020年2月、自宅で同居する曽我道子さん(当時33歳)に布団をかぶせて押さえつけ、窒息死させた。
公判で被告側は死因は心疾患の可能性があり、押さえつけたことも「暴れるのを止めようとしただけ」と無罪を主張。これに対し、高杉裁判長は「心疾患の兆候は見られず、窒息死以外に明らかな死因がない」とした上で、押さえつけた行為について「正当化される状況ではない」と判断した。