前市長は「最後の一人まで」発言も…石巻・大川小の不明児童捜索、今年度で打ち切り

東日本大震災の津波で児童4人が行方不明のままの宮城県石巻市立大川小学校について、市は周辺の捜索活動を今年度で打ち切る。遺族会は17日、反対意見を表明した。
市はこれまで、業者に委託して学校周辺で重機を使った捜索を続けてきた。今年度は当初予算に3500万円を計上していた。だが、斎藤正美市長は1月6日の定例記者会見で「震災から10年が過ぎ、区切りだと思う」と述べ、新年度当初予算案に関係費用の計上を見送った。今後は警察の捜索に協力し、県漁協などにも協力を要請する。
遺族会は、亀山紘前市長が「最後の一人が見つかるまで捜索する」と発言したことなどを踏まえ、市の対応を批判。「遺族の心情に寄り添った対応ではない。到底納得できず、憤りを感じる」とコメントしている。