2019年に小学1年だった次男(当時7歳)を殺害したとして、神奈川県大和市西鶴間、自称看護助手の上田綾乃容疑者(42)が県警に殺人容疑で逮捕された20日、事件現場となった上田容疑者が住むアパート周辺では、驚きや不安の声があがった。
同じアパートに住む40歳代女性は、上田容疑者の次男雄大君が亡くなる前、児童相談所職員が上田容疑者の部屋を訪れていたのを目撃した。
「お子さんを保護します」。そう説得する職員に対し、上田容疑者は「絶対に渡さない」と大声を出していた。やり取りは2、3時間に及んだという。翌日に上田容疑者が「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝りに来たといい、女性は「普段はトラブルを起こすような人には見えなかった」と話した。
近くに住む70歳代女性は、上田容疑者の部屋から子供が救急搬送されるのを見たことがあると証言。上田容疑者の他の子供3人も幼い頃に死亡しており、「近所では、なんだか怖いとうわさになっていた」と漏らした。
雄大君と同じクラスだったという小学3年の男児(9)は「雄大君は友達が多くて元気で、休み時間には一緒に鬼ごっこをして遊んだ。死んじゃったと聞いたときは涙が出た」と下を向いた。小学校近くで駄菓子店を営む女性(85)も「この学校の子がそんなことになっていたとは知らなかった。ショックでならない」と声を絞り出した。