首相、米大使との広島訪問見送り ウクライナ対応を優先

岸田文雄首相は、26日で調整していた米国のラーム・エマニュエル駐日大使との広島市訪問を見送る方針を固めた。ウクライナを巡る情勢が緊迫化。ロシアによる本格侵攻への懸念も強まっていることから、危機管理対応を優先し出張は取りやめる。政府関係者が23日、明らかにした。
エマニュエル氏が4日に首相と面会した際、早期に広島を訪れたいとの意向を伝達。「核兵器のない世界」を掲げる首相が同行に意欲を見せていた。訪問では平和記念公園での献花を検討していた。
首相は23日、ウクライナの事態が悪化すれば先進7カ国(G7)と連携してさらなる措置を速やかに取るとの考えを示していた。