「知事が公舎でパーティー」自民が苦言、会派内から「何でも批判するのは…」

千葉県の熊谷知事が昨年12月中旬に、知事公舎で県内の首長らと「ホームパーティー」をしていた――。県議会2月定例会で22日、自民党が苦言を呈した。英国のジョンソン首相が、新型コロナの感染防止規制に反して首相官邸でパーティーを開き、窮地に陥っている問題を念頭にしたとみられる。
自民の伊藤昌弘県議が代表質問で、事実関係を尋ねた。熊谷知事によると、昨年12月15、16の両日、知事公舎に県内の首長や財界人らを招き、それぞれ13人と7人で食事しながら意見交換したという。当時、県内のコロナ感染状況は落ち着いており、飲食店における人数制限などはなかった。
熊谷知事は、感染対策を徹底していたと説明した上で、「公舎の使用にあたっては、今後も県民から疑念を抱かれることのないよう適切に対応する」と述べた。
昨年3月の知事選で候補者を擁立して敗れた最大会派の自民はこれまでも、熊谷知事の県政運営に批判的で、県連幹部は「疑念を抱かれること自体問題だ」とけん制した。ただ、会派内からは「何でも批判するのはいかがなものか」(中堅)との声も上がっている。