昭和47年2月に長野県軽井沢町で起きた「あさま山荘事件」から50年となり、事件前、連合赤軍メンバーによる山岳アジトなどでの集団リンチ殺人で死亡した12人の追悼法要が27日、群馬県高崎市の全透院(喜美候部謙史住職)で営まれた。法要後に、リンチ事件犠牲者の慰霊碑でも供養が行われた。
全透院は遺体遺棄現場の近くにあり、事件当時、住職が卒塔婆(そとば)を現場まで持って行き、供養したという。十三回忌も同院で行われ、あさま山荘事件の実行犯の一人、坂口弘死刑囚(75)の母親らも参列したという。
この日、連合赤軍関係者の証言をまとめる活動をしている雪野建作さん(74)らが参列。直接事件には関わっていないが、亡くなったメンバーのほとんどと面識があったといい、「(事件は)非常に残念だった。当事者の証言を伝えていくことが生き残ったものの義務として今後も続けていきたい」と話した。