ウクライナに軍事侵攻したロシアのプーチン大統領が、核兵器の使用をほのめかしていることに対し、被爆地の広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長は28日、プーチン大統領宛ての連名の抗議文をロシア大使館に送付した。
プーチン大統領は2月24日の演説で核兵器使用を示唆し、27日には核戦力を念頭に置いた特別態勢をとるよう国防相らに命じた。
抗議文では、「『二度と同じ体験をさせてはならない』と懸命に訴えてきた被爆者の思いを踏みにじるもので、憤りを感じる」と非難。「広島、長崎に続く第三の戦争被爆地を生んではならない」と訴えた。
松井市長は記者会見で、「核兵器が使われるという緊張感が極度に高まっている」と危機感を示した。