中2女子凍死、高校生を実名で加害者扱い「地獄に落ちな」…投稿者の情報開示命令

北海道旭川市で昨年3月、中学2年の広瀬

爽彩
(さあや)さん(当時14歳)が凍死体で見つかり、いじめが疑われている問題を巡り、ツイッターの投稿で加害者と名指しされて名誉を傷つけられたとして、同市の男子高校生(17)が投稿者の情報開示を求めた訴訟の判決が東京地裁であり、萩原孝基裁判官は米ツイッター社に対して投稿者のメールアドレスや電話番号の開示を命じた。判決は25日付。
判決によると、男子高校生は昨年4~5月、ツイッター上でいじめの加害者と名指しされ、実名とともに「地獄に落ちな」「惨めな人生をおくってほしい。逃げ切るなんて許さない」などと名誉を

毀損
(きそん)する58件の投稿をされた。判決では、「女子生徒の遺族の認識などから、男子高校生がいじめ行為に関与したとは認められない」と指摘。「原告の名誉権の侵害は明らかで、発信者情報の開示を受ける正当な理由がある」とした。男子生徒側の弁護士によると、今後、投稿者に損害賠償を請求する方針。
この問題では、男子生徒の顔写真がSNSで拡散されたり、父親(49)が経営する会社に無言電話がかかってきたりするなどの被害も発生した。父親は「軽はずみな投稿で苦しむ人はたくさんいる。自分のやっていることの罪の重さを理解し、きちんと反省してほしい」と話した。