ベラルーシ大統領らの資産凍結、政府が閣議了解・即日発動…輸出管理も厳格化

政府は3日、ロシアのウクライナ侵攻を支援しているベラルーシへの経済制裁を閣議了解した。アレクサンドル・ルカシェンコ大統領ら政府関係者7人と軍事関連の2団体に対する資産凍結は、即日発動した。武器や軍事用途に転用される可能性が高い

汎用
(はんよう)品のベラルーシへの輸出管理も厳格化する。
ロシアに対しても、情報機関「対外情報局」のセルゲイ・ナルイシキン長官を含む政府関係者や関連する財閥と、ロシアが独立国家として一方的に承認したウクライナ東部2地域の関係者の資産を凍結した。
このほか、ロシア2位の「VTB銀行」など4行の資産を4月2日に凍結する。すでに資産凍結を決めた国営の開発対外経済銀行(VEB)などと合わせ、制裁対象は7行になる。