大阪市浪速区の発達障害児の支援施設「きずな難波」に通う子供たちが施設経営者から殴られていた事件に絡み、事件発覚前に施設内部で暴行の実態を訴えていた女性職員(31)を脅したとして、大阪府警浪速署は8日、脅迫容疑で、この施設のオーナー、中村裕容疑者(50)=大阪府大東市=を逮捕した。容疑を認めている。
同署によると、女性は施設経営者による子供たちへの暴行に耐えかねて、昨年9月、中村容疑者に暴行などの様子をまとめた報告書を提出するとともに辞職したい旨を伝えていた。
逮捕容疑は昨年12月上旬、浪速区内の飲食店に女性を呼び出し、「通報したら一生恨むよ」「この業界では働けないようにする」などと脅したとしている。
きずな難波をめぐっては、同署が今年2月、施設に通う未就学男児や女子高校生の頭や両手をたたくなどしたとして、経営者の男を逮捕していた。