内藤佐和子・徳島市長は9日、開会中の3月定例徳島市議会で、自らを対象に起きている市長解職請求(リコール)運動について「署名集めの結果は承知しており粛々と見守っていく。今後とも市政の重要課題にしっかりと取り組む」と答弁した。リコール運動について内藤市長が市議会本会議で言及したのは初めてだが、従来の見解を繰り返した。
与党会派である朋友会の宮内春雄市議の代表質問に対して答えた。宮内市議は、間もなく市長就任2年になる内藤市政の実績や成果などについても質問。内藤市長は「徳島の町をよくしたいという思いで市政の課題解決にスピード感をもって取り組んできた。議論を呼ぶこともあったが、正面から向き合って解決への道筋を見いだせた。まだ道半ばで、しっかり取り組みたい」と述べた。
リコール運動を巡っては、市民団体が4日、本請求に必要な署名数(7万660筆)を上回る7万1530筆を市選管に提出。市選管が選挙人名簿に記載されている人物かなど、有効署名と無効署名に分ける審査作業を進めている。【三野雅弘】