岸田首相、拡大抑止「信頼性を強化」=ロシアの核威嚇で―参院予算委

参院予算委員会は10日、岸田文雄首相と関係閣僚が出席し、3回目の集中審議を行った。首相は、米国による「核の傘」提供を含む「拡大抑止」について「引き続き信頼性の維持・強化に向け、日米間でしっかり協議していく」と述べた。自民党の松川るい氏への答弁。
ウクライナに侵攻するロシアが核戦力を使って威嚇していることを踏まえ、首相は「拡大抑止は不可欠であり、米国と緊密に協議、協力していくことは重要だ」と強調した。
米国の核兵器を受け入れ国が共同運用する「ニュークリア・シェアリング(核兵器の共有)」に関しては、「国際状況などを踏まえた国民的議論はあり得る」と指摘した。ただ、政府として核共有の議論は行わないとの考えを重ねて示した。
[時事通信社]