震度6強から1週間 福島、今も避難所に111人 992戸で断水続く

宮城、福島両県で16日に最大震度6強を観測した地震は、23日で発生から1週間となる。福島県では100人超が避難所に身を寄せる。総務省消防庁によると、死者は両県で3人、けが人は12県で230人超に上った。東北新幹線は脱線で一部区間が不通となり、全線での運転再開は4月20日前後になるという。
宮城、福島両県では地震の直後に津波注意報が発表され、宮城の14市町、福島の10市町で避難指示が出た。福島県によると、3月22日午前11時現在、福島市▽相馬市▽国見町――の3市町で、避難所に計111人を受け入れている。宮城の避難所は既に閉鎖された。
両県では22日現在、宮城で97人、福島で99人が負傷した。住家の被害も両県に集中し、宮城では2棟が半壊、127棟が一部破損。福島では3棟が半壊し、226棟が一部破損した。
厚生労働省によると、岩手、埼玉、千葉の3県を含む5県で、最大約7万戸が断水となった。22日午前6時半現在、福島の計992戸で断水が続く。
交通網への影響も長引きつつある。東北新幹線は宮城県白石市で発生した脱線の影響で那須塩原―盛岡間が不通に。22日には那須塩原―郡山間と一ノ関―盛岡間で運転が再開した。福島県の浜通りを南北に走る国道6号は、一部で片側交互通行が続く。【井口慎太郎】