自民滋賀の使途不明金4200万円に 管理の元事務局長、私的流用認める

自民党滋賀県議団の政務活動費を管理する口座や同党県連の会計で不明朗な出入金が繰り返されていた問題で、2015年から昨年までの使途不明金の総額が約4200万円に上ることが、23日までに県連の調査で分かった。元事務局長が私的流用を認めたという。
県連によると、15年から昨年8月にかけて、県議団の会派口座から小分けにして計約2650万円が引き出されていた。このうち、約2千万円は県連の口座から補填(ほてん)されていた。会派口座は元事務局長が通帳と印鑑を管理していた。
また、県議団の政活費から支出すべき約550万円分を、県連が肩代わりしていた例も見つかった。
他にも県連の口座からは、十数回にわたり計約1千万円の不明朗な支出もあった。この口座を管理する事務員は、元事務局長から指示されたと話しているという。
こうした支出のうち、約650万円は元事務局長の親族が返済したが、その他はまだ返金されていないという。
元事務局長は昨年8月に強制性交容疑で逮捕・起訴され、現在、同罪で公判中。県連によると、使途不明金問題は、この逮捕をきっかけに浮上した。