SMBC日興証券幹部による相場操縦事件で、金融商品取引法違反の疑いで逮捕された同社副社長執行役員佐藤俊弘容疑者(59)が、特定銘柄の買い支えについて、自社資金で売買を担う「エクイティ部」の元部長山田誠被告(44)=同法違反罪で起訴=から直接報告を受けた疑いがあることが25日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は、不正な株取引との認識があったとみて詳しい経緯を調べる。
関係者によると、立会時間外に大株主から大量の株を買い取り、投資家に転売する「ブロックオファー」取引を巡り、外部との窓口役となる営業部門と、エクイティ部が取引に関する情報を共有していた。