青森県深浦町の艫作埼(へなしさき)灯台が「恋する灯台」に、立地する同町が「恋する灯台のまち」にそれぞれ認定された。日本ロマンチスト協会(本部・長崎県雲仙市)の波房克典会長が24日、現地を訪れ、吉田満町長に認定証を手渡した。
同協会は日本財団と連携し、灯台をロマンスの聖地として再価値化する「恋する灯台プロジェクト」に取り組んでいる。2016年から「恋する灯台」と「恋する灯台のまち」の認定を行っており、今年は深浦町を含め全国9自治体9基を選んだ。県内では東通村の尻屋埼灯台(16年認定)に次いで2基目。
艫作埼灯台は1941年に設置。日本海北部で最大級の高さ(約24メートル)を誇り、「夕陽海岸」と呼ばれる海岸線をだいだい色に染める夕日スポットを楽しめることと、近くに黄金崎不老ふ死温泉や十二湖の「青池」などの人気の観光地があることが評価された。
吉田町長は「地元住民が誇れる宝物が増えたことがうれしい。プロポーズするなら、この灯台の下でどうぞ」とPR。波房会長は「若いカップルに来てほしいし、年配のご夫婦もあらためて2人の時間を見直す場所になればうれしい」と話していた。
同協会などは、全国49自治体51基の認定灯台で10月5~11月3日に「恋する灯台に行こう!」キャンペーンを実施。艫作埼灯台も期間中、一般公開される。【藤田晴雄】