福島刑務所で受刑者死亡 「複数人に殴られた」 共同室で暴行か

福島刑務所(福島市)は3月30日、複数人を収容する部屋に入っていた60代の男性受刑者が死亡したと発表した。司法解剖の結果、腹部に打撲のような痕があり、刑務所は暴行を受けた疑いがあるとみて調べている。
刑務所によると、25日午前8時半ごろ、男性受刑者は朝食を食べず、布団に横たわったまま呼びかけに応じなかったため、外部の医療機関に搬送されたが、28日午後8時ごろ死亡した。死因は多臓器不全。男性は共同室(定員6人)で生活し、搬送先で関係者に「複数人から殴られた」などと説明したという。
福島刑務所の高山正訓所長は「受刑者が亡くなったことを重く受け止める。今後とも健康管理に万全を期すとともに、適切な処遇に努める」とコメントを出した。【玉城達郎】