指名手配「100歳」殺人容疑者を死亡扱いで送検…全国初

1995年に起きた殺人、死体遺棄事件で全国に指名手配していた容疑者について、山口県警が年齢が100歳に達したことを受け、容疑者死亡扱いとして山口地検下関支部に書類送検していたことが県警への取材でわかった。書類送検は昨年10月19日付。県警によると、100歳に達したことを理由に死亡扱いとして書類送検したのは全国初という。
この事件は95年秋に山口県下関市の海水浴場で男性の頭部が見つかり、同市出身の大阪市西淀川区、無職吉田卓三さん(当時37歳)と判明。県警が父親の吉田富一容疑者(同74歳)を死体損壊・遺棄の疑いで指名手配した。県警によると、吉田容疑者は95年10~11月、何らかの方法で卓三さんを殺害し、北九州市小倉北区の自宅で遺体を切断し、海に遺棄した疑い。県警は長年、容疑者の行方を追っていたが、昨年9月で100歳となったため、死亡したとみて送検し、捜査を事実上終結させたという。