今年に入って新潟県内の還付金詐欺の被害が急増し、3月末時点の認知件数が14件(暫定値)、被害額が約1250万円(同)で、いずれも昨年1年間の合計を上回ったことが、新潟県警のまとめでわかった。
県警生活安全企画課によると、昨年は還付金詐欺の被害が1~3月には認知されず、年間件数は11件、被害額は850万円だった。今年1月から増加傾向がみられ、特に3月は認知件数8件、被害額約700万円と激増した。60歳以上の女性の被害が目立つという。
同課の脇屋栄・安全安心推進室長は「携帯電話で通話しながらATMを操作する人を見かけたら、すぐに警察などに連絡してほしい」と呼びかけている。
被害の増加を受け、新潟西署は1日、第四北越銀行内野支店(新潟市西区)で、来店客にチラシなどを配り、還付金詐欺への注意を促した。同署管内では、今年はまだ被害が確認されていないが、県内の被害状況を踏まえ、西区役所とともに被害防止の広報活動を実施した。チラシを受け取った男性(75)は「月に3、4回は怪しい電話がある。親族もだまされかけたことがあるので、家族にも気をつけるように話しておきたい」と話した。