大阪府の吉村洋文知事は6日、大阪府庁で定例会見を行い、地域政党・大阪維新の会代表として、元府知事・元大阪市長の橋下徹氏との法律顧問契約を3月末で解除したと発表した。報道陣の質問に答えた。
弁護士の橋下氏は同党の創設者で、2015年の政界引退後から法律顧問を務めていた。吉村知事は「お互いの合意で終了をいたしました。その後の関係はありません。特段の関係、法的な関係はないということになります」と、橋下氏と維新は今後、無関係であると説明。どちらから“別れ”を切り出したかは「事務的なことは聞いていないが、双方合意の下」とした。
橋下氏はコメンテーターとして活動しており、その発言内容が維新の方針とは異なるケースも多々出てきている。また、今年のMBSテレビ正月番組では橋下氏、松井一郎大阪市長、吉村府知事との3人並びのトークが問題視され、局が「中立性を欠いた」と声明を発表したばかり。
吉村知事は「橋下さん自身は民間人の立場で、自分の信念に基づいて発信をされている。国政政党(日本維新の会)、地域政党(大阪維新の会)は公党ですから。そういった意味では橋下さんの発言がひも付くものでもない。政党として当然、関係はないということになります」と、今後は一線を画すと強調した。
橋下氏への評価に関しては「されてきた改革を僕も身近で見てきました。大阪も少し強くなってきている。政治的手腕は本当にすごいなと思っています。なかなかできないことをされた方。僕が政治家として活動する上で、影響は受けている」と感謝。一方で今後は「政治活動の方針などは大阪維新の会であれば僕が決めますし、日本維新の会であれば、(松井氏の)次の代表が決める。最終的にはそれぞれの代表が責任を負う」と話した。