2002年に東京都文京区のアパートで無職井守きみさん=当時(84)=を殺害したとして強盗殺人などの罪で無期懲役が確定した伊原康介受刑者(42)の再審請求即時抗告審で、東京高裁は7日、再審開始を認めない決定をした。請求を退けた東京地裁決定を支持し、即時抗告を棄却した。弁護側は特別抗告する方針。
弁護側は、井守さんの口に押し込まれたタオルから「真犯人のものと思われる別のDNA型が検出された」と主張していた。大善文男裁判長は、関係のない第三者のDNA型の可能性もあるとして「真犯人のものだとは言えない」と否定。再審開始理由となる新証拠とは認められないと判断した。