路上にくぎ 20台以上の車がパンク被害 故意に置いたか 北九州

北九州市小倉南区の平尾台の県道で9日、路上のくぎを踏んだとみられる車が相次いでパンクしたことが福岡県警小倉南署への取材で明らかになった。被害は少なくとも約20台に上るという。同署は何者かが故意にくぎを置いたとみて器物損壊容疑で捜査している。
現場は日本有数のカルスト台地・平尾台。同署によると9日午前9時以降、約20件の被害通報があった。衝突などの事故は発生していない。通報を受けた署員が正午ごろ、現場道路の亀裂に刺さったくぎ2本を見つけて回収した。うち1本は長さ約8センチだった。【成松秋穂】
くぎをばらまく事件、逮捕者も
北九州市小倉南区の平尾台の福岡県道を通った車が相次いでパンクし、路上にくぎが置かれていたとみられる事件は、県警小倉南署が器物損壊容疑で捜査している。路上にくぎをばらまくなどして車のタイヤをパンクさせる事件は過去にもあり、容疑者が逮捕されたケースもある。
2019年7月には曲がったくぎをばらまいて車のタイヤをパンクさせたとして、山梨県警富士吉田署が当時45歳の無職男性=同県富士河口湖町=を道交法違反(道路における禁止行為)と器物損壊の疑いで逮捕。同署には14年8月~19年5月、同町内で「運転中にくぎを踏んだ」などという通報や相談が約270件寄せられていたという。
13年9月には奈良県警五條署が当時64歳の農業の男性=同県五條市=を器物損壊容疑で逮捕。男性は同署の調べに対し「ストレス解消のため、困らせてやろうと思った」と供述していたという。