12日午後0時15分ごろ、福岡県行橋市草野の小波瀬(おばせ)川の中に、女児(6)が沈んでいるのを福岡県警の警察官が見つけ、その場で死亡が確認された。市内に住む母親から11日夜に「自宅から娘がいなくなった」と110番があり、県警が市内の関係先を捜索していた。県警行橋署によると死因は水死で、遺体に目立った外傷や着衣の乱れが無いことから、同署は事故の可能性が高いとみて調べている。
同署などによると、母親は女児について「11日午前11時ごろまでは自宅にいた」と説明。午前11時半ごろに母親が外出し、別の家族が午後1時半ごろに帰宅した時には、女児の姿は無かったという。現場付近の防犯カメラには、女児が1人で歩く様子が映っていた。女児は12日が小学校の入学式だった。
現場はJR行橋駅から北西に約1・5キロ離れた住宅地。同署によると、現場付近の川幅は約27メートル、水深は約2・5メートルで、遺体は川岸寄りで見つかった。近くに住む女性によると、12日正午ごろから周辺はブルーシートで覆われ、警察官が慌ただしく出入りしていた。女性は「普段は川の底が見えるぐらいの深さで、子どもたちがよく遊んでいた。11日に雨が降り、流れも速かった。周囲に柵もないので危ないと感じていた」と話した。【佐藤緑平、松本昌樹、林大樹】