今夜のお月さまは満月です。アメリカの農事暦では「ピンクムーン」とも呼ばれます(月が実際にピンク色に見えるわけではありません)。今夜は日本列島の広い範囲で晴れて、春のお月見を楽しむことができています。
各地のピンクムーン
神奈川県真鶴町からの投稿
千葉県我孫子市からの投稿「丸い月の真ん中に飛行機。天気がくずれる前に撮れてラッキーでした。」
長野県諏訪市からの投稿「4月の満月ピンクムーンが山から出るところを待って撮影しました。山から出るまでの待ち時間がとても長く感じました。」
4月の満月、アメリカでは”Pink Moon”
農事暦における満月の呼び方
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。農事暦(The Old Farmer’s Almanac)によると、アメリカでは4月の満月を「ピンクムーン(Pink Moon/桃色月)」と呼ぶようです。春の鮮やかなピンク色の花が咲く頃ということに由来するといわれ、実際に月がピンク色に見えるわけではありません。
現象おさらい 満月とは
月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
参考資料など
The Old Farmers’ Almanac国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/eclipsex_l.cgi