打ち上げられた親子クジラ、沖への誘導実らず死ぬ…「台風の強い波に流された」か

16日午前7時50分頃、鹿児島県奄美大島・龍郷町

安木屋場
(あんきゃば)の海岸にクジラが打ち上げられているのを住民が見つけた。連絡を受けた奄美クジラ・イルカ協会のメンバーが、沖に逃がそうと試みたが、強い波に戻され、消波ブロックの近くを漂った後に死んだ。
同協会の興克樹会長によると、コビレゴンドウのメスで体長約3メートル50。波打ち際で救助する際、そばに生後間もないとみられる子ども(メス、体長約1メートル50)もいたが、すでに死んでいた。
コビレゴンドウは普段、沖合10キロほどの海域を回遊しているという。沿岸に来るのは珍しく、興会長は「台風の強い波に流されてきたのではないか」とみている。
奄美大島で今年、クジラやイルカが漂着したのは3例目。