小笠原で絶滅危惧種を傷つけた疑い「釣りしたくて」 2人を書類送検

世界自然遺産・小笠原諸島の国立公園特別保護地区の木や植物を傷付けたとして、警視庁生活環境課は18日、ともに東京都小笠原村に住むペンション従業員の男性(28)と土木作業員の男性(25)を自然公園法違反の疑いで書類送検した。ともに容疑を認め、「どうしても釣りがしたくて、のこぎりやなたを使って木を切ったり折ったりして道をつくった」などと話しているという。
書類送検容疑は2021年9月8~12日、小笠原村母島の小笠原国立公園特別保護地区で、オガサワラビロウやタコノキ、絶滅危惧種のシマモチなど9種類17本をなたで傷付けたなどとしている。
生活環境課によると、2人は数年前に、大型肉食魚「ロウニンアジ(ジャイアントトレバリー)」などを釣るために母島に移住してきたという。「誰も釣ったことがない場所で釣りをしたかった」などと供述している。【高井瞳】