山梨県の関係団体職員を脅して賄賂を受け取ったなどとして、恐喝罪と収賄罪、強要罪に問われた県農政総務課副主査の男(59)の初公判が18日、甲府地裁(三上潤裁判官)であった。被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状などによると、被告は2020年2月と21年12月、県土地改良事業団体連合会の40歳代男性職員に対し、同会が提供する農地情報システムに関する報告書に不備があることから、「指名停止になり、クビになるぞ」と脅し、指導料の名目で現金計8万円を受け取ったとされる。
被告人質問で、男性職員が作成した書類にミスが多く、何度も提出期限を守らなかったことに腹が立ったと説明。書類の修正を手伝い、「ミスをしている男性職員が残業代をもらっていることが悔しくなった。これだけ一生懸命(手伝いを)やっているんだから、少しくらい金をもらってもいいのではないかと思った」と述べた。
次回公判は5月16日で、論告や弁論が行われる。