上司を困らせようと、駅で「切りつけられた」とウソ…養老鉄道の契約社員に懲役1年求刑

岐阜県の養老鉄道大垣駅で「切りつけられた」などとうそを言い、同鉄道の業務を妨害したとして、偽計業務妨害罪に問われた大垣市、同鉄道契約社員の男(33)の初公判が20日、岐阜地裁大垣支部(大畠崇史裁判官)であり、男は起訴事実を認めた。検察側は懲役1年を求刑して結審。判決は5月9日に言い渡される。
起訴状では、男は2月14日午後1時頃、同駅構内で上司に「切りつけられた」などとうそを言い、警察に通報させるなどして、同鉄道社員らの業務を妨害したとしている。
検察側は冒頭陳述で、男は今年3月に運転士の試験を控え、焦っていたと主張。さらに、勤務態度を注意され、虚偽の傷害事件を起こして上司を困らせようとしたと述べた。
論告で検察側は「周辺住民や駅の利用客などに多大な不安を与えた」と強調。弁護側は「一定の社会的制裁を受けた」として、寛大な判決を求めた。