特殊詐欺のメンバーを仲介した詐欺ほう助や、未成年の少女に対する児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われたプロ野球オリックスの元選手、奥浪鏡(きょう)被告(24)=広島県呉市=に対し、神戸地裁は25日、懲役2年6月(求刑・懲役4年)を言い渡した。安達拓裁判官は「性欲や金銭欲のおもむくままの悪質な犯行だ」と指摘した。
「欲望のおもむくままの犯行」
判決などによると、奥浪被告は昨年7月、特殊詐欺グループの関係者に実行役の男を紹介。兵庫県尼崎市の高齢男性2人からキャッシュカードを詐取し、現金計817万円を引き出すなどした犯行を手助けして、約80万円の紹介料を受け取った。また、昨年12月に同県西宮市内で10代の少女を買春するなどした。
奥浪被告は2017年5月、運転免許停止処分中に車を運転して人身事故を起こし、同年8月に球団から契約解除され、18年5月に大阪地裁で有罪判決を受けた。
安達裁判官は判決で「順法精神に相当な問題がある」と厳しく批判した。【望月靖祥】