新年度早々、大阪府東大阪市の約半数の市立小学校で学校給食が提供できなかった問題で、5月23日に全ての学校で給食が再開されることになりました。 東大阪市は4月6日、配送業者が必要なトラックを確保できなかったとして、この業者との契約を解除。その結果、新学期の給食が始まる4月12日以降、市立小学校の約半数の26校で1万2000人分の給食が提供できない状態となっていました。 東大阪市では学校給食センターなどで2社が調理業務を行っていますが、市はこの2社に配送業務も委託することで再開を目指し、先に1社が配送を始め、一部学校では給食が始まっていました。そして5月23日にもう1社でも配送が始まり、ようやく全校で給食が再開されることになりました。 東大阪市はチェック体制を強化するなど再発防止に努めたいとしています。