犬の散歩中の70歳、クマともみ合い川に転落…秋田県全域に出没警報

25日午前4時10分頃、秋田県仙北市田沢湖梅沢で、近くの農業男性(70)がクマに襲われ、腕の骨を折るなど全治3か月の重傷を負った。命に別条はないという。
仙北署の発表によると、男性は犬の散歩中、杉林から現れたクマに額をひっかかれたほか、右肘付近をかまれてもみ合いになり、そのまま2~3メートルほど下の川に転げ落ちた。自宅に戻って自ら119番し、大仙市内の病院に運ばれた。
また、25日午後3時10分頃、北秋田市坊沢の水田で、農業男性(78)がクマに襲われ、顔に大けがを負った。
北秋田署の発表によると、男性は1人で農作業をしていてクマに襲われた。親族が119番し、ドクターヘリで秋田市内の病院に搬送されたという。
クマの被害が増えていることを受け、県は25日、今年度初となるツキノワグマ出没警報を県内全域に発令した。6月30日まで。県自然保護課は「山菜採りなどで入山する際は鈴やラジオで音を出し、できるだけ複数で行動してほしい」と呼びかける。